お金とミニマリスト

確定拠出年金とNISA。投資初心者は確定拠出年金を

こんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。

最近、電動歯ブラシのサブスクにハマっています。

お得な制度としてよく

  • ふるさと納税
  • 確定拠出年金
  • NISA

という言葉を聞くと思います。

一番身近なのは、ふるさと納税でしょうか。

データは3年前のものですが、3つの言葉に対する認知度(その言葉を知っているか)のデータ。

(確定拠出年金の認知度は約4割。「日本版401K」「iDeCo」「DC」の別名認知度は2割足らず)

みんなが知っている順に、ふるさと納税>NISA>確定拠出年金でした。

しかし、個人的に得だと思っているのは、反対に確定拠出年金>NISA>ふるさと納税です。

会社員も自営業も専業主婦も関わる話なので、ぜひ。


難しい投資は置いといて、確定拠出年金とNISAだけでいい

言葉の定義でいうと、超簡単にいうと

  • 確定拠出年金:自主的に納める年金。60歳まで下ろせないが、減税があり非課税で投資運用できる。
  • NISA:年間120万円まで、5年間投資の利益が非課税(つみたては、年40万円、20年)
  • ふるさと納税:実質2,000円負担で、たくさん返礼品をもらえる。

簡単じゃないですね笑。説明むずい…

これを見ると、知らない人が読んだら、ふるさと納税はわかるけど、上二つは意味不明ですよね。

それが認知率の低さにつながっているのではと。

ふるさと納税はそんな得じゃない?

ただ、個人的にふるさと納税は別に得ではないと思っています。

確かに2,000円にしては、いい物がたくさんもらえますが、物でもらっても物が増えるだけだし

(一応、最低限の物と暮らすミニマルライフのブログです)

日用品だとしても結構な量だから場所とるし。

(そもそも、ふるさとを応援するという趣旨に日用品の購入って合ってなくないか?とも思います)

金銭面でも、以前は多かった金券ショップで高めに売れるギフト券とかも見なくなりました。

あとは、実質2,000円というのは払った分、税金の返還という形で戻ります。

税金を払っていない人は返金もありません。

ですので、僕が使っているのは、NISAと確定拠出年金です。

確定拠出年金(iDeCo)とNISA

「2ちゃんねる」のひろゆき氏も(ひろゆき「2つの“おいしい制度”も知らず、投資などするな」)にて、

「投資で一発狙いたい」と言っている人に、「iDeCoとNISAは、やってる?」と聞くとやっていないと言われることがある。それどころか、その制度すら知らなかったりする。税制的に個人がトクする仕組みを、わざわざ国が用意しているのだから、利用しない手はない。

と言っています。

反対にいうと、知らない人は損していることになります。

良いところをシンプルにいうと、

①投資で得た利益には、20%程度の税金が常にかかる。NISAも確定拠出年金もこの20%の税金が免除になる(それぞれ細かい条件あり)

で、NISAになくて、確定拠出年金にあるものに

②減税効果(所得税、住民税)

があります。

①せっかく、100万円利益が出ても、もらえるのは常に80万だけ。これが例外的に100万もらえる。

②投資は利益が必ず出るわけではないが、減税は納税者なら100%得する。年収500万程度の会社員が年間25万ほど拠出したら5万円ほど返還される。投資に置き換えると+20%という恐ろしい+率。

(+20%というのは、投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットの年間平均利回りと同じ数字と言われる。つまり、あなたも投資の神様



確定拠出年金がおすすめの人

つまり、確定拠出年金はNISA(投資非課税、しかも期間限定NISAと違い永遠に)とふるさと納税(減税、しかも現金で戻る)を強化し合わせたようなハイブリッド制度。

最強。

確定拠出年金のデメリット?

