海外

純ジャパのぼくが、英語力を上げて、留学した方法

こんにちは。三流かつC級未満コピーライターのYukitakaです。

ぼくは語学としての英語や、留学、海外生活にとても興味があります。

海外で働いたり、生活するのってすごい憧れますよね。。

コピーライター的な主題がブレるのでメインのプロフィールに書いていませんが、純ジャパ(日本育ち、海外教育経験なし)から英語を勉強して、オーストラリアの大学に交換留学したこともあります。

先にスコア、海外歴でいうと下記の感じです。

  • ニューヨーク語学短期留学(6週間)
  • オーストラリア交換留学(1年弱):現地大学でデザインを専攻
  • TOEIC:925(豪留学後) TOEFLだと多分、95前後 
  • TOEFL iBT:85(豪留学前/R:21L:21S:19W:24データ消失したため多分)
  • IELTS:6.0(豪留学前/R:6.0L:6.0S:6.0W:5.5)

もともとゼロの状態から、自分なりに英語力をあげて留学した私のプロフィールをまとめさせてくださいませ。

アメリカの大学院にいる元バイト仲間のもとを訪れる

元々、英語だの留学だのとは全く関係のない酒屋さんの配送(サザエさんの三河屋みたいなの)でのバイトで同日入社したバイト仲間(先輩)がいました。

(他のバイト仲間は、バンドマンとか普通のフリーターのわかもの、おじさん、学生とかでした。)

年齢的にはだいぶ上で、当時26,7歳とかの人だったと思います(ぼく19かハタチくらい)。

彼は、早稲田大学のスポーツ科学出身で、スポーツ科学において先進的なアメリカの大学院で学ぶためにフリーターとしてお金を貯めている段階でした。

名門大学を出ているのに、そんなの気にせず好きなことをやってるぜ的な感じの先輩がすごいカッコイイと思ってました。

(元々アメリカ生まれで、小三くらいまで向こうにいた人なので、ビザとか英語力とかは問題ないからすぐ行けるのに、ちゃんと自分でお金貯めてるのも偉いなと)

それで、バイトもほとんど被ってなかったので、そんなに仲良い感じでもなかったのですが「僕も、海外の大学に興味あるので先輩のトコ訪問してもいいですか?」と聞いてみたら「いいよ」と普通に快諾してくれました。

「いや、マジで行きますよ?」というと「いいよ」とやはり快諾。

アメリカの大学院行く人って、心広え〜と思いながら本当に訪れました。

快諾してくれながらも、コイツマジで来たよと思われていただろうなと、思いますが。

そして、アメリカのネブラスカ州で勉強していた先輩の元を訪れました。

ネブラスカ・オマハのダウンタウン<ScottPeckによるPixabayからの画像>

まず、ネブラスカってどこだよという感じでしょうが、その大学にはAthletic Trainingという学科(スポーツ科学?)があり彼のほかにも何人か日本人学生が学んでいました。

アメリカでは、いち大学の部活チームにも、練習後のマッサージや選手のコンディション調整をする人やリソースが揃っています。

もちろん日本に比べてアメリカの大学スポーツがビジネスとして大きな意味を持っているのはあると思いますが、強豪でもないネブラスカ大の各スポーツチームにさえそのような環境が整っているのは驚きです。

先輩も毎日実習に出ては、実地でアスレチックトレーニングを学んで充実しているようでした。

それを見てより、アメリカや海外の大学に「熱量」を感じてワクワクし、自分も留学したくなったのでした。

交換留学に決める

先輩訪問を通して、本格的に留学(中長期で)を考えるようになりました。

検討結果、交換留学で海外に行くことに決めました。

大学間の交換留学とは、自分が日本で通っている大学が提携している海外の大学に、日本の大学に所属しながら1年ほど留学する制度です。

試験にパスするために、現地大学に正規で入れるくらいの英語力(TOEFL, IELTSのスコア)が求められるためハードルは高めです。

そのぶん、交換留学にした理由と利点は、2つあり

  • 学費が安く行ける
  • 1年間だけ、現地の大学で学べる

①学費に関して

留学している間の学費は現地大学の学費ではなく、自分が所属する日本の大学に納入します。

例えば、アメリカの大学は学費だけで年間200万〜300万円ほどかかってしまうので、それを払わずに大学留学できるのは費用面で大きいです。

②1年間だけ学べる

正規留学では、学部で3~4年、大学院(Masters)で2年卒業にかかります。

費用面で、毎年300万+生活費ってもう奨学金もらえなければ、そもそもやってけないですよね。

それでも自分がやりたい仕事を海外でやるためには、ビザの関係もあるので現地大学を出た方がいいと思いますが、ぼくの場合「なんか海外でちょっと学んでみたいな〜」くらいな感じだったので、時間的にも費用的にも1年くらいがちょうどよかったのです。

