こんにちは。人生投資型ミニマリストのゆきたかです。
カル・ニューポートの人気著書デジタル・ミニマリストを読みました。
(2024/11/21 06:00:03時点 Amazon調べ-詳細)
前に、本当のミニマリストはブログやSNSなんかやらない?という記事を書いた時に、図書館で予約していてようやく読めた格好です。
Contents
まず、この記事は矛盾している
この記事自体がブログであり、デジタルコンテンツなので、
「デジタルデトックスするならまず、この記事を読まないべきでは?」
というツッコミは、まさにその通り。
先に保身しておきます笑
いまの僕の気持ち的には、
と考えています。
平たくいうと”よほどの理由がなければ、デジタルデトックスなんか必要ねえ”というスタンスです。
僕の現在の行動原理は、支出がミニマルか否かなため、時間は無駄にするけど、お金は無駄にしないコンテンツは別にいいのです。
デジタル・ミニマリストについて
前置きが長くなりました。
著書の紹介(他のミニマリスト本もあります)は、下記の記事をご参照ください。
本自体は意外だったのですが、海外の大学教授が書いた文で、引用多めの論文系です。
(論文とするなら、かなりカジュアルな内容ではありますが)
内容面では主に
- SNSの依存性
- テクノロジーとの付き合い方
- 孤独に考える時間を持とう
- SNS時間をリアルの会話の時間に
などのトピックに触れています。
主なテーマはSNSをデトックスすること。
SNSをデトックスするには?
プライベートでのSNSの使い方。
(もし、ビジネスでも使っている方は一旦置いておきます。著書の中では同列に扱っていた気がしますが、図書館に本返しちゃったので確認できません)
SNS自体が考えると当たり前ですが、使ってもらった方が儲かるので、Facebookもツイッターも使用者が中毒になるように設計しているとのこと。
ザッカーバーグ目線で考えると、そりゃそうですよね。
ちなみに、著者のカル・ニューポートも僕も同じなのは、ほとんどSNSをやらないことです。
僕は、Facebook、ツイッター、インスタなどアカウントは持っていますが、ほとんど触りません。
だから、僕がSNSを特に好きじゃない理由を述べときます。
この3つの中で、ツイッター、インスタは近く、Facebookは別だと思っています。
受信
Facebookは基本リアルの友人とつながっているので、オープンだけど半クローズ。
友人と会わずして友人の状況がわかります。
結局、Facebookにしょっちゅう投稿する人の状況しかわかりませんが。
また、Facebookが単純にリアルグループの連絡版になっていることもあります。
(仲良い友人とはLINEで連絡を取るので、色々な人が参加するフットサルチームや卒業ゼミなどのグループみたいな感じです。結果ほぼ見ない→「〇〇開催!」みたいな時に返事できない→怒られる→よりFacebook嫌いに、という悪循環?デトックス的には好循環?も生まれる)
いま、久しぶりにFacebookのタイムラインをみました。
なんか、広告めっちゃ増えましたね。より見る気が起きない…。
仲良い人だとすれば、ときどき連絡取るから知ってるし、そうでもない人の近況なんか興味ありません。
自分が投稿するならわかるけど、見る専門の人で1日1時間とか使っちゃう人いるんでしょうか?
デジタル・ミニマリストに書かれていたのは
「何か、Facebookや他のSNSをみることで自分を向上させる情報を得られるかもしれない。反対に、貴重な情報を見逃しているかもしれない」
という心理でFacebookを見てしまうということ。
そうなる人は、ミニマリズムの基本ですが「足るを知る」が足りていないみたいですね。
話としてはデジタルミニマリズムですが、そういう人は「あれも欲しい、これも必要」と物(特に服などがわかりやすい)に対してもそういった向き合い方をしていないでしょうか。
物を減らしていくと、ミニマリズムが楽しくなってくるので、デジタルミニマリズムできない人は物を減らすことからスタートしてみては?
