お金とミニマリスト

終電をなくした時の究極の節約方法

タクシー?

ホテルステイ?

もっと安く、ネットカフェ?

いえ、違います。

答えは、「歩く」です。

(夏場は、公園にステイしてもいいが、蚊がいる)


年末に終電をなくした日の話

年末の感染者がまだ少なかった頃に忘年会に参加した。

その会が終わった頃、終電は無くなっていた。

業務最終日だったが、始発まで飲むことはなく、みんなタクシーで帰った。

目黒か五反田の間くらいだったが、近くに住んでいる人はいなかったので、みんな1万円くらいはかかるはずだ。

ちなみに、後から調べたがうちまでは、深夜料金で12,000円ほどだった。

さて、タクシーで帰るみんなを見送って私は一人。

ネットカフェで過ごせば、諸々込みで2,500円ほどかかるらしい。

うーん。

夏場であれば、公園で過ごしたりするのだが、その日は冷え込んでいた。

すると、お金をかけずに、体を冷やさずに、朝まで過ごす方法は一つしかない。

そう。歩くしかない。

ちょうど始発に駅に着く考え方

せっかく歩くわけだから得したい。

  • 運動になる
  • 節約になる

そんなふうに考えた。

すると、山手線から家の方向に帰るとすると下北沢あたりが、いい。

地図でちらっと道のりを確認すると、1時間半ほど。

始発までは150分くらいあったが、とりあえずゆっくり歩き出した。

歩いていくことはないが、山手通りはときどき使うので、道のりはなんとなくわかっていた。

年末の山手通りには、やはりそれなりに人が歩いている。

ひとりの人もいれば、飲み会帰りに見えるグループもいる。

これから休みに入る喜びもあり、ちょっといい空気。

始発まで歩こうと計画している変わり者はきっと私だけだろう。

飲み会帰りなのもあって、ずっと歩いているとさすがに疲れてくる。

疲れてきたあたりでちょうど現れる、バス停のベンチに腰掛けて少し休む。

寒すぎたのか、思ったより身体も温まっていない。

小休止して、また歩き出す。

これを繰り返していると、下北沢付近にたどり着いた。

まだ、時間には余裕があった。

3駅進むとたった30円だけど、電車賃が安くなるらしい。

時間的にもちょうど良さそうだった。

待っていても体が冷えてしまうので、さらに3駅歩くことにした。

普段、電車で通り過ぎる道も、歩いてみると全然違って見えた。

世田谷らへんって、意外と下町っぽさもあるんだなと。

最終的に、経堂という駅にたどり着いた。

まだ、始発まで少し時間があり、改札のシャッターは閉まっていた。

しかし、意外なことにシャッターの前で始発を待つ人々はたくさんいた。

終電を逃したという人もいただろうけど、大半がビジネスマンに見えた。

そんなに急ぐ事情がある人が、たくさんのいるのか不思議だった。

いろんな駅の始発はこんな感じなのだろうか。

とにかく、1円も使うどころか、電車賃を減らして、無事に始発を迎えた。

歩いて帰った結果

帰りの電車は当然爆睡だったわけだけど、体が冷えていたみたいでとても寒かった。

眠いけど、寒くて、しょっちゅう目覚める感じ。

なんとか家路について、湯船に浸かるといつもより数倍あたたかかった。

体が冷えているから、お湯がありがたい。

そういうわけで、始発まで歩くのは楽ではない。

治安のいい日本じゃなければできないし、歩くとしてもなるべく大通りをお勧めする。

でも、タクシーで帰るでなく、歩くのが当たり前になれば、なんとも思わないかもしれない。

最近読んだ前の本にも似たようなことが書かれていた。

厳しい修行を乗り越えるから、ストイックな生活も当たり前になる。

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そもそも、終電をすぎることなんてめったにないのだけれど。

その会は、楽しいメンバーだったから、別に終電過ぎても気にしなかったのだ。

そういうのもたまにはいいと思う。

全然お金は使わなかったし。

終電を乗り過ごした日に、歩いたというただの日記でした。



それでは、お読みいただきありがとうございます。

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