実家とミニマリスト

レベル高めの汚部屋で、やる気を吸われていた頃の話

こんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。

汚かった頃の部屋

うん、汚い。

以前の僕の部屋です。(写真は5年以上前?)

片付けない上に、どんどんものを買うので、こんな感じになっていました。

平均床高50cm。高床式部屋。

最深部は1mほどあり、はまると雪山並みに危険です。

布団の上に服がたくさん載っていますが、普通にこれで寝てました

漬物石に、上から潰される夢とか見てました。覚えてないけど。

食料とか持ち込まない寝室(実家の自部屋)でこの汚さでした。

汚部屋検定準1級レベルほどでしょうか。

これが英検だったら、僕は現地で仕事を得られるレベルの汚部屋力です。

さて、

私の部屋の方が汚かったし

という話もあると思います。

そんなあなたは、汚部屋検定1級です。

晴れてゴミ屋敷認定です。おめでとうございます。

はい。

「私の部屋は汚いマウント」はお互い悲しくなるだけなので、やめにしましょう涙。

なぜこんなに汚部屋だったのか?

なぜこんなに部屋が汚かったのか、その心理を考察したいと思います。

糞みたいに汚いですし、本当に糞が落ちていても、気づかないレベルですよね。サイアク。

この写真の時、おそらく大学3〜4年くらいだと思います。

僕の高校は、バイト禁止されていました。

それ故に、大学に入りバイトを始めると、急にお金を手にするわけです。

実家通いで、学費も払ってもらっていたので、バイト成金です。

(奨学金もらっていた方すみません。日本のは奨学金と言いつつローンですよね)

さて、豊かになった時に、人間はどうなるか。

答えは、ご存知の通り消費に走ります。

愚かしい気もしつつ、金銭的に余裕の出たひとは、基本的にそうなる気がしています。

昔の日本人は、ミニマリストであったと言います。

最低限の食事、着物、花鳥風月を愛でる。

しかし、彼らが金銭的余裕を手にした時の振る舞いはどうだったのか、わかりません。

言い方は悪いですが、貧乏がミニマリストに一役買っていたと言えます。

それでも、きっと心は豊かだったのでしょうけど。

汚部屋を育て続けた問題点ズ

そんなこんなで汚部屋野郎になり果てた私。

タイトルの通り、私からやる気を吸ってスクスクと汚部屋は育っていきました。

今考えると当たり前すぎる理由なのですが、気づいてないから汚れていたわけです。

当たり前すぎて、ちょっとCOWCOWを思い出しました。

♪〜あたりまえ体操〜

問題点❶おしゃれじゃないのにファッションに金を使っていた。

せめてオシャレであれ!

と言いたくなりますが、本当にダサくて安くて最悪な服を大量に持っていました

“安物買いの銭失い”の典型パターンです。

本当に、ダサかったですね。地元で一番ダサくて、指さされて

あいつ、ダッセ〜〜

って言われてそうな位ダサかったです。

それさえ自意識過剰ですね。

9割の安くてダサい服と、1割ほど汎用性ある服も買っていたので、未だにいい方の服は着てますね。普通に。

靴は、当時流行っていたティンバーランドのブーツなど履いていました。

今考えると、その重たさも、はき心地もタウンユースに合わない気がしますが、当時の大学生は全員登山家か!という位みんな履いてましたね。

問題点❷気になったものはとりあえず買っていた

僕は、オンラインショッピングの方がもともと多いタイプでした。

大学生になってクレジットカードを手にしてからは、買い物が加速しました。

頼んだ商品が届く前に、なんか別の似たような商品とか買ってましたね。

イかれてる。

しかも、バイトの給料で買えるくらいだから安くて粗悪品でした。

問題点❸セールのものを手にした時の喜び

問題点❷につながるわけですが、セール品を買うとお得な気になってしまいます

これは極端な例ですが、はさみを1個持っているのに、セール品ではさみを手に。

さらにお気に入りブランドが、はさみをセールで出したのではさみを買う。

はさみはあくまで例え話ですが、実家は探せば家中で、はさみ5個以上ありますね

いや、シザーハンズか!ジョニーがデップか!

でも、似たようなことを僕自身が実際にいろいろな商品でやっていたわけです。

セール品を買うときは、

  • 値段が定価でもそれを買うか?
  • そもそも、その商品が今の自分に必要か?

考えて買わないと危険です。

問題点❹部屋が狭いせいにしていた

確かに写真の部屋は5畳しかないので、狭いは狭いのですよ。

冒頭の写真のものを10畳の部屋に置いたらやっぱり汚いと思いますが、5畳よりはスペースあります。

しかし、そうなったときに、どうなるか?

Yukitaka
Yukitaka
あ、なんだ。この部屋まだスペースあるじゃん♪

と愚かしい僕は考え、さらにものを増やしていたことでしょう。

じゃないですよね、本当に。

ドドソソララソ。アタマ、きらきら星か!

問題点❺別にものが多いという意識さえなかった

根本ここですよね。

増えて、増えて、それ位ものがあるのが当然になってしまっている。

母親も持ち物は多いですが、質の良いものを買うタイプではあったので

「いい加減、安物をボロボロ買うのはやめんね!」

とか言ってくれていた気はしますが、全然思い出せません。

実家の部屋なんて、みんなこんなものだろうと思っていましたしね。

この“しね”は“死ね”じゃなくて、「〜だったんですよ〜〜」の“しね”です。

念のため。

そしてある時、気づく

社会人になると、給料が増えるのでさらに贅沢に。

買う量はさすがに増えませんでしたが、買うものの単価が上がった感じですね。

で、港区で一人暮らし。

(関東じゃない方へ:港区は港区女子という勘違い女が住んでいるくらいイケている区です。僕はイケていないウンコぶりぶり港区男子でしたが。)

引越しを機に、最高のレイアウトをつくろうと息巻いていましたが、結果は…。

  • 家賃が高いから、部屋が狭い
  • ものが多い
  • 結果ごちゃつく

という有り様に。

それでも、1年ぐらいは順調にマキシマムに生きていましたが、あるミニマリストのブログを読んだ時に

Yukitaka
Yukitaka
部屋せまくね?てか、もの多くね?
Yukitaka
Yukitaka
金、貯まんなくね?
Yukitaka
Yukitaka
この生活、破綻しねえ?

と気づきました。

これが、2年弱くらい前だったと思います。

正確には記憶していませんが。

以降は、このブログにあるようなミニマル志向に移っていきました。

僕の場合は、形から入った方が成功するので、本を読むことから始めました

本を何冊か読んで、色々なミニマリストのマインドを学びました。

時を同じくして、実家に戻ることになりました。

それをきっかけとして、うまい具合にミニマルライフスタートです。

実家の部屋も汚れていましたが、ミニマル思考が身についていたので問題なし。

今も途中ですが、ゆる〜りとミニマルライフを送っております。

これから片付けを始める人には、昔の僕に共感できましたでしょうか?

共感できたというか、しちゃった方は、控えめに言ってだいぶヤバいです。

ぜひ、これを機にミニマルはじめてみませんか?

ヤバい例の、ご参考になれば幸いです。

ちなみに、この記事を書いていたらなぜか仲のいい友達と話す時のような口調になってしまいました。ヤバみ。

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