“お金を増やすにはどうすればいいんだろう?”
誰でも、一度は考えることと思います。
会社員のような一定の収入がある人がお金を増やすには、
①収入を増やす
②支出を減らす
という、ごくごく当たり前の方法が考えられます。
そして、ミニマリズムなライフスタイルを送っていると、意図せずして②支出が減っていくことになります。
つまり、ミニマリストはお金に悩まされないライフスタイルと言えます。
もう少し深ぼって考えてみましょう。
By拝金主義クリエイター&ミニマリスト
金持ち父さんとミニマリスト
上記の「①収入を増やす」ですが、何も転職したりしてサラリーを上げていくに限った話ではありません。
お金に関する良書金持ち父さん 貧乏父さんという本があります。
キャッチーな題名に惹かれて、ぼくは初版を小学生で読んでました。
(どんな小学生だ)
そして、久々掘り起こして読んでみると当時不明だった箇所がよりクリアになって理解できました。
単純にストーリーが面白い、、、というのは一旦置いておいて。
金持ち父さんによると、お金持ちは
お金のために働かず、お金を働かせる人
のことであると述べられています。
例えば、得たサラリーを何よりもまずは働かせる(投資に回す)ことで増やす。
そして、増やしたお金をさらに働かせ、倍々にしていくというのが金持ち父さんの理論です。
ある種、社会保障などに依存せず、金銭的に自立している(自分で増やす!)とも言える方法です。
しかし夢物語に見えますし、実際にかなりの知識、トライ&エラーそして運が求められると思いますが、うまくいけば大きな報酬を得られます。
そのため、私のような凡人には一般的なマネーハックとは言えません。
そこで、②の支出を減らすという方向に舵を切ることになります。
②の支出を減らすは、自分の努力によって100%達成することが可能です。
①の収入を増やすのように、株価のような外的要因を受けないからです。
ここで「ミニマリスト」のコンセプトの登場です。
モノやコト(サービス)を買わない、使いすぎないから、当然支出が減っていきます。
節約は、あくまでミニマリストなライフスタイルから得られる結果の一つに過ぎません。
消費は減ってるはずなのに、より幸せに思うのがミニマリスト的な感じです。
なので、反対にミニマリスト興味ないけど、とにかく節約したい人も、ミニマリストのコンセプトを積極的に取り入れましょう。
漠然と「節約・支出を減らそう」としても難しいから、ミニマリストのコンセプトから節約マインドを学びましょうということです。
ご興味持った方は、オススメ本まとめ記事を書いているので、1冊まずは読んでみてください。
(1冊目は、ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –がおすすめ)
ミニマリストなら、お金をNISAで遊ばせよう
で、ミニマリストになって貯金を増やすことに成功すると、今度はお金を働かせる余裕が出てくるわけです。
上記通り、ミニマリストにとって貯金はミニマリズムの副産物でしかないので、それを働かせて増やすという発想自体ちょっとコンセプトと違いますが。
普通の人なら、もし貯金があれば株式運用でもして増やしたいとは考えます(でも、リスクは負いたくない)。
そんな人(というか僕)のために、リスクを少なく何も考えずお金を運用する方法は難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!という本に述べられています。
日本のインデックス投資信託と欧米の投資信託を50:50で購入して、ずっとほっておく
お金に全く詳しくなく、勉強もしたくない人のために簡単に言います。
投資信託は株の買い方の一つで、お金をプロに貸して運用して増やしてもらうこと。
そして、上記のような買い方をすると基本的に年間5%の利益を得られる。
(絶対ではなく、確率的に年平均5%ずつ上がっていくということです)
なのでこれは、
何にも知らない素人が、爆発的には増やせないけど低リスクで年5%ずつ貯金が増えていく方法
です。
例えば、100万円の貯金を20年間置いておける余裕があるとします。
すると、その100万円をメガバンクの普通預金にでも放置していた場合、利息はほぼつかず、
100万円は→(20年後)約100万円です。
それが、この方法で運用すると
100万円は→(20年後)約229万8510円です。
計算方法はシンプルですが、ちんぷんかんぷんな人は読み飛ばしてください
《計算方法》
NISAで5年間運用、のち15年運用したとして
100万×(1.05×1.05…5年)×(1.04×1.04×…15年)=約229万8510です。
ポイントは、タイトルにも入っているNISAです。
株式投資は、利益の約20%が税金で持って行かれます。
そして、NISAは年間120万円購入分まで、5年間税金免除のシステム。
なので、5年間は利益平均5%/年、次の15年は税金が20%引かれて利益平均4%/年の計算。
あとは、単純な算数ですね。
今回オススメなのがこのNISA。
実は、100万円をこの方法で20年間放って置いたとして利益はそんなに変わりません。
(NISAあり)
約229万8510円
(NISAなし)
約219万1100円
20年で約10万円、まあ大きいと言えば大きい?
