こんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。
僕は、職場に近いので東京港区に住んでいましたが、家賃高くてやめました。
現在は、実家暮らしミニマリストとして生きています。
実家=イージーモードと揶揄されますが、効率的なのは間違いありません。
独身で同棲しない場合、
- 職場から90分圏内なら、絶対実家でしょ
- 低収入実家暮らしの方が、高収入一人暮らしより貯金できる
- 実家が地方だとしても、Uターンした方が貯金できる説
を提案するために、自分の出費を比べてみたいと思います。
一人暮らしの時の支出と、実家暮らしの支出を比べる
実家、一人暮らし時代それぞれの属性はこんな感じです。
仕事は同じ職場です。
実家
ベッドタウン(職場まで1時間強)マンションの1室(5畳強)
家賃・光熱費・食費・基本日用品込みで3万円 / 月払います。
駅近で便利な物件ですが、何もない街です。
一人暮らし
東京都港区芝公園、20㎡、風呂トイレ別、9階、独立洗面台・温水便座なし
料理をしないので、食費・外食費がかさみます。
(外食かテイクアウトで買って食べるので)
この場所で、風呂トイレ別・築浅でこの家賃は破格です。
その代わり、全然キラキラしてない場所です。僕は好きでしたけど。
実家 | 一人暮らし(港区) | |
家賃・光熱費 | 30,000円 | 102,000円 |
食費・日用品 | 3,000円 | 30,000円 |
外食費 | 30,000円 | 45,000円 |
サブスク | 5,500円 | 5,500円 |
娯楽交通費 | 15,000円 | 15,000円 |
イレギュラー | ? | ? |
計 | 83,500円+α | 197,500円+α |
※通信費(どちらもWi-Fi無料物件、スマホ社用のみ)、被服費、その他0円
※イレギュラーは、主に旅行費
その差額は、114,000円 / 月でした。
年間にすると、約137万円です。
税金を考えたら、年収では200万くらいの差がついていると言えます。
「職場から90分圏内なら、絶対実家説」
「低収入実家暮らしの方が、高収入一人暮らしより貯金できる説」
「実家が地方だとしても、Uターンした方が貯金できる説」
証明か。
ちなみに
と感じたあなた。
単身世帯の平均支出は16.3万円です(総務省, 2019)。
確かに僕の方が使っていますが、家賃光熱費を見てください。
全国平均なので家賃+光熱費3.2万円で計算されています。
僕と7万円差です。
家賃光熱費除けば、僕の方が4万円ほど支出が低い計算です。
僕の部屋の家賃は、都心の平均価格より安く、23区全体の平均と同じかちょっと上くらいだと思います。
(もちろんもっと安い部屋探せばいっぱいありますが)
僕の部屋を平均とすると、東京で一人暮らしする平均支出は月23.3万円ほど。
年間支出279.6万円。
貯金0だとしても、最低年収360万円必要な計算になります。
実家が職場から90分圏内の独身の場合
東京都で暮らす最低年収目安が360万円です。
一方、東京都で働く20代の平均年収は平均年収.jpによると
20代の平均年収:379万円
【年齢】
20~24歳:326万円
25~29歳:431万円
こうなると、平均的に若者の独身東京一人暮らしは貯金できない計算になります。
(しかも総務書のデータ、平均的支出と言いつつ結構ストイックな構成な気がしますよ)
まあ、出費が少ないミニマリストですから平均値を見ることはナンセンスですが。
何が言いたいかというと、もしあなたが独身の20代だとするならば
ということです。
なんだか偉そうですみませんですが。
「職場から90分圏内なら、絶対実家説」
ですね。
貯金ほぼ0のあなたが実家に帰るだけで、年間137万円貯金できるようになります。
(金額は僕の場合なのですが、都心→実家なら、みんな大体そんなものでしょう)
年収が20代平均の379万円の人は、実家に帰れば体感的に年収570万程度になります。
- 年収を380万→570万にする
- なんの努力もせず、実家に帰る
どっちが簡単でしょうか。
「低収入実家暮らしの方が、高収入一人暮らしより貯金できる説」
立証でよろしいですか?
努力もせずと言いましたが、親との関係地を保っておく必要はありですね。
実家が職場から通えない距離にある場合
今の仕事が好きなのであれば、全く問題なし。
または、仕事は嫌いだけど、恋人とか友達とか今の土地にいて移りたくないのもよし。
でも、そうでないなら「実家にUターン」という選択肢もありと思います。
日本は集権的なところがあるので、大都市圏にいた方が、圧倒的に雇用が有利なのは間違いありませんが。
では、話戻すと東京で570万稼げる人間が、地元に帰って380万稼げるでしょうか。
(上で話した通り、東京一人暮らしで年収570万は、実家暮らし380万相当)
先ほどと同じソースで地域差を見てみましょう。
東京20代と仮に鳥取20代の平均年収を比べると下のようになります。
(一番人口の低い都道府県ということで鳥取。年収が一番低い場所という意味ではありません)
20代の平均年収
東京:379万
鳥取:286.2万円
全国平均:346万円
同じく手取り額に換算すると、
東京:297万
鳥取:226万
全国平均:271万
東京と鳥取の差は、年収で93万、手取りで71万の差になります。
月々の出費を僕の出費に合わせると、東京一人暮らし19.75万、実家8.35万。
つまり僕の場合、年間の貯金額はこうなります。
東京一人暮らし:年60万の貯金
鳥取実家暮らし:年125.8万の貯金
皮算用ですが「実家が地方だとしても、Uターンした方が貯金できる説」は正しいのではないでしょうか。
ただ、実際のところ僕の職種は、ほぼ大都市圏にしかない仕事なので、同じ仕事が地方で得られるかは不明です。
それなりに職種も制限されてしまうかもしれません。
あと、地元に帰りたくないみたいな事情もあるかもしれませんし。
あくまで効率論とお考えください。
もし今の仕事を別に気に入っていないなら、Uターンする選択肢もあるということです。
実家在住に関するお金の事情まとめ
職場から90分圏内なら、絶対実家でしょ
通勤分時間とプライベートを失い、年間137万と健康的な食事が手に入ります。
低収入実家暮らしの方が、高収入一人暮らしより貯金できる
実家暮らし年収380万と東京一人暮らし570万は、同等の生活レベル
実家が地方だとしても、Uターンした方が貯金できる説
東京で一人暮らしするより、地方で実家暮らしの方が、賃金差を考慮しても月5万程度余裕がある。
さて、独身のあなたはこの数字を見た上で、どちらの方が魅力的でしょうか。
ちなみに僕は、一人暮らしで実家暮らしレベルの貯金ができるのが一番だと思います笑
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