(この記事は、3月中旬に書いたものを少しずつ加筆しています。内容としては、アフターコロナ後やいつの時代にも当てはまるミニマリズムになっております)
こんにちは。ミニマム志向型コピーライターのゆきたかです。
緊急事態宣言が、5/31まで延長方針です。
8月に入っても、第二波は続いていますね。
非常事態で、買い占めも多発していましたが、マスクの品薄はなかなか収まらないようですね。地元ではまだ売ってないらしいですが、中国産は飽和してきたようですね(1ヶ月ほど外でていないのでわかりませんが)
マスクインフレは、収まりつつあるようですが、単に品質の悪いマスクが中国などから入ってきているだけのようです。
主題に移りますと、
ミニマリストは、モノがないからコロナで困る!
みたいな記事を以前、読みました。
(ミニマリストというか、普段通りにしていた人)
“非常時にモノを買わないのは非常事態に弱い”
というのは本当なのか考えてみました。
結論から言うと、
ミニマリストは、コロナにも強い!
と僕は思っています。
Contents
災害のたびに買い占めが起こるのは仕方ない?
品物の種類はちがいますが、災害のたびに何かが買い占められますね。
東日本大震災の時には、
水
当時、渋谷区の住宅街の酒屋で、配送のバイトをしてました(飲料、日用品も運ぶ)。
ミネラルウォーターはすっからかんなのですが、毎朝のように客(特に年配)がやってきて、
「今日も水はないの?」
と訪ねて行きました。
常連さんは顔を覚えていますが、水を求めに来るのはだいたい違う人。
金持ちが住むエリアだったので「帰れ、くそ成金が」と思っていました。
ガソリン
当時は大学生で、バイク通学していたのですが近くのガソスタで並んだことなど皆無。
実家はベッドタウンなので、都心よりも車の所持者は多い。
でも、電車通勤の人がほとんど。
つまり、ほぼペーパードライバー。
で、あの長蛇の列です。
「給油したって、車で通勤するわけじゃないでしょ?」
と便利の悪いところに大学があり、電車通勤しにくい自分は思ってました。
これは偏見もありますが、体感的に
災害時に買いに走る人は“普段その品物をそんなに使わない人”というイメージ。
ただし、今回品薄なものは生活必需品のトイレットペーパーだから、そうとも言い切れませんが。
1973年オイルショックでも同じく、トイレットペーパー買い占めが起こったそうです。
しかも、wikipediaの情報ではありますが、
この当時、日本の紙生産は安定しており、実際には生産量自体は同流言飛語が全国的に広まるまで、ほとんど変わっておらず、パニックが発生した後は、むしろ生産量の増加も行っていた。 – wikipedia
という文言。
なんと、デマによる品薄という点まで今回と同じ。
約半世紀の時間を経ても、全く同じ状況が再現されています。
人間の生存本能的に、買い占め(保存)がプログラミングされてるみたいです。
じゃ、買い占めも仕方ないですね。
(釈然としないけど)
ミニマリストは非常事態に損するアホだと言わんばかりの記事
じゃあミニマリストも買い占めに乗っかった方がいいのか?
そんなことしたくないですよね。
でも、あるweb記事によると、
「トイレットペーパーを買い急ぐのは愚かな人」だと言い切れない理由」
なんて内容が、あがっています。
つまり、
“デマを信じようが信じまいが、ぶっちゃけ買い占めた人の方が合理的だよね。”
というもの。
確かに、トイレットペーパーは腐らないし、必ず使うものだから無駄にもなりません。
正しいよ、正しいかもしれんけど、、
別に意見も自由だし、表現の自由だし、人の記事に批判とかしたくないけど、
「ただでさえ買い占めたいやつが多いのに、余計に煽って買い占めを促進すんじゃねーよ」
と思いました。
(そしてその手にまんまと引っかかって読んでいるオレ…)
しかも、これヤフーのトップニュース載ってた記事ですよ。
デマを信じて買っちゃう最初のおバカさんは、まだわかるんです。
あと転売したい人も。(やめてくれって感じだけど)
でも、デマだってわかってて買う人は、賢ぶってもっとおバカさんだと思います。
- ほぼ100%日本で生産されている。
- マスクと違って、使う量なんて増えない。
- 普段の流通量で十分足りている
この3つで、買い占めなくていいってわかりますよね?
