こんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。
別に修行僧みたいな生活を送らなくても、ものを減らすミニマリズムは本質的な片付けです。
その第一段階が、持ち物を減らすこと。
- 持ち物を減らす
- ものを増やさない習慣を身につける
- ものが増えない→片付くサイクル完成
(シンプルだけど難しい)
という方は、“何をやるのかはっきりしていない”から、そうなっている可能性があります。
(僕が以前、そうだったので)
整理・片付け作業は、片付けを始める前が重要です。
Contents
いきなり片付けられない・捨てられない理由とは?
- そもそも片付けの知識がない
- 片付けの本や情報を入れているのにできない
という2パターンの人がいると思います。
そもそも片付けの知識がない人
片付けって誰にでもできそうなもので、実は知識がないと失敗します。
- 収納を増やすのはNG
- ちょこちょこ捨てないで、まとめて捨てる
みたいな知識を仕入れましょう。
単純に、こんまりさんの(人生がときめく片づけの魔法 改訂版)を1冊読めば十分です。
最初はいろいろ読まないで、1冊だけ読んで実行しましょう。
片付けの本や情報を入れているのにできない人
ものを減らせばいいと分かっているのに減らせない人はこちらかと思います。
思うに
”お金も必要なく簡単にできる片付け方法”
みたいなのを試してしまっていないでしょうか。
そういうリスクが少ない方法は、自分に甘い人には向きません。
現状うまくいってないなら
- もっと厳しい方法、お金をかける方法
方が結果効率的です。
厳しいのはいいとして、お金をかけるといっても何十万もかかるコンサルとかは要りません。
❶捨てるものを、厳しく選定した上で
❷お金を払って、業者にまとめて持っていってもらう
(引越しを機にワンルームのもの丸ごと捨てましたが2~3万でした)
という形で効率良く処分しましょう。
捨てるものを厳しく選別する方法
もう一度、片付けを分解したこの図。
片付けを始める前の
- 捨てるものを選別する
のが難関。ここの解決を考えてみます。
ここで自分に甘く行くと、ものは永遠に減りません。
さて、そこで具体的に何をするかというと
“選別する前に、持つ量を決めてしまう”こと。
例えば、Tシャツは5枚、タオルは全部で6枚…という風に。
あれを残そうではなく、Tシャツは5枚という形。
これを家の中全てのもので考えましょう。
プロジェクト333という服を捨てる方法があるのですが、それを応用した形です。
必要なものは
- 紙
- 鉛筆
だけ。
エコ派な人は、スマホメモでもOKです。
僕は、MindMeisterというメモツールを使います。
注意点は、
部屋のもの何も見ないで考えること(カフェとかでやるのがいいです)
なぜか。
自分で把握できる量以上のものは、片付けられないから持つべきではないからです。
ここで思い出せないものは、本来必要ないです。
部屋でやらない方がいいのは、持ち物と見比べながらやると
と自分に甘くなってしまうから。
自分の部屋のものを見ない代わりに、ここはじっくり時間をかけてやって大丈夫です。
そのメモ用紙がしっかりしてれば、あとは従うのみです。
具体的に部屋のもの全ての量を決める
では、具体的に。
ミニマリストブログを見ていると、“持ち物全部〇〇個、全部紹介”というのをよく見ます。
1個1個ものに注目しないで、同じことを品目でやります。
例えば、下のpdfのような感じです。
(先ほどのMindMeisterというツールでやっています)
自分の1週間を思い出し、必要なものの数を考えます。
- 衣類
- 家具
- 家電
- ガジェット類
- キッチンウェア
- 風呂トイレ洗面所
- 薬系
- 雑貨類
- 筆記具
- 貴重品類
などなど全ての項目を、さらにそれぞれで検討。
(一人暮らしならこれで十分なはず)
数について、わかりやすいので衣服を例にとります。
- 半袖T 5
- 襟付きシャツ 2
- 仕事用ジャケット 1
- ニット・カーディガン 6
- コート 3
- ボトム 4
- 靴 5
- インナー上 5
- パンツ 5
- 靴下 5
- 部屋着上 2
- パジャマ下冬 2
- パジャマ下夏 2
- バックパック 1
- サッカーウェア上下1
条件は
- スーツ着なくていい正社員
- 一人暮らし(と想定)
持ち物の数としては、少なくないです。
一人暮らしの生活を浮かべながら決めているからです。
なぜこの数かというと、洗濯は土曜日にまとめてするから、下着・インナー類は5着欲しい。
「減らしすぎると、家事が手間になる」
ことまで想像しながら“個数”を決めましょう。
しつこいようですが、ものへの愛着でなく“必要な個数”です。
夏着る半袖Tも汗かくので同じく5着。
プライベートと仕事着は同じ。
(ジャケットは、クライアント訪問時用)
実はもっと減らせますが、いきなりだとハードル高いから厳しいようで甘くもしています。
やはり、“何を残すか”という発想でなく“何が何個必要か”数で考えます。
これを、家中のものでやりましょう。
※厳密には、今実家暮らしで洗濯頻度が高いので、僕の持ち物の量はもっと少ないです。一人暮らししてた時の生活を思い出し甘めに設定しています。
ものの個数を決めたら”捨てられない”は終わる
選別する前の、選別する個数を決めたメモ。
これは“絶対の存在”です。
これに逆らうことは何をおいても許されません。
そのメモが絶対の命令なので、それに従って選別すれば具体的に、ものは減ります。
だからこそ、メモ作成は丁寧にやりましょう。
正直、このメモの作成で75%くらいは完了していると言えます。
⓪選別するものの個数を決める→神
↓ここが決まれば、あとシンプル
①選別する(厳しい選別は⓪で終わっている)
②選別したゴミを分別して捨てる(お金を使う)
ですね。
選別と捨てる作業が進まない人に必要なのは“他人の目”と“〆切”です。
友人と作業する
片付けコンサルの方がいいけど、金取るので。
オススメは、ダンボールを使って、使うものだけしまう。
それ以外は処分という状態を作ります。
業者を呼ぶ(〆切を作る)
②のところで、自分で分別して進められる人はその方が安いのでいいです。
でも、めんどうくさがりだから作業進まず、捨てられないのだと思います。
だから、作業の効率化と〆切を作るために業者を呼びます。
また、
となります。
そもそも、一人暮らしのワンルームだとせまくてゴミを置いて置く場所もないです。
(すぐにゴミ出しできる普通ゴミ以外のものも多いだろうから)
だから、一気にやった方が効率的なのは間違いありません。
東京近郊であれば、僕が実際に使ったクローバーズエコがオススメですが、どこでもいいと思います。
(参考:1日で部屋中のモノを処分して、ミニマリストになる方法)
こんまりさんは、ものを捨てるかどうかを“ときめき”で決めていましたが、この方法は“数”で業務的に決めてしまう方法です。
ぼくは数の方が、答えがはっきりしているので自分には合っていました。
ご参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございます。
↓ブログランキング、クリックで応援いただけますと、たいへん励みになります!
↓他の記事も是非!