こんにちは。ミニマム志向型コピーライターのゆきたかです。
スパッと、ものを捨てて片付けができるのは、とっても素晴らしい!
ですが、いくら部屋がすっきりしていたとして、
買っちゃ捨て、買っちゃ捨て
しているのは、良い暮らしと言えるのでしょうか。
消費して経済を回している点では良さそうですね。
でも、ミニマルなライフスタイルをいいなと思っているなら、そうしないべき。
“買わない、だから捨てない”
というのは、捨てまくる人よりもエコかもしれないですね。
以前紹介した友人のNくんは持ち物は多いけど、このタイプの人間です。
買わない生活について考えてみました。
ものを買わない習慣は、捨てる時のことを考えれば身につく?
買わない習慣を身につけるためのヒントのひとつは、
“捨てやすさを考えて、物を買うこと”
です。そして、
捨てやすさ=処分するのにかかる手間
です。
手間というのをさらに分解していくと
- 片付けにかかる体力・時間
- お金
の2つになるかと思います。
例えば、洋服を普通ゴミで捨てるとすると
①ゴミ袋を用意する
②ゴミ袋に詰める
③ゴミ捨て場まで、所定の日に持っていく
というステップ。
比較的簡単だし、スーパー袋で捨てるのでお金もほぼかからない。
一方、ノーブランドの格安ギターを手放すとします。(僕の場合)
①メルカリで売れないか探るが、値段もショボいし逆に手間になるから捨てることにする
②コンビニなどで粗大ゴミ券を購入(約500円)
③自治体に連絡し、回収日を予約
④回収日まで待つ
⑤マンションとかだと怒られるので前日とかに、ようやくゴミ捨て場に
結構面倒だし、安ギター捨てるのに500円かかるのもちょっとシャクです。
これが、ブランドギターであればメルカリや中古業者とかでお金になりそうですね。
でもそもそもですよ、
ギター買うときに
「このギターどれくらい大事にするだろう、あと捨てるときどれくらい面倒くさいんだ?」
という視点があれば、そのギター買ったでしょうか。
僕はその視点なかったので、今ギターを持て余しています。
一方、冒頭のNくんの部屋にもギターありますが彼はしょっちゅうジャカジャカするので、そもそも捨てません。
“捨てやすさ”の話から“大事にするか”の話も入ってきて、ややこしくなりました。
話を戻すと、捨てにくさを考えれば
「僕は、安ギターを買いませんでした。」
または
「手放しやすいからといって、ブランドギターを買うほどギターへの情熱はない」
ということで、結局買わなかったと思います。
捨てやすいものの品目はなんだろう
一番捨てやすいものとは当然ですが
“カタチないもの”です。
(柴咲コウの名曲のパロディではない)
つまり、“コト消費”
例えば、電子書籍、サブスクの動画配信サービスなどがこれに当たります。
捨てやすいというか、捨てる必要がないですからね。
紙好きの方が無理にそうする必要はないですが、その紙で買った本は電子書籍で売ってないですか?
主題を“(物理的な)物を買わない”とすると、こういったサービスは有効活用できます。
ものとして捨てやすいもの
では、続いては本当に物質的なもので捨てやすさをみていきます。
自分で探し切らないので、ミニマリストTakeruさんが新書でまとめてくれているので、引用します。
(大量にモノが増えやすいモノ)靴、傘、文房具、郵便物、チラシや新聞、本、書類、レシート、カード類、アクセサリー、ハンガー、衣類、ハンカチ、タオル、化粧品、レジ袋、保存食、ストック、試供品、食器、調理器具、タッパー、掃除道具、インテリア雑貨、電池、医薬品、診察券、工具、充電器、充電ケーブル、など
ミニマリストTakeru. 月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.699-702). Kindle 版.
これらが、ついつい買ってしまうものたち。
この中で、自分の自治体で「普通ゴミで捨てて良いもの」ってどれか自信を持って言えますか?
僕の場合、
- 文房具の一部(鉛筆とか)
- 書類/レシート(リサイクル?)
- 衣類
- ハンカチ・タオル
- 食品類
- 医薬品パッケージ?
くらいです。
他にも、普通ゴミで捨てられるものもあると思います。
が、捨てられるかどうかイチイチ調べるのも面倒臭い。
そうやって考えたら、
「捨てんの面倒そうだし、買うのやめとくか…」
とちょっとでも思えるはずです。
この品目以外のものなんて、捨てるのがさらに面倒なものばっかりです。
(しかも、大きければ大きいほど処分費もかかる)
買う時点で、手放す瞬間の面倒くささを感じましょう。
メンドくせーってなったら、僕らの勝ちです笑
捨てやすい品目を買わなくするためには
一方で、捨てやすそうだったものたち
- 文房具の一部(鉛筆とか)
- 書類/レシート(リサイクル?)