春先だけ、異常にうんこブリブリ出る人とかいないですよね?
日本トイレ協会(2020)によると、一人が一ヶ月に4ロールほど使う計算。
(もちろん男女差がある)
自分の場合は、一人暮らしの時は1ダース使うのに半年くらいかかってましたし。
(しかもウォシュレットなしで)
本当に紙が必要な、月経時の女性が安心できるように僕は買い占めとかしたくないです。
で、個人的な怒りで長くなってしまいましたが汗
本題の“ミニマリストは、コロナにも強い”ってとこですね。
ミニマリストは、モノがないときは代替の何かを使う
ミニマリストって考え方によっては
“不便に慣れている人”
だとも思うんですね。
だから代替案が出る。
今回のコロナで言うと、ないと困るものから順に、
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- マスク
だと思いますが、ミニマリストは非常時、どう考えるのか。
ティッシュ
鼻炎アレルギーがひどいので正直無いと困るのですが笑
ティッシュの用途なんて
- こぼしたもの拭く
- 鼻水を拭く、かむ
- 鼻血を拭く、かむ
くらいのもの。
こぼしたものと、鼻水はタオルで代用できますよね?
嫌なら、おしぼりみたいなのを使い捨てでもいいですし。
「鼻水をタオルで拭くなんて汚い!」
と言う人は、
「鼻血持ちの人が困ると思って、そうしてます」
と聞いて同じことを言っていたら僕はもう、その人とは関わり合いたくありません。
トイレットペーパー
ティッシュよりは必要度が高いから、基本は使いたい。
でもどうしても手に入らない時は、代替案。
ドラッグストアで買うトイレットペーパーは家で使う分。
どうせ家なんだから、シャワーでケツ洗えば、いいんです。
家にちょっとしか残ってなければ、それが必要な女性のためにとっておく。
そういうマインドが働くのがミニマリスト。
マスク
これは、正直どうしようもないですよね。
代替物がないですし。
バンダナ笑?変質者だし、マスクと同じ効果は望めないです。
以前自分がツイートした内容と同じですが、
マスクは「内から外へ菌を拡散するのは防ぐ」けれども「外から内への菌の流入は防げない」らしい。健康な人よりウイルス持ちの人がマスクしなければならない。だから、マスクを買い占めたところで、菌を持った人にマスクが行き渡らなくなり逆効果。使う分だけ買うのが良さそうです。 #ミニマリスト
— ゆきたか (@CopywriterYktk) February 11, 2020
多くの医療機関でも、
「マスクは“飛沫の放出は防ぐ”けど、“菌の流入は防げない”」
と言われています。
自分がマスクしてたって、向かいの人がノーマスクで咳してたら菌は入ってくる。
だから、本来は“全員が着用しなければいけないモノ”。
「買い占めたら、買えなくなる人が出てくるから、自分が損しますよ」
ということを全員が知って、買い占めをやめるしかない。
ミニマリストは、ひとにうつさないために着ける。
マスクがなくて困るのは、自分自身ではない。
マスクがなきゃないで、あるときに買えばいっかとなる。
(僕はそう思うようにします。これは、人によりますけど)
ミニマリストはコロナで困ることはない
どうせ買えないなら、買うことに気を揉まないミニマリストの方がいい。
つまり、
“ないならないで、なんとかするマインド”
これを持っているミニマリストは、コロナだろうと強い。
モノが少ないのも、そうだけど心の持ちようで気分は、全然変わる。
自分もミニマルに生きるように心がけて、いい方向に変わってきました。
心って、心の持ちようだネ。
これは、児島玲子さんという有名コピーライターが書いたearth music&ecologyの広告コピー
モノが手に入らなくっても損しない、いや損だと思ってない。
そんな風にいたいです。
お読みいただきありがとうございます。
(追記)コロナが多少収まった先のミニマリストを考えました。こちらも是非
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