2021年の全出費は435,669円でした。
私は独身実家暮らしなので、再現性はご容赦ください。
そもそも、いろんなライフスタイルの中で独身実家が出費を最小にするものだと思っているので、仕方ないのですが。
とはいえ今回の支出を減らしていく方法は、それぞれのライフスタイルでも基本的に変わらないと思います。
Contents
年間支出を減らすには生活費を年間ベースで考える必要がある
サブスクは確かに便利だし、得に見えます。
しかし、私はそれを月額マジックと考えています。
例えば、スマホがいい例。
(ちなみに、ここで言うサブスクとは月額〇〇という支払い方をするもの。スマホ代、家賃などまで含まれる)
最近3大キャリアも安くなってきており、格安プランは20GBで3,000円弱。仮に、3,000円とします。
それ、年間にならすと36,000円です。
人生80年とすると、288万円です。
ここまでは大げさだとしても、月額の安さに騙されてはいけません。
「今年、使用するために36,000円」と考えましょう。
こう考えると、ちまたの節約本で言われている「固定費を減らそう」という話の大切さが分かると思います。
36,000円なら、よくはないんですけど、まだいいですよ。
一人暮らしに人気の23区北部や西部の部屋は8万円ほどが相場になります。
(あくまで相場なので、探せばワンルームでも、安い部屋も高い部屋もある)
年間にならすと、なんと96万円。
まあ、家賃に関してはかかるという認識があるから、みんな気にすると思いますが、5,000円落とせば年間6万円の差です。
月額マジックは、売り手側の安く見せるための戦術です。
一度、年間支出に置き換えて、その価値があるのかないのか、見極めましょう。
後述しますが、年にならすことで減らすポイントも見極めやすくなります。
ちなみに、おなじ区内でも、なぜか安い場所はある
ちなみにの話なので、次の章に飛ばしていただいても。
人が死んでいるとかでなく、同じ区内で、同じグレードに見えてなぜか家賃には差があります。
それは、マンションオーナーが家賃を決めているからなのですが。
例えば、浪費家時代の私は東京港区(家賃相場12.9万円)に住んでいました。
私の部屋は、9階ワンルーム風呂トイレ別、築15年以内、高速インターネット無料で9.2万円でした。
場所は芝大門/芝公園エリアなので、港区の中で平均的な家賃の場所だと思います。
(また徒歩10分圏内に最寄駅が5駅以上ある超便利物件だった)
私は更新せずちょうど2年で出たのですが、契約更新通知には値上げして9.6万円を提示されていました。
オーナーが値付けをミスって安くなっていたのかもしれません。
まずは、1年間、買い物帳をつける
自分の年間ベースの出費を知るために、まずは1年間全ての買い物に対して記録をつけます。
むだな物を減らすことにも、一役買うので、品目ごとにつけるとより良いと思います。
品目ごとっていうのは、本当にリップクリームとか目薬とか、そのレベルで各品目です。
すると、目薬には年間いくら、リップには年間いくら、など予算感がわかります。
ルーティーン化するために、同じものを使い続けます。
(同じものを使っておけば、年間で出費を調べなくても、目薬は1個2ヶ月、リップは3ヶ月など計算も立てやすい)
目薬はこだわりないので、安いやつ。リップはメンソールがいいのでこれ。
amazonだと高いのですが、地元のドラッグストアだとどちらも200円ほど。
まあ私は独身実家暮らしなので出費を各品目まで絞れるのですが、一人暮らし以上になると買い物もふえるし、計上が若干面倒くさそうですが。
純度の高い節約をするには、それくらいやってしかるべきかとは思います。
買わない習慣が身につく
品目ごとにエクセルをつけるのは面倒です。
しかし逆説的に見れば、買い物が増えるとエクセル記入が面倒になるので、買い物を減らしましょう。
年間支出を落とす前提として、そもそも無駄な買い物が少ない必要があります。
具体的に年間の出費を3種類に分類して可視化してみる
では具体的に、私の2021年の支出から、分かる範囲で2022年にお金のかかる品目を見てみましょう。
各品目を3種類、絶対固定費、来年の固定費、変動費にわけて、考えてみます。
