コピーライター/CMプランナー

【就活生必見!】広告代理店コピーライター/CMプランナーに新卒で就職する方法

こんにちは。広告代理店でコピーライター/CMプランナーとして勤めているYukitakaです。

僕は幸いなことに、新卒からコピーライター職につくことができました。

そこで今回の記事では、新卒から広告代理店のコピーライターになりたいと考えている大学生のみなさまのお役に立てる様な情報をお伝えできればと思います。

インプットとアウトプットを意識する

まず自分が新卒でコピーライター職につくことができた要因として、

  • インプット
  • アウトプット

の三要素があったと思っています。

インプットは、新卒で広告代理店コピーライターになるために就活市場や現状を知ること。

シンプルに情報集めです。何事も、情報を知ることが近道になります。

アウトプットは、これまた単純にコピーライティングを鍛えること。

口で言うのは簡単なのですが、努力し続けられる継続性を保てるか色々考える必要があります。

その2つを意識した上で、運と縁もあって僕は新卒から今の役職につけたと考えています。

広告代理店の新卒採用を知る

新卒から代理店でコピーライター職を得るには、大きく下記の3パターンに分かれます。

これだけシンプルな情報ですが、OB訪問で「コピーライターになりたいです」と訪ねて来てくれる熱心な学生さんでも、ほとんど調べておらず知らないことが多いです。

少しググれば簡単に出て来る内容だと思うので、調べましょう。

せっかくいいコピーを書けたり、面白いアイデアがあるのに、これらの情報を知らないだけで機会を失うのはもったいないです!

コピーライターで採用する会社

第一に、新卒の学生をコピーライター職で採用する会社があります。

美大芸大出身の学生を採用するアートディレクター・デザイナー職がクリエイティブ採用をするのは知られていますが、会社によってはコピーライターもクリエイティブ職として採用する会社もあります。

一般的な情報で、コピーライターは総合職で入社して「クリエイティブ試験」で高得点をとってクリエイティブ配属されるというイメージがあるせいか、あまり知られていない印象です。

2020年新卒で調べてみると、東急エージェンシー、電通東日本といった会社がコピーライターもクリエイティブ職で採用しているようです。

東急エージェンシー

東急エージェンシー

電通東日本

僕が新卒の時には、マッキャングループのモメンタムという代理店もクリエイティブ職全般(多分コピーライター/プランナー職)で採用をしていました。

このケースでは事前にポートフォリオと呼ばれるコピーなどの作品集の用意が必要で、クリエイティブ試験に対してもクオリティあるものを返していけるくらいの準備が求められます。

インターンで採用する会社

電博と呼ばれる上位2社電通、博報堂はコピーライター/CMプランナーの新卒生の半分以上は、インターンで採用している印象です。

知り合いの電通コピーライターは、やはりインターンから採用されています。

で、これらはサマーインターンなので、実質大学3年の夏前には就職活動の準備ができている(エントリシートや面接、事前課題などへの準備)状態であることが求められます。

多分1万人以上受けて数十人しか合格しないので、そもそもかなり敷居の高いインターンです…。

電通2019年アイデアの学校

https://www.career.dentsu.jp/intern/2019/

博報堂2019 BRAIN CIRCUIT

https://www.hakuhodo.co.jp/employment/internship/

有名で、倍率高いのがこの2社です。

もちろん普通に大学4年で就活して、新卒でコピーライター配属になる人もいますが、インターンがクリエイティブ配属の近道であることは間違いありません。

ただし、もちろんインターン行ったからといってそのポジションが約束されるわけでもありません。

クリテイティブ試験的なノウハウは詳しくないので、その点は元電通コピーライターの銭谷侑さんの圏外コピーライターというブログに記事が上がっているのでそちらを参照いただくといいと思います(勝手にリンク貼っていいかわからないので検索していただけると)。

電通博報堂に限らず、クリエイティブインターンを実施している代理店は、新卒のクリエイティブをそこから引き抜く可能性が高いので、事前に調べておきましょう。

電通博報堂は毎年実施しますが、その他の代理店は年度ごとに変わると思うので、その辺は正直運要素もあります(これが、自分が最初に述べた運とか縁といった話です)。

この方法も、3年になった頃には広告代理店のコピーライターやCMプランナー、アートディレクターになりたいと心が決まっている必要があるので、もともと意識の高い学生たちであるのが前提なのがちょっと悲しいところです。

総合職で採用してコピーライター配属する会社

一番普通といいますか、だいたいの学生が3年の冬とか就職活動前になって「広告代理店にはコピーライターという面白い仕事があるのか」と気付くものだと思います。

電通博報堂はもちろん売上上位10社くらいの代理店は、会社にもよりますが少なくとも一人は毎年新卒でクリエイティブ配属の学生を採用するので、総合職でクリエイティブ配属を狙うのも一つです(アートディレクターは、基本美大芸大デザイン系の学生がアート職で試験を受けます)。

