思考とミニマリスト

物に対するこだわりを捨て去るタイプのミニマリズム

こんにちは。人生投資型ミニマリストのゆきたかです。

ミニマリズムといえば、

物を減らして、好きな物にだけ囲まれる生活

的なイメージがあり、「減らす」ことに結構なストレスが置かれているイメージです。

しかし、そのイメージも個人的には変わってきています。


買わない、捨てない、今あるものを使い続けるミニマリズムもあり?

「物を減らして、好きな物にだけ囲まれる生活」というのは、結局より物に対するこだわりを持つという風に聞こえます。

数少ない所持品には、こだわりを持つという考え方。

しかし、そのこだわりというのは見方を変えれば、物への執着といえなくもない。

例えば、服の制服化。

服の制服化

毎日の洋服の選択という無駄な時間を減らすために、同じ服を数着持って、それだけ着ること。

こだわりの1着ともいえます。

しかし、問題はこの「服の制服化をどう始めるか」です。

明日から制服化しようと思ったら、今持っている服を全て捨てて、制服を数セット買い直す必要があります。

物の数としては、増えない。むしろ減るかもしれません。

「いつか着るかもは、着ないから捨てましょう」

というのがよくある話ですが、ここで

新しいものを買うことなく、今あるものを着てきちんと消費する

という考え方はありでしょうか。

“物に対するこだわり”をなくすことができれば、買わずに今ある物で生活でき、一番ミニマルなのではないかと最近思った次第です。

実際に1年以上前に制服化の妄想をしつつ、「今ある服を消費したら…」という言及を下の記事でしていたのですが、今ある服は現状全く着られるので、制服化するとしても少なくとも2〜3年先にはなりそうです。

ミニマリストが服を処分して制服化する利点と選び方こんにちは。ミニマルコピーライターゆきたかです。 洋服って何気にめちゃめちゃ場所とりますよね。 脱マキシマリストになる過程で...

で、もはや制服化とか、正直どうでもよくなっています。

こだわりが、減り続けていっています。

これが、「買わない、捨てない、今あるものを使い続けるミニマリズム」。

買わない、捨てない、今あるものを使い続けるミニマリズムの弱点

しかし、これは「買わない習慣」の身についている人(僕)だから可能になる中級〜上級技。

問題点はこちら

  1. さすがに、いま物が多すぎる人はある程度減らす(捨てる)しかない
  2. そんなに物が多い人に、“買わない習慣”が身についている可能性低い、または身につけるのが難しい

ひとつめの問題。

仮に、物が多くてミニマリストになりたい人が、買わない習慣を急に身につけたとする。

すると、買わないから増えないとはいえ、物に囲まれすぎた生活は良くなく、減らす・捨てる必要がある。

物多かったら、ミニマリズムは楽しめないので。

その時に減らす基準とするべきなのは、「今回捨てることによって、何か新しいものを買う必要が発生しない範囲の中でMAX捨てる」かなと思います。

例えば、洋服でいうと所持品を33着にするプロジェクト333は、数的にちょうどいいかもしれません。

服を捨てる・減らすのに役立つ“プロジェクト333”を試してみた>>>これから物を減らす、あなたに読んでほしい記事 こんにちは。脱マキシマリスト・コピーライターのゆきたかです。 服を処...

二つめの問題。

そもそも物が多かった人が、「買わない習慣」身につけるのは難しい。

「買わない、捨てない、今あるものを使い続ける」というのは簡単だが、実行は難しい。

僕の場合、

「物を減らす」

「物の大事さに気づく」

「無駄な買い物をしなくなる」

(さらに、買わない節約にも目覚めていく)

という風に買わない習慣を徐々に、身につけていきました。

ミニマリストたちも、人によっては本の中やブログでは「ある日突然に目覚めた」と書いているかもしれませんが、多くは徐々に習慣を身につけたはずです。

だから、結局は物を減らすことから始めるでしょうか。

「今回捨てることによって、何か新しいものを買う必要が発生しない範囲の中でMAX捨てる」をやるですかね。

このブログ式の減らす方法です。参考までに。

【絶対に物を減らす方法】捨て活ここからこんにちは。人生投資型ミニマリストのゆきたかです。 このまとめページでは、 Who: これから、物の処分や捨て活を...

僕の場合、ガチガチに物の数を規定して減らしたんですが、絶対買わないために数の設定は甘めでいいかも。

(数は設定したほうが捨てやすいのですが、数は甘めでも)

捨てすぎないほうが、買わなくていいので。


物の新陳代謝をあげるみたいなのは、個人的には好ましくない

物の新陳代謝(循環?)を上げることは、個人的にあんまりかなと思っています。

新しいものを買って、それが高く売れるうちに売って、また新しいものを買うアイデアです。

例えばiPhone。

iPhoneはリセールバリューが高い(中古でも価値が落ちにくい)ので、新品を買って次の新型が出たら、今持っているものを売って、新しいものを買うという循環です。

定価の7〜8割くらいで売れるので、実質支出も少なく、最新iPhoneを持てるとのこと。

これは、あんまりだなと思っているのですが、理由は以下です。

ちなみに、環境にいいとかじゃなくて節約になるから、そうしているだけ

はい、僕は聖人ではないので、環境のことを考えてとかじゃなくて、節約になるからです。

リセールバリューが高いとして、iPhoneが仮に新品10万で1年後、7万で売れるとします。

すると、毎年3万円払ってiPhoneを使っている計算

高いですね。

リセールバリューは投資として考えるならいいですが、自分が使う物に対して考えてもしょうがない。

しかも、買い換え続けるということは“買わない習慣”から遠のくので。

「最新のiPhoneを使いたい」というような物への執着を減らすと、「買わない、捨てない、今あるものを使い続けるミニマリズム」に近づいていきます。

「買わない、捨てない、今あるものを使い続けるミニマリズム」の穴

ただし、超節約生活も同じですが

「じゃあ、そこまでストイックな生活をして、人生何が楽しい?」

という議論が必ず出てくることと思います。

それに関しては、長くなってきたので、一度切ります。

よろしければ、また次回。



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