利益的にも得なのですが、それ以上にいいのが年間120万円の手頃感。
月10万円って、ミニマリスト会社員にとっては、ちょうどいい貯金額だと思うんですよね。
別に貯める気が無くても、貯まっている貯金があるならこの方法で、お金を遊ばせてみませんか?
ぼくは、この方法でお金にちょっと働いてもらっています。
お金を銀行の普通口座に置きっぱの人は金持ち父さん的には「あーあ」って感じの目で見られます笑
ミニマリスト的には、お金に踊らされたくないという気持ちもありますがこの方法なら、ずっと放置で大丈夫なので心的負担も少なめ笑
で、この方法のいちばんの問題は、その月10万円も貯め続けること。
さらっと語っていますが、月10万円貯められるか!って方も多いと思います。
でも、確率的には低リスクですし、なんか目指せそうな気、しませんか?
もちろん、それでも月10万円貯め続けるのなんて無理じゃボケという方には当てはまらない方法ですが、興味ある方は是非試してみてください。
※本にも書いてますが、あくまで年平均5%は確率論でしかないので責任はご自身で。
では、具体的なぼくの運用方法です。
楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジ
2020年4月現在で、一番普通預金の利率がいいのはネットバンクあおぞら銀行のBANK支店。
普通預金利率が、なんと0.2%/年。
その辺の銀行の定期預金の利率より圧倒的にいいですね。
100万円預けていたとすると、1年後0.2%の利率がつき2000円、利益へ税金が20%かかり、最終的には1600円利息がもらえます。
しかしながら、僕のオススメは楽天銀行の普通預金。
楽天銀行と楽天証券の口座をどちらも作成して、二つを連携させれば、楽天銀行の普通預金利率は0.1%/年になります。
あおぞら銀行には及びませんが、普通預金の利率としては依然かなりの高水準。
しかも、先ほどのNISA運用するのであれば、楽天銀行と楽天証券での運用が圧倒的に楽です。
先ほどの本に書かれていますが、投資信託を購入するには、まず窓口の証券口座が必要になります。
有名どころは、楽天証券、SBI証券などです。
で、基本は株券を買うために銀行口座から証券口座にお金を移して購入しなきゃいけないわけです。
しかし、楽天のマネーブリッジを使えば、楽天銀行の普通預金からそのまま証券口座で購入が可能。
いちいち振込・送金手数料もかからず、そもそもめっちゃ楽。
今回は割愛しますが、楽天証券はiDeCo(確定拠出年金)口座もつくれます。
楽天銀行と楽天証券の口座の組み合わせが、自分的には一番です。
最後にそもそも論として、冒頭の支出を減らして貯金を増やす方法にもどります。
「ミニマリストになる」に合わせて、ぼくは「支出を把握する」ということをしました。
月10万貯めるために参考になればと思いますが、
その方法に関しては、すこし長くなったので別記事にて説明させていただければ..。
なんかいやらしく先っちょだけ触れてすみません。
(追記)記事書きました。
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参考資料
今回の参考文献です。
読み物として単純に面白いので、ご興味ある方は是非!
日本語版だとKindleで売っていないみたいなので、英語で読める方は、英語版で!。