発信
反対に、「なるほどな」という使い方でいうと、フリーランスや起業した友人が自分の事業を説明していました。
基本がリアルでつながっている人たちなので、結構ビジネスに繋がるんじゃないかなと思いました。
知り合いだから、ダマシも少ないでしょうし。
(カルト的な何かにハマっていそうな人は、こっそりフェードアウトすればよし)
「こんなビジネス始めたんです」で興味を持ってもらえるのはいいかもですね。
まとめると、“一方的な発信はいいけど、受信しない”がいいんじゃないでしょうか。
いいね、をやり始めると受信の沼にはまるので、いいねはしない方が賢明ですね。
Twitter、Instagram、ネットサーフィン(死語?)
本名でやっていて、リアル友達ともつながっている部分はFacebookと同じだと思います。
僕は、インスタはリアル友達としかつながっていないので、Facebookと同じです。結果、見ません。
発信
Twitter発信もFacebookと同じくビジネス的な使い方があります。
(頭の中に金しかない今の僕からすると、金の匂いなく不特定多数の匿名の人たちに発信し続けるのは、反対に不思議に思います)
しかし、Facebookと違って不特定多数の人に発信が飛んでしまうので、Facebookであれば
「あー、なんか新しいことやってんなー」
と友人が温かく見守ってくれて済むものが、twitterなどでは知らないアンチ野郎が絡んでくるリスクもあります。
ブログ読んでもらいたい(その裏には収益がある)とかでなければ、わざわざ発信する意味もないし、他人の憂さ晴らしに付き合う必要もありません。
嫌な面ばかりを見るようにすれば、Twitterなんかやりたくなくなります。
受信
検索はGoogleだけでなく、TwitterやYouTubeやインスタでもする時代です。
だから、受信だとしても、自分が調べようと思ってする検索的な使い方ならいいんじゃないでしょうか。
時間を食いがちなのは目的はないけど、とりあえず自分のタイムラインを見にいく“受動的受信”です。
または、ブログも同じですが、情報を得ようとするなら自分のお気に入りの人を見つけて、その人の投稿だけ追うとかですね。
でもブログに比べるとやっぱりSNSは周りから余計な情報が入ってくるので、鬱陶しいです。
この辺は、デジタルミニマリストの本の中にも書いていましたので、ご一読を。
そもそも、SNSもブログも時間潰したって良くない?
冒頭に書いた通り“支出”を最優先でミニマルにしたい考えだからです。
こんな記事を書いておいて矛盾しますが、ブログもSNSも読むだけなら1円もかかりません。
他のアクティビティをするより、よっぽど金もかからないし、エコです。
物を買わない習慣さえあれば、広告にも引っかからないのでSNS問題なしです。
一方、デジタル・ミニマリストの本では、デジタルデトックスした時間をリアルの交流に使おうという話をしています。
しかし、リアルで友人と一度出かければ電車賃に飲み代に、結構お金がかかります。
結論:デジタルデトックスの目的はなんだ
僕のスタンスが「お金かからなければ、なんでもいい」なので、まとまりのない記事になってしまいました。
SNSなどのデジタル習慣は、それ自体はお金かからないので悪いことではないのです。
趣味の欄に「SNS鑑賞」があったっていいでしょう。
リアルで人と関わる方が「高尚」みたいなのは、よく考えるとおかしいですね。
僕の場合、ただ単に“SNSが好きじゃなくて、リアルで数少ない友人と会う方が好き”というだけです。
(お金使いたくないから、よっぽど一緒にいて楽しい人とじゃなきゃ出かけない)
で、SNSを嫌いになるには
- 物を減らすことからミニマリズムを始める
- SNSのストレスばかりを見る(うざい匿名の他人、興味のない友人の友人の自慢)
を意識すれば、SNSなど逆に見たくないものになります。
好きなブロガーのブログは、小説だったり、ビジネス書と同じ感覚で読みます。
実際同じですし。
むしろ無料なので、ブログの方が時間潰しにはいいんじゃないでしょうか。
漫然とデジタルデトックスしてもしょうがない。
そもそもデジタルデトックス自体必要かどうか考えることから始めたいと思います。
お読みいただきありがとうございます。だらだらとすみません。
↓ブログランキング、クリックで応援いただけますと、たいへん励みになります!
↓他の記事も是非!