こんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。
早速ですが、最低限貯金しておくべき金額っていくらぐらいでしょうか?
普通の感覚でいうと“多ければ多いほど良い”ですが、そこはミニマリスト。
貯金も最低限を目指していくとすれば、その最低限の理想っていくらくらいでしょうか。
特に今回のコロナで、最低限の貯金について考えるひとも増えているでしょう。
僕の友人では、もらった分全部使っちゃう江戸っ子気質と、堅実派と2極化してる感じですね。
うーん、でもなあ、多ければ多いほうが僕はいいなあ。
最低限の貯金は、ミニマリズムの鬼門ですね。
Contents
ミニマリストの貯金は、あと何ヶ月生きられるかで考える。
ミニマリストの本を読んでいると“最低限の貯金額”に触れている人も割とおります。
金額はまちまちですが、考え方として“最低限の生活費×期間(数ヶ月〜1年)”という計算が基本のようです。
例えば、YoutuberミニマリストTakeruさんは、
僕は、ひとまず生活費の3〜6カ月ぶんの貯金をすることをオススメします。もし可能であれば生活費1年ぶんの貯金をするといいでしょう。
ミニマリストTakeru. 月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2049-2051). Kindle 版.
夫婦で月20万が目安とのことなので、1年240万円が安心ゾーンでしょうか。
次に、大原扁理さんというストイックめなミニマリストは
最低生活費の四か月ぶん、でもギリギリでは怖いので半年分くらいの貯金があるといいかも。とすると六万円×六か月で三六万円。
大原扁理. なるべく働きたくない人のためのお金の話 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1051-1052). Kindle 版.
次に、一番有名なしぶさんで、
そんな僕の貯金は、常に60万円ほど。60万円の根拠は、「必要最小限かかる生活費の1年分」である
ミニマリストしぶ. 手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1429-1431). Kindle 版.
まとめると、
大原さん:36万円(6万×6ヶ月)
しぶさん:60万円(5万×12ヶ月)
Takeruさん:240万円(10万×2人×12ヶ月)
といったところ。
上二人は独身で、Takeruさんは結婚してるという違いはあります。
金額は結局のところ生活費に左右されるので、まずは期間。
半年 or 1年の最低生活費がスタンダードみたいですね。
手近なところで、半年を目指すべきでしょうか。
しかし、上二人は本のような変えられない媒体で「これ以上いらない」と言い切るのはすごい覚悟。
仮にそれ以上貯めてたら、いまどき総スカン喰らいそうですもんね…。
これらの本、他のミニマリスト本はこちら(【2020年最新版】ミニマリスト本のオススメまとめました)で紹介していますのでよろしければ。
半年×最低限の生活費は10万くらいか
ストイックすぎないミニマリストが考えるべき最低限の生活費なら、10万円くらいが妥当そうですね。
(金額差は、住んでいる立地、家賃次第かと。東京23区なら15万とか)
Takeruさんは10万円×2人としていますが、核家族なら2人目以降は、家・ものは共有資産を使うからもっと少なくていい。
2人目以降は、一人5万円でいけるんじゃないでしょうかね。
だから、最低限の貯金額目安を式にするならば、
(10万円+5万×2人目以降)×半年
になるかと思います。
つまり、
独身:60万
夫婦:90万
3人家族:120万
といった風に考えていくといいんじゃないでしょうか。
厳密に言うと、一番お金かかるのって、子どもの教育費だから3人目以降はまた変わりそうですが…。
まずは、生活費を落とすこと
ま、最低生活費は人によって違うからそこはアレンジしていただいて。
月20万円必要な独身なら、120万円。
月10万円必要な独身なら、60万円。
ここで、不思議というか当たり前な現象が発生します。
例えば、手取りが20万円の独身の場合。
月20万必要な人は、120万必要なのに、そもそも貯金できません。
月10万必要な人は、60万でいいので、半年で貯まります。
そのあとも、消費ペースを変えなければ、月10万円溜まってく一方。
最低限の貯金を考える前に、生活費を落とすことを考えるのが実は先ですね、これ。
当たり前体操〜♪
COWCOW見なくなりましたね。
ちなみに、節約して生活費落とす系の記事は、こちらのまとめ見てみてくださいねー
僕の場合:最低限じゃなくて、最上限で考えてみる
僕の場合、月10万(しかも、今実家だから10万も使わない)×半年=60万が最低限。
もう、60万円も達成してるし、なんなら仕事続ければ増え続けてゆきます。
さて、話を冒頭に戻すと、ミニマリスト独身のミニマルな貯金が60万だとする。
すると、ミニマルである60万以上増やすべきでない??
ものを最低限にするのと同じく??
いや、逆に無理ですね。
ミニマリストなら使う金が少ないから、最低限の貯金額も少なくなるし、正社員の独身なら金は溜まってく一方なのですよ。
嫌味とかでなくですね。独身だからその分、家族を持つ喜びとかもないから。
自分で言ってて、悲しくなったけども。
寄付だったり、他人のために使ったりすれば減らせるけど。
寄付。
ちょうど、ミニマリストだからって、別にお金を寄付はしなくていいよという記事を書いたんですよね。
本当にしたいものがあったらするけど、意味不明な寄付は散財と変わらないと思います。
あと、僕は60万しかないのに路頭に迷うリスクがあるのは正直不安です。
不安はストレスです。
ストレスを減らすためのミニマリズムなので、それは本末転倒。
そこで、
僕が考えたのは、貯金の最低限じゃなく、「最上限のミニマルな貯金」を考えること。
最上限のミニマルな貯金とは?
最上限の定義は、“死ぬまでにかかるお金”を逆算すること。
例えば僕の場合、あと60年生きるとすると720ヶ月。
月10万円かかるとすると、7200万円かかる。
(本当は年取ると医療費とかかかると思うけど、年金無視&あえて単純計算で)
これです!
7200万円が最上限のミニマルな貯金。独身の場合。
では、7200万円貯金できたらどうするか。
もうそれ以降は、寄付するか、仕事しないか。
それしか、増やさない方法はないですよ。
僕は、そんなに寄付に興味ないし、働きたくもないから仕事辞めますね。
わーい、アーリーリタイヤ。
そう考えると、ZOZO前澤氏は何かしら働いていたいから、寄付とかするのかもしれませんね。
そもそも、ミニマリストですらなさそうだけど。
というわけで、莫大な金額でイかれているけど、僕が本当に安心できる額は7200万円とします。
いや、流石にイれている気がしますけど。
理想的な貯金額60万円の120倍です。
あれ、やばいこれ超マキシマリストだ。
ちょっと待ってくださいね。1回落ち着きます。
みなさんも、イかれた目標を立てるのはやめにして、とりあえず最低限貯まったらよしとしましょう汗
お読みいただきありがとうございます。
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