モノとミニマリスト

サブスクを上手に管理して、節約につなげよう

こんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。

だいぶ世の中に浸透してきた「サブスクリプション」という言葉。

通称“サブスク”は辞書には、

an amount of money that you pay regularly to receive a product or service:

Cambridge University Press 2020

“商品やサービスを得るために、定期的に支払うお金”と定義されています。

わかりやすくいうと、Amazon Primeみたいな月額や年会費で得られるサービスですね。

「節約」という観点で見たときに、サブスクはお得なツールですが、落とし穴もあります

サブスクを上手に管理するには、ミニマリスト視点を持つ必要があります。

別にミニマリストになる必要はないですが、知っとくと節約にはいいですよ。

以前、(意外に無駄の多いサブスクリプションをミニマリスト的に整理しよう)という記事を書きました。

今回さらに分類することでわかりやすくしました。

サブスクを分類して一覧化する

サブスクは、形のあるもの(スマホとか)と形のないもの(動画配信など)に分かれます。

だから、自分の所持している量をつかみにくいです。

一度、分類して一覧にすることでサブスクのイメージを掴みやすくしましょう。

僕の分類では以下4つに分けられます。

一般には全部ひとくくりに“サブスク”と呼ぶから、

サブスクってなんだ?

とこんがらがるのです。

  1. インフラ型サブスク
  2. コンテンツ型サブスク
  3. 体験型サブスク
  4. ツール型サブスク

❶インフラ型サブスク

  • 家賃、光熱費
  • 携帯電話
  • Wi-Fi
  • クレジットカード(有料)
  • 家具・家電
  • 衣服費
  • 食費

など

衣食住や移動など、生活に一番関わる場所にあるものです。

全品目、基本的に0円で収まらないものです。

携帯電話はわかりやすいですが、家賃も車も必ず固定費が発生します。

自分の家だって固定資産税が発生するし、車も税金が発生します。

服や食もサブスクサービスがありますが、節約になるかどうかは微妙なところです。

❷コンテンツ型サブスク

  • 動画配信サービス(映画・ドラマ系)
  • 動画配信サービス(スポーツ系)
  • 漫画
  • NHK、WOWOWなど
  • オンライン英会話
  • 学習アプリ(スタディサプリなど)

など

オンラインコンテンツが中心。

サブスクとしては、一番わかりやすく、サブスクといえばこのことを浮かべる人が、多いと思います。

本、漫画、DVD、教材など形あるものが、無形になったとも言えます。

基本的にはどれも生活必需品ではないので、0でもいいわけです。

でも、娯楽のない人生なんて、つまらない。

あなたの最低限を考えましょう。

❸体験型サブスク

  • ジム
  • 音楽教室(ヤマハなど)
  • 英会話教室

など

コンテンツ型に近いところであります。

自分で体験するタイプのもの。

ジムと教室系では“勝手に自分で通う”か“通う日時”が決まっているという違いがあります。

教室系は、「週1回で月額いくら」と完全定額制ですね。

緊急事態宣言中は、使用が減る項目です。

❹ツール型サブスク

  • Adobe Creative Cloud(イラレとかフォトショップです)
  • MindMeister(マインドマップツール)
  • マイクロソフトオフィス(エクセルとか)
  • 3DCGソフト
  • ブログのサーバー代

など

仕事上で使うことが多いツール系。

仕事なら、会社負担もあるかもですが、プライベートでも導入すると便利なものも多いです。

このブログも、MindMeisterで企画して、ワードで下書きして、画像はイラストレーターとフォトショでつくっています。

サブスクをお得に使うには2つの視点がある

改めて分類すると、こんなにたくさんの項目がサブスクだったと、言えるわけです。

どの人の生活にも密接に関わるところなので、向き合うことが節約につながります。

それでは、お得に使う2つの視点

  • サブスクを増やすことで節約(サブスクによって節約する)
  • サブスクを減らすことで節約(無駄なサブスクを省いて節約する)

2つの反対のことを言っているので、矛盾して見えますが2つはつながっています。

サブスクを契約することで、節約になることは浸透し始めていると思います。

しかし、契約しまくることによってサブスク貧乏になるのにも要注意です。

サブスクと生活に取り入れてメリットを得る

サブスクを増やすことによって、節約する場合。

主には、❶インフラ型を除いたサブスクの大半で、お得になります。

Netflixは月額制動画サービスで、月1本しか観なかろうと、100本観ようと同じ値段です。

だから、

Aさん:年100本以上DVDで映画鑑賞

Bさん:年10本DVDで映画鑑賞

Cさん:年1本DVDで映画鑑賞

といたとします。

Aさんは、契約するだろうし、Cさんは契約しないと思います。

でも、大半の人はBさんくらいに属するのではないでしょうか?