- 衣類
- ハンカチ・タオル
- 食品類
- 医薬品パッケージ?
は、買いまくっていいのか?
といえば、当然そんなことないですよね。
(部屋の片付けやすさ、という観点で言えば、処分しにくいものよりはまし)
むしろ“ものを買わないミニマル”を身につけるための鬼門。
それぞれ買わないようにする方法を考えます。
大きく
- 衣類
- 筆記用具
- 医薬品
- 食品
にわけます。
衣類は多分いちばん増えてしまいがち。
やっかいなものだと思うのであとにします。
筆記用具
- 筆記具以上に便利なツールを使う
- 究極の1本を持つ
筆記具にこだわりない人は、もっと便利なツールを使えばいいのです。
僕にとって、それはMindMeister(マインドマイスター)
マインドマップという樹形図にメモが取れるWebツールです。
便利すぎて、筆記具とメモ紙が圧倒的に減ってエコです。
本当に必要なものしか持たない私が、捨てたものリストご参考ください。
筆記具にこだわる人は。
もうできている方はいいですが、こだわると言うなら究極の1本を。
筆記具好きなのに、やたらと量の多い人は、持ち物の中で自分が本当に好きな究極の1本を選んでください。
それ以外はもう要らないはずなので、今後その筆記具がダメにならない限りは追加で買わないようにしましょう。
医薬品
“使いやすい定位置”をつくることです。
僕の場合、よく使う
- 目薬
- リップバーム
- かゆみ止め(オイラックス)
は常に仕事&プライベートカバン(リュック)のポッケに入れています。
だから、使い切った時は一目瞭然。
また、常に持ち歩いてないと、“ないから買っちゃえ”ってなっちゃうので。
食品
- 冷凍庫をなるべく使わない
- 定番食を作る
一人暮らしだとすれば、そもそも冷蔵庫を買わないという手もありますが極論ではあります。
お弁当を作る主夫/婦は仕方ないですが、なるべく冷凍庫を使わないというのが一つ。
(冷凍食品はまだいいですが、作ったものを弁当以外の用途で冷凍するのは危険)
実家の冷凍庫を見てもフードロス(食品廃棄)はそこから生まれている気がします。
または、定番食を作る方法。
日本人でいうと白飯なのですが。
僕の場合はコーンフレーク。
うちの母親は、鯖の味噌煮缶を毎朝食べていますね。
“飽きない、それ?”と思いますが、白米は別に飽きないですよね?
自分が飽きないで食べられる食品を探せば、よしです。
フードロスも減ります。
衣類
買わない習慣を捨てずに作るのが、正直難しいのが衣類だと思います。
だから、まずは一気に処分しましょう。
際限なく増えるものなので、衣類は“一気に”減ると、増やし過ぎは良くないと意識するようになります。
冒頭の話と矛盾しますが、捨てることで買わなくなるという、不思議なパラドックス。
普通ゴミで捨てられるので、土日など時間を決めて一気にやりましょう。
または、別記事(服を処分しやすくする方法。それは、お金を払って寄付すること!?)で紹介していますが、古着deワクチンという方法もあります。
自分の古着を寄付して、それが回り回ってワクチンとなり、後進国の子どもたちの感染症を防ぎます。
ただし、衣類を溜め込んでいる人が一気に捨てるとゴミ袋10袋ぶんじゃ足りないと思います。
そのため古着deワクチンの寄付袋では、サイズが足りません。
そこで、
- ボロボロまたは明らかに着ないもの→普通ゴミ
- ちょっと迷っているもの、新品に近くて捨てにくいもの→古着de
とすることで、一気に処分しやすくしましょう。
一気に減れば、次にものを買いにくくなります。
他には
- 値札を見るのをやめる(お得だからじゃなくて、欲しいから買う)
- サブスク(エアークローゼットなど)を使う
(買わないために、衣服のサブスクを使うのであれば、一度に借りられる量の少ないエアークローゼットより【Rcawaii】の方がオススメ[女性の場合]。男性はleeapしかない)
がありますが、究極系は制服化を目指すですね。
まあ、一般には極端すぎる考えな気はしますが。
(ぼくは今の服たちを寿命まで使い切ったら制服化予定です)
以上、長くなってしまいました。
それぞれ自分なりに「買わないにはどうすればいいか」と考えてみるだけでも、全然変わってきそうですね。
お読みいただきありがとうございます。
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