(参考)日本の広告会社ランキング

http://massnavi.com/2020/zukan/ranking.html

なので代理店のコピーライターになりたい学生は、シンプルに上位の代理店から受けていきましょう。

新卒でコピーライター配属が難しい場合

うまく、新卒で広告代理店に内定をもらっても、クリエイティブ配属が他の同期だった。

あるいは、内定は出たがその会社がその年クリエイティブ配属(コピー系)をしない場合は、「コピーライターになりたい」と伝えておけば、事前に人事が教えてくれると思うので情報を掴んでおきましょう。

それを隠して、入社させてから配属ありませんでしたという会社は、それだけで信用できません。

どちらの場合も、次の転局の機会を伺いながら他のセクションで頑張るというのが基本かと思います。

有名クリエイターでも営業など他の部署から移ってきた人たちは、新卒からクリの人にはない視点を持っていたり、ハングリー精神があり大成するケースも多いようです。

ただ、どうしても最初からコピーライターで始めたい人は、ここまでくると代理店はあきらめ、職種で採用してくれる制作会社やなにかしらのカタチでコピーライターを採用している会社を受けましょう。

入社してからコピーライター配属されなかった場合退社することはお勧めしませんが、内定時代にコピーライター配属がないことが判明している場合は、それも一つ手かと思います。

大学院で、悪くいうと学歴ロンダリングしやすいように、実は中堅代理店では中途の方がクリエイティブ職につきやすかったりします。

インプット

コピーや企画力は、生まれ持っていたり突然湧いてくるものではなく地道なインプット作業が必要になります。

たくさんいい広告を見て、なんでこれがいいのか自分なりに考えて血肉にしていくことが、プロだろうとそうでなかろうと求められます。

そういう意味で、やはり「広告が好き」というのはアドバンテージだと強く思います。

とはいえまずは、ノウハウも知りたいところです。

コピーライター養成講座に通うのが手っ取り早いしオススメですが、お金もかかりますし、もう就活まで時間が迫っていて今通っても間に合わないという人は、本を読みましょう。

一番有名なのは、元博報堂の谷山さんの本です。

特別な方法なんてものは当然書かれていませんが、ここに書かれていることを丁寧にひとつひとつ積み上げていくことでコピー力は磨かれます。

とはいえ、それを実行するのが一番難しく自分もできていないので、完全棚上げで言ってますが泣

谷山さんが元博報堂なので、電通ご出身では中村禎さんの本が1冊目にいいです。

久しぶりに読み返すと、自分ができてないことばかりでドキドキする1冊です。

コピー年鑑

コピー年鑑は、毎年TCC(東京コピーライターズクラブ)という団体が主催している日本最大のコピーライターの賞、TCC賞で評価された広告が並ぶとても分厚い本です。

毎年発行され、定価では1冊20,000円+税します。高けー。

尋常じゃなく高いですし、僕も尋常じゃなく高いなとは思うのですが、きちんと使えば定価以上の価値があるものです。

まず、ものすごくざっくり分けると、コピーにはキャッチコピーと本文のボディコピーに分かれます。

一旦別物で考えてもらって、キャッチコピーを見るときは「ああ、いいコピーだな」と感じたら、なぜ自分がそのコピーを良いと思うのか、あっていても間違っていてもいいので自分なりに言語化してみます。

(数学ではないので、そもそも正解があるわけでもないです)

それが、自分のアーカイブや引き出しとして蓄積されていき、いざ自分がコピーを書くときに「そういえば、あんないいコピーや考え方があったから自分はこうしてみよう」と生きてきます。

一方ボディコピーは「写経」するのが基本です。

小学校の書写の授業みたいに、文章を丸写しすることです。

例えば、エントリーシートなどの文章を書いているときに「こことここを入れ替えた方がわかりやすいんじゃないか」「そもそも構成どうするか」「魅力的に見えてるかなー?」など考えると思います。

その点で、ボディコピーは「ある商品/商材を魅力的に見せるための文章」なので、「自分を魅力的に見せるためのエントリーシート」ともつながっています。

ただ写していたら本当に書写のクラスと変わらなくなってしまうので、「1行目はこんなことを言ってるぞ」「ここで新情報が来るとより引き込まれる文章になる」など考えながら写経していくと、どんどんボディコピーや文章が上手くなります。

コピーライターの実力は、キャッチよりボディに表れるというのが定説のようなので、是非とも上手くなりたいです。

僕は、ボディが超苦手で書いてはしょっちゅうCD(クリエイティブディレクター)に直されます。

努力不足です、、がんばります。

アウトプット

実際にコピーを書いてアウトプットしていくわけですが、コピーライター職にしろ総合職にしろポートフォリオと呼ばれる作品集があった方がもちろんプラスです。

(総合職の面接で、あまりポートフォリオをアピールしすぎない場合がいいこともあります。要注意)

