こんにちは。人生投資型ミニマリストのゆきたかです。
さて、ミニマリズム、FIRE、節約など、支出を抑えるライフスタイルが流行っている。
最強の節約家(支出がとても少ない人)は誰かというと、“子どもたち”だと思う。
Contents
子どもたちは、非常に少ない支出で生きている
小学生の時は、お小遣いワンコインでよろこんでいた。
大人が1ヶ月のお小遣いワンコインで暮らすのは無理だろう。
なぜなら子どもは、生活費や通信費、娯楽費まで親に払ってもらうからだ。
自分の資産の中から支払ったものだけを支出というならば、子どもより支出の少ない大人は、ほぼいない。
小学生だとピンとこないので、お小遣いが5,000円くらいの高校生(バイトなし)で考えてみる。
小学生よりは、自分の物を自分で買うようになる。
物を買うときも、プチプラ品、または買うことそのものをあきらめる。
外食するとしても、サイゼリヤのような場所にのみ入り、メニューもお金を気にしながら選ぶ。
高校生が支出額をきちんと測ってみると、大人から見たときにかなりの節約家に見えるはず。
その反動で、社会人になった時に「あの時できなかったことを」とお金を使い始める。
私ももれなくそうだったのですが、そこから高校生のころの感覚に戻れると、節約家として強くなれる。
そのライフスタイルに近づけたのが、いわゆる“こどおじ、こどおば”である。
こどおじは、生活水準を落とさずに、支出をマックスまで落とせる方法
私の2021年の支出額は、1〜10月までの間で月平均約35,000円。
しかも、同じ生活水準を一人暮らしで保とうとしたら、月10万では足りないと思う。
きちんとした食事、それなりの住居などなど、都心だったら最低でも15万はかかるはず。
3.5万払って、一人暮らしであれば15万の暮らしができる。
私はとても運がいい。
実家の都心へのアクセス、3.5万で15万の暮らしを再現できること、少なくとも実家に住まわせてくれる親と、こどおじできる状況にある。
しかし、運がいいはいいけど、同じような状況でも、高校生、大学生ぐらいの暮らしをすることができるストイックな節約家がどれだけいるかはわからない。
運が良くてもそこまでストイックにできる人間は、果たして、どれくらいいるだろう?
いくら実家に住んでいるとはいえ、高校生のように工夫して暮らすのは簡単でない。
高校生は、単にお金がないから節約するのであって、お金がある時に同じことができるかは別の話だ。
(私の場合は、そもそもミニマリズムを生活に取り入れているので、買わないことに魅力を感じている)
独身、親との関係性、経済状況、立地の問題
まとめると、こどおじ、おばに対する再現性のなさを指摘される点としてはこの4つだと思う。
- 独身でないと厳しい
- 親との関係性
- 親も生活がギリギリでない
- 立地の問題
反対に現状この4つを満たしているのならば、いつでもこどおじ、こどおばになることができる。
1.独身
こどおじを目指すくらいの人だから、基本的には独身なのではないか。
結婚しておいて、こどおじになれないからと後悔するのも後の祭り。
とはいえ、人の気持ちは変わるものなので、結婚してからそういう気持ちになったら仕方ない。
そのために、離婚するというのは精神的にも金銭的にも負担がありそうなので、わざわざしない方が賢明な気がする。
たまたま、子どももおらず、離婚することになったら、実家暮らしも検討対象。
2〜4.親ガチャ
とくに、経済状況は運です。
第一に、親の経済状況。
基準としては「一人暮らしより抑えた出費で、一人暮らしよりいい住宅、食事を得られるか」。
私は幸いその状況なので寄生しているが、そうでなければ、そもそもパラサイトシングルは選択肢に上がらない。
第二に立地。
完全リモートOKの仕事も出てきており、これからハードルは低くなって行くように思う。
運もあるけど、ITスキルを鍛えれば、立地は問題にならない。
ただし、ITスキルを鍛えるような努力ができる人間なら、支出を落とすために実家に戻るのはコスパ的に良くない気もする。
私の場合、職場が東京都心で、実家が通勤圏なので、そこは運がいい。
一人暮らしにかかる金が、東京都心だと最低12〜15万くらいになる。
都心へ通勤圏内に住む必要がある人ほど、こどおじの節約は強くなる。
第三に関係性。
第一、二の基準を満たしているのに、実家暮らしに踏み切れない人は、親との関係性が悪いとか本人のプライドで実家には暮らせないとか。
本人の責任。
うちの親、毒親なんだという方は、すみません。
でも、「うちの親、いい親なんです!」って親もなかなかいないと思うけど。
ストイックな節約家になるまとめ
途中、「都心に通勤して働くこと」を前提に考えたので、私がけっこう運のいいやつに見える気がする。
(実際、裕福ではないがミドル〜アッパーミドルの家庭)
ただ、そういった状況を置いておいて、単純に支出を最小にする生活は「高校生のくらし」にある。
要するに、支出を減らしたい人は「昔の自分」を思い出してみるのがいいヒントになると思う。
富豪の子どもでもない限り、誰もが節約家な時期を送っていたはずだから。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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