予定とミニマリスト

田舎暮らしながら、都会で働く生活の話を聞いた

こんにちは。人生投資型ミニマリストのゆきたかです。

同業の方で、普段は田舎に暮らしていて、仕事があるたびに東京に出てくる方の話を聞きました。


移動が多い田舎暮らしってどう

その人は、普段、中国地方の自然豊かな場所で暮らしています。

海沿いではなく、山の方らしいのですが、自治体の名前とか忘れました。

1,000平米以上ある土地に長屋があり、月2万円で暮らせるそうです。

(もっと安い物件もあるけど、ある程度インフラも整った部屋に住むとそのくらいらしいです。値段感覚がもうよくわからないですね)

そのことを知らずにご家族で(奥さんと子どもと)移住したらしいですが、移住者も多いらしく、ヒッピーのような自由民も多いようです。

それだけ土地が広いので、家庭菜園(農業レベルな気もする)で野菜を育てる半自給自足ライフです。

本業はフリーランスクリエイターなので、仕事があるたびに東京などの大都市に出て行くとのこと。

ずいぶん長距離ですが、新幹線とか夜行バスを利用してする移動にも慣れたそうです。

ぼくは、腰痛があるし、尻の皮が薄いからその生活は厳しそうだなと感じますが…。

お金のかからない生活。しかし…

半自給自足生活なので、安い家賃始め、生活にお金がかかりません。

平均給与で見てしまうと、一番高いのは東京です。

しかし、出費が全然違うので、もはや地方暮らしの方が豊かなんじゃないかという気すらしてきます。

とはいえ、田舎。

雇用とか生活はどうなっているのか気になります。

その方のように移動が多いのも大変ですが、基本的にお金がかからないので、移動費を考えても都市に住んでいた時よりお金かからないそうです。

(生活費がかからないから無理に稼ぐ必要もなく、やりたい仕事を選べるらしい)

その人の場合は、東京の仕事だけでなく、ある程度中国地方でも仕事を受注できるように人脈を広げていたらしいので、案外準備されていた感じもありますが。

また、そのほかに住んでいる労働世代の人たちは、家族の場合、家族の誰かが地縁者みたいな場合が多いらしいです。

(一度20歳くらいで、都会に出て、結婚して子供ができて戻ってくるパターンが典型)

都市圏から離れていますが、それでも車で1時間程度とのことで、通勤圏内です。

帰ってきても、都市まで出ればなにかしら雇用があり仕事をマイペースにこなして行くみたいです。

広い土地に大きな家があって、そういった場所のセミリタイヤも今時可能な気がします。

しかし、そのクリエイターからすると、セミリタイヤをその場所でするのってあんまり自由ではないと感じるそう。

お金かからないとはいえ、現代人なのである程度のインフラ費や田舎なので車代などがあり、働かなさすぎても生活はカツカツ。

(カツカツといっても、いわゆる貧乏FIREならリッチなレベルだと思いますが)

仕事で都会に出ていってお金を稼いでいる方が、より「自由」を感じるそう。

ミニマリスト的な、ギリギリの最低限生活もある程度の「不安」はつきまといますからね。

(よほど、禅マインドができていない限り)

同じ生活をしていても、貯金10万しかないのと、2000万貯金がある、または定期的な収入があるのとでは、心持ちが変わるというのは、僕も思います。

とはいえ、その土地とライフスタイル自体はめちゃめちゃ気に入っているそうです。

羨ましい限り。


村八分というのは、ある程度本当にあるそうです

新発見だったのは、「草刈り」が非常に重要であること。

草刈りをしないと、近所から村八分にあってしまうらしい。

詳細は分かりませんが、相互扶助でできている場所なので、一人が雑草駆除をサボると景観も壊れるし、まわりに雑草が広がってしまうので、そこはマストらしいです。

一人当たりの土地も広大ですから、結構な重労働です。

最初その土地についた時は、雑草がボーボーだったので本当に大変だったそうです。

(その方は夫婦で都市出身なので、草刈りとかにも慣れていない)

まあでも、そこから草刈りして、野菜を植えたりするのは、慣れると楽しくなるそうです。

ゲームの「牧場物語」リアル版という感じです。

ただし、サボるとすぐ雑草が生えるし、野菜も農薬を使わないぶんこまめに見てあげないとなので、日々のルーティーンに組み込む必要はあります。

草刈りと、もう一つの問題はありがちですが、移住者と元から住んでいる人の軋轢。

事例として聞いたのは、野焼き。

田舎なので、正直そんなに環境リテラシーが高くなく、庭の野焼きでゴムとか燃やしてはならない物質を燃やしてしまうらしい。

それを新しくやってきた人が、注意する程度ならいいものの、公権力に頼り色々な人が絡む大ごとにしたことで結果その街から引っ越すことになったという話を聞きました。

新参者が悪いことを悪いと言えないのも良くないですが、この場合はコミュニケーションの仕方が悪かったようですね。

現地の人に入り込んで、ずいぶん仲良くなったとき「ところで、ばーちゃん、タイヤ燃やしちゃダメだよー」と言えば、状況は違ったかもしれません。

だから、田舎暮らしをするには、総じてコミュニケーション能力が求められます。

そんなに他人とコミュニケーションしたくないけどリタイヤしたい人は、土地は安いけどちょっとした都市くらいを狙って行く必要がありそうです。

反対に「セミリタイヤしてもやることなさそうで心配」という人は、こういう街に住めば、農作業や地元のコミュニケーションがあってやることも多いのでちょうど良さそうです。



まあでも、とにかくこんな話を身近な人から聞くと「いいなー」となりますね。

まいにち体を動かせば、腰痛も逆に直りそうな気がしました笑

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