こんにちは。脱マキシマリスト・コピーライターのゆきたかです。
という人たちに、片付けの実践法として、パッキングパーティーという方法があります。
ものを処分していくときに大変なのは、
“捨てるものを仕分けること”だと思います。
ただでさえものが多いのに、一つ一つ捨てるかどうか見ていくと、心も体も疲れます。
パッキングパーティーは、そんな仕分けを楽にする作業。
これから処分を始める人も、だいぶミニマルになっている人にも有効な方法です。
Contents
パッキングパーティー(Packing Party)とは?
パッキングパーティー(Packing Party)は、アメリカの有名なミニマリスト・ユニットThe Minimalistsが考えた片付け方法。
ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマスは20代にしてアメリカンドリームをつかんだ男たち。
数千万円の年収、広い家、高級車、高い家具などを全て手にしてきました。
でも、年収は高いのに、それ以上に消費していくので生活はカツカツ。
離婚や、母親の死も重なり、ジョシュアはミニマリストへ。
なぜか幸せそうなジョシュアを見たライアンもミニマル化することを目指し、The Minimalists結成。
そこでライアンが始めたのが、パッキングパーティー。
(二人のTEDでのプレゼン。日本語字幕もあります。)
家中すべてのものを、まるで引越しするように、ダンボールに詰め込む。
それだけ。
あとは、必要があるたびにダンボールからものを取り出します。
使わなかったものは処分。
つまり、“使うかどうかで、自然に捨てるものを仕分けする作業”なのです。
The Minimalistsに興味ある方は、二人の著書minimalismを読んでみてください。
パッキングパーティーに必要なもの・手順
必要なもの
- ダンボール箱
以上
順番
❶ダンボール箱の準備
❷パッキングする
❸使うものだけ取り出す
❹一定期間箱から取り出さなかったものを処分する
非常にシンプルです。
それぞれの手順に必要なものを見ていきます。
❶ダンボール箱の準備
部屋のものをしまうダンボール箱をゲットしましょう。
ものを捨てるために、ダンボールを購入するのも少しおかしな話ですが。
パッキングパーティーが終わった後も、このダンボール自体が収納になるように素敵なデザインのものをオススメします。
僕が使用しているのは、こちらのダンボール製ストレージボックス。
ただの箱なのですが、シンプルなデザインで普通に収納として気に入っています。
アウトレットバージョンは色デザインを選べないので、選びたい人はストレージボックス【選べる6個セット】全8色【あす楽】対応を。
ちなみに、収納にプラケースを使うのはやめましょう。
なぜなら、捨てるのが面倒だからです。
サイズによっては粗大ゴミになり、プラごみで捨てられるとしても、捨てるとき潰せないので捨てるのが大変です。
❷パッキングする
続いて、パッキング作業に入ります。
- ダンボール箱の置く場所を確保
- 入れるものの仕分けの仕方
をチェックしましょう。
部屋中のものをしまうわけですが、家具はしまえません。
そのために、ダンボール箱を置いておくスペースが必要になります。
ライアンの家は広かったから、置ける場所があったのだと思います。
日本の家は、一般に狭いので、生活動線を邪魔しない場所を確保しましょう。
続けて、仕分けの方法です。
ライアンは、“キッチン用品”“機器類”“服”“車用品”などの品目で分けていました。
ほとんど同じかもしれませんが僕の視点では、
- 使う場所ごとに分ける(キッチン、洗面所、寝室など)
- その中で処分区分で分ける(燃えるゴミ、不燃ゴミ、金属小物など)
ものは、使う場所によって収納されるものなので、第一にどこで使うかで区分。
続いて、大体のものは捨てるわけなので捨てるときのことを考える。
キッチンの中でも、普通ゴミ、金属小物などカタマリでまとめておきましょう。
日本はアメリカよりゴミ区分が細かいので、捨てるとき手間にならないように。
❸使うものだけ取り出す
ここまでくれば簡単です。
使うものを取り出して使うだけ。
❹一定期間箱から取り出さなかったものを処分する
基本は、1ヶ月くらいでいいです。
1ヶ月使わないものは、ほとんどの確率で残りの11ヶ月も使いません。
※服はシーズンものなので、除く
パッキングパーティーでの捨て活、実践編
部屋の広さ問題とスタートのハードルもあるので、
- 一人暮らし → まとめてやった方がいい
- ファミリーサイズの家 → 部屋、場所ごとに(もちろん、まとめてでも)
をオススメします。
一人暮らし向けの片付け方
基本、ワンルームか1Kだとすると、使う場所はほとんど同じなので、まとめてが吉。
問題は、場所の確保です。
ワンルームだとしても、上で紹介した箱に詰め込んでいくと少なくても10箱〜になると思います。
- ダンボール箱を置く場所
- 取り出したものを置く場所
を確保してから始めましょう。
その場所がなければ、まず簡単に捨てられるもの、捨てていいものをガンガン捨てて場所をつくりましょう。
ファミリーサイズの片付け方
場所の確保と尋常じゃない量をまとめてしまえるモチベーションがあれば、まとめてやりましょう。
でも、断●離レベル的には結構高いので、スモールスタートをオススメ。
まずは、無駄なものが多いけど普通ゴミも多い“洗面所”からスタートするのが良いです。
慣れてきたら「どんどんやろう!」とノリノリになります。
なら、まとめてやったほうが絶対いいです。
パッキングパーティーを補強するアイデア
上に書いた通り、結構ストイックな方法なので、+α的に補助の考え方です。
どうしても捨てたくないものは、取り出して使おう
というものがあるとします。
例えば、引かないギターとか画材とか。
だったら、取り出して使いましょう。
ルール上、使うものは捨てなくていいので。
ルールを逆手にとりましょう。
そもそも、ちゃんと使っているものは、多かったとしても、それがあなたの最低限。
無理やり少なくする必要はありません。
お金に余裕がある人は引っ越してしまおう
一人暮らしで、お金に余裕がある人にオススメします。
“まるで引越しするような方法”ですが、実際に引っ越せば0から始められます。
極端かもしれませんが、自分が変わるより環境を変えたほうが楽に処分を始められます。
興味ある方は、こちらの記事(1日で部屋中のモノを処分して、ミニマリストになる方法)も併せてお読みください。
片付け方法って、どこかで教えてもらえるものではありません。
自分で方法論生み出せればいいですが、すでにあるのならそれを使えば楽です。
ぜひぜひ、パッキングパーティー試してみてください。
お読みいただきありがとうございます。
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