学生の場合時間もないので、自分が書いたコピーは全てポートフォリオに載せるつもりで一つ一つ丁寧に取り組みましょう

コピーライター養成講座

宣伝会議のコピーライター養成講座基礎コースが一番有名です。自分も通ってました。

https://www.sendenkaigi.com/class/detail/copywriter_kiso.php

インプットとしても当然いいのですが、自分としては作品を増やすアウトプットの場としてコピーライター養成講座はとてもいい場所だと思います。

40回ほどの授業の中で、15回くらいは事前にコピーを提出して評価してもらえる機会があります。

毎回超有名クリエイターの方々が、彼らからすると多分ほぼボランティアみたいなギャラで来てくれて、作品を評価してくれます。

優秀なコピーを書くと「金の鉛筆」と呼ばれるそれ自体は安っぽい鉛筆をもらえるのですが、まあなかなか選ばれるのも簡単ではありません。

ですがつまり、その授業で評価されたコピーは有名クリエイターがいいと思うコピーなので、クオリティがあり作品集に載せるにはうってつけのものとなります。

というわけで、やはり講座に通うのが自分ごと化しやすいという意味でもオススメです。

ただし、受講料は160,000円+消費税(2019/8現在)かかります。

個人的には、本当に毎回有名なコピーライターの方たちが来て120分40コマも講座を行ってくれるので、大学の授業なんかよりはよっぽどコスパがいいと思いますが(別に回し者ではないですよ)、特に学生にとっては大きな出費だと思います。

ですが、自分でバイトして払った16万円であれば、絶対払った以上リターンを得ようと思って頑張るはずなのでやはりお勧めしますが。

「お金が高いとか色々な理由をつけてこの講座を受けない人は、その程度の熱意だ」なんて厳しい意見もありますが、金銭事情は人それぞれだと思いますので、作品を増やすという観点で言えば、「宣伝会議賞」などのコンペに挑戦するという手もあります。

コンペ

コンペいろいろありますが、コピーの作品集を充実させたい学生にオススメなのは、普通に一番メジャーな宣伝会議賞です。

https://senden.co/

宣伝会議賞は、プロアマ関係なく誰でもペン1本あれば(厳密にいうとweb応募なのでスマホorラップトップ1台あれば)参加できてしまう日本最大のキャッチコピーの公募賞です。

作品集に載せるコピーを増やしやすい理由は、1次審査、2次審査、3次審査と順に進んでいき、入賞したコピー以外もこんなコピーが評価されましたというのが後からわかることです。

ただし、実際は1次審査を通過するコピーでさえ100本に1本ほどなので、厳しくもあります。

なので、いいコピーを増やしたい学生はとにかくたくさん書いて、たくさん応募しましょう。

また、時期的に9月初旬から11月初旬くらいまでの応募期間になりますので、代理店の新卒で使いたい人は3年生の秋には取り組んでいる必要があります。

1次審査通過作以上は春に発表になって全コピーが、1冊にまとめられます。

参加するだけ無料なのでとにかく挑戦しましょう!

就活までの時間ごとの対応方法

インプットとアウトプットの掛け合わせで、新卒で広告代理店コピーライターには近づきますが、「よし!コピーライターになりたい」と思ったタイミングごとに対応が変わってきてしまうのもあるので、最後にまとめます。

3年の春

この時期に、腹が決まっているのであればまず電通博報堂のサマーインターンを受けましょう。

そのために、エントリーシート、面接対策はしておきましょう。

事前課題はありますが、作品集は必要ないのでこの時点で、コピー力が求められることはありません。

反対に、コピー力を鍛えていても事前課題が刺さらなければ選考進まないので、一発勝負感は強いです。

3年の9月くらい

この時期にコピーライターを目指そうとする人は、電博のインターンは終わっているので、コピーライター職か総合職入社でのコピー配属を狙いましょう。

そして、作品集を作るために宣伝会議賞の応募と宣伝会議のコピーライター養成講座基礎コースを受講しましょう。

3年の11月以降

宣伝会議賞は終わってしまっています。

10月から始まっているコピーライター養成講座基礎コースに途中から申し込みできると思いますが、受講費は変わらないので遅れれば遅れるほど損にはなります。

受講も叶わない場合は、自主制作で載せる作品を増やすしかありません。

宣伝会議賞や養成講座で評価された作品は、有名クリエイターが評価された作品なのでクオリティを担保できますが、自主制作の場合それは難しくなります。

なぜなら、コピーは”書く力””選ぶ力”(書いたものの中から、いいコピーを選ぶ力)に分かれるからです。

上に書いたように、本を読んだりコピー年鑑をメルカリ等で安く手に入れて、最大限自己研鑽しましょう。

それはそれで、コピーライターの新入社員もやることなので、絶対にためになります。

 

以上、自分のノウハウをまとめさせていただきました。

就活生の皆さんの参考になれば幸いです。

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