デメリットを1つ挙げるならば、年金なので「60歳まで下ろせないこと」

これは一般にはネガティブですね。

例えば、

  • 教育費
  • 家、車購入の頭金、資金

などで、まとまったお金が必要な時も下ろせません。

とはいえ、家欲しいなら別で貯金しておくべきだと思いますが。

(言って、確定拠出年金なんて、会社員なら上限月2万円程度なので)

しかしですね、この60歳まで下ろせないこと、僕にとっては全然ネガじゃないんです。

  • 60歳まで下ろせないから強制長期投資
  • 家も車も所有に興味がない(ミニマルライフ)

長期投資の落とし穴は“長期投資を保てないこと”

30年くらい、投資したお金をず〜っと置いておくと確率的にほぼ+になります。(もちろんリスクはある)

でも、ほとんどの人が30年放置できないのが事実のようです。

コロナみたいなことがあって、株価が落ちるとビビって、解約しちゃいますよね。

コロナみたいなの込みでも、30年ほっとくと基本+になります。

だから、下ろせない確定拠出年金では、現金に換える手立てがないので、勝手に長期投資できます。

むしろ、何もしないことが成功に近づく道かと。

詳しくは(ミニマリストが読みたいお金の本5選)。

ちなみに、しいてもう一つデメリットを挙げるならば、減税について。

専業主婦の場合は、そもそも所得税と住民税を払っていないので、減税効果がありません。

(専業主婦がやりたいなら、まずは夫の口座ではじめるのが減税効果もあり得。60歳時点で離婚していない前提)

それくらい。


確定拠出年金がオススメなのは〇〇な人

まとめると、確定拠出年金がオススメなのは、

  • 所得税、住民税を払っているすべての人
  • 長期投資を視野に入れている人(30年とか単位で)
  • 生活費に余裕があって、貯金がある人

などなど。

つまり、「働いているミニマリスト」は、やっとけばとりあえず得します。

僕にはお得しかない。

まとめ:個人型確定拠出年金(iDeCo)と企業型確定拠出年金

確定拠出年金の中にもいろいろ種類があります。

ややこしいので、ざっくり得になるという話だけしてみました。

  • 実際に、確定拠出年金で運用し続けたときの利回りシミュレーション
  • それぞれの確定拠出年金の種類

について、次回書きます。

(追記)書きました。

貯金できない人は、確定拠出年金の複利マジックをこんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。 最近、電動歯ブラシのサブスクにハマっています。 前回記事(確定拠出...

僕は、企業型(所属している会社が確定拠出年金を導入している)です。

入社時に説明してもらったのですが

ゆきたか
ゆきたか
めんどくせー

と思って数年放置していました。

アホでした。

多分同じような方も多いと思うので、うまく制度をつかってやりましょう!

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POSTED COMMENT

  1. マダム・ヒーヅル より:

    こんにちは!
    確定拠出年金て、私はあと一年ちょっとで60歳ですが、
    そんな私でもメリットってあるんですか?

    • ゆきたか より:

      マダム・ヒーヅルさん

      コメントありがとうございます!
      結論から言いますとその条件の場合、確定拠出年金で投資信託を運用するよりは、「つみたてNISA」を使った方がいいと思います。

      確定拠出年金は、(お金の)拠出は60歳まで、運用は70歳までと決まっています。
      会社員または専業主婦/夫だとすると月額2.3万が上限で60歳まで口座開設の時間も考慮し、約1年でMAX27.6万拠出できます。

      利点としまして
      ①27.6万円をあと10年間利益非課税で運用できる
      ②59〜60歳の年収があり、所得税、住民税を払っている場合は減税効果
      という二つです。
      ①は「つみたてNISA」でもできる上(20年非課税)、個人型確定拠出年金だと口座開設費(約3,000円)+管理費(拠出なし・運用のみで約年間1,000円)がかかります。
      ②は仮に59&60歳時年収500万だとすると、所得税2.5万、住民税2.5万程度の減税効果があります。

      つまり、この条件でも70歳までで「つみたてNISA」に比べて、確定拠出年金だと3万程度しか+になりません。(3万大きいですが、10年でそれは微差ですし、口座開設とか運用とか色々面倒なことを考えると)
      年収のない専業主婦・夫だったりすると、減税がないのでむしろ維持費のぶん損です。

      もし貯金に余裕があるなら、冒頭の通り(つみたて)NISAを使って運用した方がベターです。

      ちなみに、長々と失礼しましたが、ファイナンシャルプランナーでもなく、ただのしがないサラリーマンです。
      話半分に聞いていただけますと汗

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