こんにちは。三流かつC級未満コピーライターのYukitakaです。
前回は、成田の国際便で遅刻しかけたときの対処法をまとめました。
今回は、トランジットが短かった便で乗ることができなかった時の話と、対処法を考えたいと思います
Contents
シカゴ(オヘア国際空港)でのトランジットに失敗した時の話
古い話(2012年)で恐縮ですが、アメリカのオマハという都市に行ったときにトランジットに失敗しました。
トランジットに不得手だったのもありますが、色々トランジットに失敗する要因もあったのでまとめます。
成田で便変更の代わりにビジネスクラスの高待遇
AA060 2012/08/29 18:20 成田空港発
2012/08/29 15:45 ダラス・フォートワース国際空港着
AA2032 2012/08/29 18:40 ダラス・フォートワース国際空港発
2012/08/29 20:20 エプレイエアーフィールド空港着
ネブラスカ州オマハ行きでは、もちろん直行便など存在しないので、どこかでトランスファーする必要があります。
ダラス、シカゴ、デンバー、LAXなど考えられますが、この時はアメリカン航空ダラス経由の便でした。
元々の便では、トランジットの時間が3時間ある余裕ある便を予約していました。
成田でチェックインすると、ブッキングミスでその便が満席でした。
そこで、シカゴのオヘア国際空港経由の便でビジネスクラスにアップグレードするので、変更してもらえないかと提案されました。
ビジネスで行けるなんて、ラッキーと思い喜んで承諾。
トランジットの時間が90分程度というところが気がかりでしたが、あまり気にせずビジネスクラスを楽しみました。
トランジット90分のところ、シカゴの到着が遅れる
ビジネスクラスは初めてだったので、ワインが出たり、機内食はコースだったり、シートが倒れて横になれるんだと感動していました。
しかしながら、元々トランジットが90分しか用意されていないのに、30〜45分程度の着陸遅れ。
(トランジット先もUSなので)入国審査→荷物ピックアップ→税関→ターミナル移動などを考えると全然時間が足りません。
その時は、英語も全然だったし、トランジットも初めて、国際線自体が久しぶりだったのでテンパりました。
シカゴで荷物がなかなか出てこない
アメリカン航空→アメリカン航空でのトランジットだったので、航空会社側が「AA060→AA2032便の方はこちら」みたいな感じで、入国審査は優先して受けさせてもらえます。
しかし、その後の荷物ピックアップでなかなか荷物が出てこない…。
近くにいる職員に聞いてみようにも、英語はできないし、職員はバタバタしていて声掛けにくいしで..。
全部荷物が出きっても、出てこないのでこれはおかしいと思ってぐるぐるしていると、自分のいた反対側に荷物が置かれていました。
つまり、トランジットが短かったのでアメリカン航空の職員が優先的に取り出して、先に「トランジット急ぐ方はこちら」という風に、用意していてくれたのです。
そんなことにも気づかず、入国審査のショートカットが意味のない展開に。
税関でのやり取り
荷物ピックアップにまごついたため、次の便出発まで30分ないほどの状況。
国際線に慣れていなかったので、いちいち申告する必要のなさそうなものまで税関で申告してしまい引っかかりました。
職員がまた、のろのろと確認するものですから「急いでいるんだから早くしてくれ」と身を乗り出します。
すると、向こうもムキになって「こっちはきっちり確認しているのだから、お前は黙っていろ」というような態度になり、悪循環。
雑に扱われた上に、余計に時間もかかり、もう最悪でした。
オヘア国際空港の移動が長い
オヘア空港に限らず、どこもそうですが国際線→国内線なので、トランジットのターミナル移動も長いです。
なんども言いますが、英語もわからないし、トランジットも初めてだし「ええ、電車移動まであるの?もう絶対間に合わないじゃん…」という絶望的な状況でした。
この時点では、ビジネスクラスに乗れたとはいえ、アメリカン航空のブッキングの都合で便を変えられたことに怒りを感じている状況です。
乗り遅れるもチケット再発行してもらえる
疲労困憊になりながら、なんとか国内線ターミナルにたどり着くと定刻を過ぎているので、当然のように飛行機は出発済みでした。
シカゴの国内便など、アメリカ人ばかり、なんだかアウェーの空気。
もう半分投げやりになりながら「飛行機行っちまったんだけど!?どうすりゃいいの?」とチケットカウンターのおじさんに言ってみました。
すると、英語できないので何言ってるか分からないけど「あ〜、はいはい」みたいにあしらわれて「もうアメリカ人嫌い!」って思っていると、ごそごそとおじさんの手元から出てきたのは次の便のチケット。
「(3時間後の)この便しかなかったけどいい?」と、にっこり。
「おじさ〜ん、ありがとう!」と全力でお礼しながら、ようやくホッとできたのでした。
※便によっては、無料で再発行してくれない場合もあるようなのでラッキーでした。チケット再発行をお願いする際は責任者を呼ぶのが定石のようですが、英語ができないとそれも難しい。
対処法①航空会社(空港)スタッフに聞く
トランジットが短くて、最初の便の到着が遅れている場合には航空会社のスタッフが「EXPRESS AA2032はこちら」みたいな特別対応をしてくれたり、荷物を優先ピックアップさせてくれたりしています。
英語がわからなくても、トランジットのチケットを直接見せたら、身振り手振りで教えてくれます。
とにかくわからない時は、スタッフに話しかけましょう。
実際話しかけてみると、フランクで優しいです。
対処法②あせらない
時間がないと、とにかくテンパってしまいますが、焦っても悪いことしかありません。
こっちがバタバタしていると、職員たちの対応も明らかに悪くなります(体験談)。
もし仮にトランジット便を逃してしまったとしても「そんなスケジュールを組んできたお宅(航空会社)のせいだからね」、と余裕の姿勢で次の便の手配をしてもらいましょう。
対処法③トランジット地でのターミナル移動を予習する
当時もスマホは普及していましたが、自分は使っていなかったので、突然シカゴ便になったときにもターミナル移動の手順を理解できていませんでした。
単純にショートカットになるのもそうですが、あとどれくらいで次のターミナルに到着できるか予想が立つので心に余裕が生まれます。
トランジットが初めての方は、まず国際空港サイズの場所での乗り換えは、時間がかかるということを理解しておきましょう。
対処法④トランジットが2時間はある便にしておく(できれば同じ航空会社)
例えば、成田→香港→ベトナムという場合には香港で入国審査が必要なくなるのですが、日本→アメリカ→アメリカというトランジットの場合は、最初に入国審査が発生します。
※ただし、香港の場合はトランジットだけでも窓口が少なくて時間かかった気がします。
ですので、そう言った場合はできるだけトランジットに2時間くらいはある便にしておきたいところです(個人の見解です)。
または、自分の場合のようにトランジットが短い場合は、最初の便と次の便が同じ航空会社にしておいた方がいいと思います。
そうすれば、便が遅れたりした時もEXPRESS対応してもらえます。
まとめると、トランジットに慣れていない人は、
①トランジットが2時間以上ある便を組んでおく。
または、
②最初の便と次の便を同じ航空会社のチケットで手配する。
こちらのいずれかの条件で、チケットを購入することをお勧めします。
慣れてくると、一番安くて、無駄なトランジットの少ないギリギリを攻めたくなりますが、最初のうちは上の条件のものでの購入をお勧めします。
以上、自分の失敗談が少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、国際線に遅刻しそうな時の対処法はこちらです、よろしければ是非。
お読みいただきありがとうございます。