ここでミニマリスト思考。

サブスクを増やす時のミニマリスト思考

まあときどき映画見るし、なんかお得そうだから
今宣伝している、〇〇シリーズを見たい

という理由で、サブスク加入するのがBさん層だと思います。

だとすると、加入しない方がいいです。

月額1,000円とかだとすると、そこに対して月3,000〜5,000円以上くらい使っている人(Aさん)でないと、もったいないです。

ただし、これを機に趣味にするというのはアリと思います。

  • それを増やすぶん、何かを減らせるか?
  • トライアルの期間を設ける

という2つを、その際には気をつけましょう。

いままでショッピングに使っていた時間をNetflixに回せたらめちゃめちゃ節約ですよね。

何かを減らせるか試すために、トライアル期間を設けましょう。

他のものが減らなければ、契約を解除しましょう。

つまり、Aさん的な場合は契約しましょう。

Bさん的な場合は、契約するなら何かを減らしましょう。

サブスクのコスパを考えて解除する

コスパというか、自分がどのくらいそのサービスを使っているかです。

改めて自分が契約しているものを一覧化しましょう。

その棚卸し作業が“サブスクを減らす作業”です。

僕の場合、下のようになります。

継続予定

  • ❷Amazon Prime
  • ❷楽天NBA
  • ❹MindMeister
  • ❹ブログのサーバー代

解約予定

  • ❷Kindle Unlimited(8月まで)
  • ❷スタサプTOEICコース(9月まで)
  • ❶JALカード(今年度中)

解約したもの

  • ❷DAZN
  • ❶家賃、光熱費
  • ❶タイムズカーシェア
  • ❶携帯電話

継続予定

そもそもサブスクかどうか置いておいて、自分が一番時間とお金を費やすのはコンテンツ系です。

インドア派で、コロナ以前から同じでした。

本、漫画、映画、見るのですが全て網羅しているアマゾンプライムを契約。

スポーツ好きなので、楽天NBAとDAZN契約してましたが、DAZNは減らしました。

ツールのMindMeisterは仕事でも、プライベートでも使うヘビーユーザーです。

ブログは、かなり時間を使うぶん、他のことにお金を使わなくなるので実は節約になってる気がします。

解約予定

Kindle Unlimited(本のサブスク)が3ヶ月299円というキャンペーンをやっていた時に契約しました。

なぜなら、読みたい本が2,500円でそれが、Unlimitedだったから。

コスパを考えたら、“3ヶ月だけ加入するのがミニマル”だったのです。

普段の月額は980円なので3ヶ月終われば解約予定です。

また、現在(ミニマルにTOEIC満点を目指す日記!)というチャレンジをしています。

その教材としてスタサプTOEIC契約しています。

本当は6月までの予定でしたが、コロナでTOEIC自体が伸びてしまったので9月までです。

JALカードはマイルを航空券に変えたら解約します。

解約したもの

スポーツ好きだからDAZNも契約していたけど、楽天もあるから減らしました。

好きだからといって増やしすぎると、ひとつひとつに集中できなくなる落とし穴があります。

また実は、僕は一見減らせなさそうな❶インフラ型のサブスクを一番減らしました。

  • 実家に帰って家賃光熱費を抑える(実家には少し入れる)
  • 社用携帯を使って、自分の携帯は解約
  • 車に乗るのをやめた(公共交通便利なので)

サブスクって、英語の定義でも要は“固定費”です。

“固定”されている常識を疑えば、減らすことも可能です。

目に見えないサブスクを視覚化、見える化するのが大切です。

こうやって並べることで、部屋をお片づけするように、サブスクもお片づけしましょう。

ちなみに減らす話をしましたが、僕はサブスクに関しては部屋を汚さないものであれば、絶対量は多くてもいいと思います。

映画も本も漫画も好きなら、全部契約した方が得だし。

インドア派なことで、生きやすい世の中になっています。

自分にとって最低限なら、それでいいのです。

ご参考になれば幸いです。

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