絶対固定費は、基本2021年支出と同じ。
来年の固定費、変動費は2021年の支出をベースに、調整。
絶対固定費:いつも使っているもの、購入しているもの。2021年の支出から算出できる。
- 家賃・光熱費・食費:年間240,0000円
- スマホ(0):年間440円〜
- アマプラ:年間4,900円
- ブログ関係:年間19,580円
- 目薬:年間1,617円(7個)
- リップクリーム:年間約750円(3本)
- 化粧水:年間1,440円(3本)
- エリエールティッシュ:年間約5,000円(8ケース)
計:273,727円
ブログはちょっと収益があってトントンくらいなので、ここに含めなくてもいいと思いますが。
また、月額型サブスクは最小限に絞って、アマプラのみ。
スマホは契約したてですが、原則無料で使用しています。
来年の固定費:毎年ではないが、2022年だけ支出予定のもの
- TOEIC受験料:7810円
- TOEIC教材費:約5000円
- その他資格/試験費用:約150,000円〜
計:162,810円
まだ未定なのですが、大学院に入り直そうと考えています。
そのおかげで、TOEIC受験に試験考査料など出費多めです。
うまくいったら、2023年は学費がシャレにならん。
この計画が頓挫したら、むしろ支出的にはかなり減りますが。
変動費:コントロール可能だが、生活のクオリティを上げるために必要。予算は2021年の支出をベースに調整。予算を超えるようであれば、それ以上は使わないほうがいいラインを、予算に定める。
- その他ドラッグストア関係:3,000円
- キャンドル費:2,500円
- サウナ費:年間5,700円 (750円:2/11、2/26、3/26、6/11、11/26 650円:3/11、8/26、11/11)
- 漫画:年間20,000円
- 本/新聞雑誌:3,000円
- 有料記事(note):10,000円
- 飲み代:18,000円(3回)→30,000円(5回)で計上
- 交通費:8,000円
- 旅行費:20,000円(1回)
- 外食費:5,000円
- 病院/薬費:15,000円
- 被服費:0円
- ギフト費:2,500円
計:124,700円
2021年は外出がそもそも少なかったので、飲み会、外食も抑えめです。
飲み会は3回→5回で計算しています。
また、腰痛と皮膚炎(薬もらうのに処方箋いる)があって、何回か病院に行ったのですが、基本年1も行かないので、病院/薬は抑えられるかも。
支出を減らしていくとしたらどの項目になっていくのか
年間で見て額が大きい部分を積極的に減らしましょう。
すでに小さい部分を節約しても、雀の涙ですから。
年間の額だけで見ると、以下のあたりでしょうか。
絶対固定費:家賃(24万)、ブログ費(2万)
来年の固定費:試験費用等(15万)
変動費:漫画/本/記事(3.5万)、病院・薬(1.5万)、旅行(2万)、飲み(3万)
まずは、絶対固定費をチェックしましょう。
1万円を超えているものは改善の余地と意味があると思います。
例えば、月額5,000円のスマホプランの人が、2,500円にすれば、年60,000円→30,000円に。
私の場合は正直、固定費の方は最小にしているつもりなので、基本的に減らせるのは変動費です。
単純に、旅行や飲み会の回数を減らすとかね。
仮に旅行を減らせば、そのぶんの時間を勉強にも回せますし。
んー…。
さて、私の出費はすでにスリムなので悪い例となりましたが笑
年ならしをやってみると、結構無駄な出費が見えて来るはずですよ。
生活費を落としていく年間ならし方法論まとめ
- まずは、1年間、品目ごとに買い物帳をつける
- 品目の出費を年間ベースにならす
- 3種類(絶対固定費、来年の固定費、変動費)に分類
- 年額の大きかったものを減らせないか調整
結局大きいのは「自分の出費を把握できているか」であって、1の全買い物の把握ができれば、減らしていくのは難しくないと思います。
来年も出費が増えますが、なんとか年60万以内に抑えていきたいところです。
それでは、お読みいただきありがとうございます。
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