ニューヨークに語学短期留学

というわけで、交換留学に参加するためにTOEFLかIELTSのスコアを出す必要がありました。

しかし英語は、大学受験勉強以来まったくしていなかったので一から学び始めました(センター入試で英語8割くらい)。

よくわからないのでまず、TOEFL iBTを受験し120点中45という、うんちなスコアを獲得。

目標スコアが80なので全然足りません。ヤバイ。

もうこれは、一回語学留学するしかないねと考えて、せっかくなのでニューヨークを選びました

6週間ほどの滞在でしたし、特に遊びまわってもいなかったのですが、なんかめっちゃよかったです。

大学の専攻がデザインなのもあって、街とかモノのデザインとかが、すごいよかったです。

MoMAとかグッゲンハイム美術館もそうですが、普通の街歩きがもう楽しいです。

語学学校も何も知らずに行きましたが、SOHO近くのEast Villageにあり雰囲気とてもよかったです。

東京もいいけど、ニューヨークはやっぱ非日常感あってすごいいいです。

大学の夏休みに、ネブラスカへ行き、春休みにニューヨーク、その後のTOEFL iBTでは77を獲得。

一気に目標まで近づきました。

レアジョブでひたすら基礎英会話を鍛える

テストスコアは伸びてきた一方で、単純な英語でのコミュニケーションは全然でした。

いくらTOEFLが日本の試験に比べると実践的とはいえ、アカデミックな英語なので日常会話は全く別物でした。

ニューヨークでは語学学校にいる非ネイティブの学生達との会話でさえ苦労していました。

もう、ネイティブの話している内容なんてチンプンカンプンです。

人によるのか分かりませんが、僕の場合スピーキングはそんなに問題ないのですが、リスニングが全然ダメでした(実際TOEFLでもリスニングが一番苦手)。

相手が何言っているかわからないと、話が噛み合わなくなってしまうので、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの中で大事なのってリスニングだと思います。

そこで、英会話力をきたえるためにニューヨークの語学学校で一緒だった日本人に教えてもらったレアジョブを帰国後スタート(当時はオンライン英会話もまだ珍しくレアジョブ英会話くらいだった) しました。

学生で時間に余裕があったこともあり、毎日朝起きたらレアジョブというのをルーティーン化し、1日2コマ1時間英会話を続けました。

反対に、TOEFLの点数はここから伸びませんでしたが、基礎的なコミュニケーション(リスニングと考えずにスムーズにスピーキングできるように)はここで大きく伸びました。

ルーティーン化できたのがやはり大きかったです。累計で600時間くらい使ってました。

サブスクリプションなので、サボらないほどお得ですし。

「フィリピン人の英語って大丈夫?」って話も時々聞きますが、とにかく毎日英語に触れることが大事なのと、レアジョブは大卒の先生とかで英語もちゃんとしてるので、少なくともTOEIC950に達していないなら、どんどん使うべきだと思います。


一度無料体験してみて、Daily News Articleという教材を使ってみてわからないところがあったり、会話でコミュニケーションに困るところがあったら、ぜひ続けてみるべきだと思います。

フィリピン人の発音がわかりにくいと思った方は、ネイティブの発音はもっと早くて何言ってるかわからないと感じると思うので、一旦こちらで大丈夫です。

オーストラリアの大学に交換留学

 

大学の提携先で、専攻に合ったアメリカの大学がなかったので、オーストラリアの大学を志望しました。

時期としても、アメリカは秋季始まり、オーストラリアは日本と同じく春季始まりなので、就活の都合的にもよかったです

交換留学試験前のTOEFLで85くらいとれたので、なんとか交換留学できることになりました。

行き先は、シドニーでもメルボルンでもなく、オーストラリア第4の都市、西海岸のパース。

世界一美しい街とも言われる、いい場所です。

のんびりしつつ、都市もあり本当に住みやすい街だと思います。

あと意外なことに、ご飯も美味しくて、現地のワインやクラフトビールは日本にいるより安くて美味しいものが飲めます。

通っていたのは全然いい大学ではないのですが、Performing Arts(舞台芸術)が有名な大学で、ヒュー・ジャックマン先輩笑と同じ大学です。

日本大学の専攻と同じく、デザイン系の授業を受講していました。

“Design Thinking”(デザイン思考)と呼ばれる、ちょっと前にデザイナーに限らず日本のビジネス界でも話題になった、考え方のフレームワークを学ぶ理論的な授業から、”Glass Design”(ガラスデザイン)は日本人がイメージする吹きガラスではなく窯を使ってゆっくりと成形するモノづくりの授業まで幅広く学びました。

Design Thinkingに関しては、ちょっと古いかもですが、日本でも注目の分野なのでそういった授業をとれたことは良かったです。

(参考:TED Talk; Designers — think big! by Tim Brown)

大学の授業は、日本人が一人もいない環境だったのでアウェー感半端ないですが、現地の雰囲気を感じることができました。

最低賃金が良かったので、とりあえず日本食レストランで働いていて日本人の知り合いや日本食には困らなかったので、ホームシックとかはゼロで、むしろ帰りたくなかったです。

海外生活に憧れる現在

一応大学で正規の授業を取っていたこともあり、それなりに英語力は上がっていたようで、帰国して初めて受けたTOEICでは925点でした。

結局、語学留学するより、正規の留学や交換留学で現地の学生と学んでいる方が英語力も上がるみたいです。

その後、普通に就活して広告会社に就職し、今に至ります。

仕事で英語を使う機会は、海外モデルのオーディションをするときに直接話したり、英語のキャッチコピーが必要な時は自分が書いたりしますが、あまり生かされている感じはしません。

今の仕事は好きですが、もっとイングリッシュな環境だったり海外に身を置きたいなと、ときどき考えたりもします。という感じです。

 

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

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