こんにちは。ミニマム志向型コピーライターのゆきたかです。
今回のテーマは、ミニマルな料理です。
僕は、日本で居酒屋、オーストラリアで和食料理店の厨房で働いていました。
(現地の都市では、一番本格的な日本料理を出す店でした。オーストラリアなのに日本的で厳しかった笑)
また、オーストラリアは外食もテイクアウトも高いので、ミニマルに自炊をしていました。
学生だったので貧乏でしたし、留学期間しか住まないから最低限の調理道具で過ごしました。
そこで得た料理に関するミニマリズムをシェアできればと思います。
Contents
その土地で一番安く手に入る食材を使って料理をする
僕がオーストラリアにいた時によく作っていたのは、“ラタトュイユ”です。
ピクサー映画「レミーのおいしいレストラン」の英題” Ratatouille”にもなっている料理です。
フランス南部の野菜煮込み料理で、かつては囚人用の食事だったという説も笑
なぜ、ラタトゥイユをよく作っていたかというと
- フライパン1つで作れて楽
- 食材が現地で安く手に入るから
- おいしい
という理由。
ラタトゥイユには、トマト、ズッキーニ、ナス、パプリカ、玉ねぎなど使います。
日本でこの野菜全部を買っていくと、結構値段しますよね。
それが、かなり安く作れる上に、パスタにもパンにも合います。
しかもフライパン1個で作れる便利さ。
金銭的にも、手間的にもミニマルな料理です。
基本的に
- 野菜
- 果物
- 牛肉
- 乳製品
はオーストラリアの方が安く、
- 鶏卵
- 鶏肉
- きのこ類
は日本の方が安いです。(ほとんどの食材は豪の方が安い)
だから、日本でのミニマル料理は、鶏もやし炒めですね。
最安食材もやしと、日本でお得な鶏肉の最強コンビ。
リンク先のレシピは、カレー粉を混ぜていて、絶対つまみに最高なやつ。
料理しながら片付けるのが、コツ
ちなみに、洗い物を楽にするコツは“料理しながら片付けること”
和食屋の厨房はこれの連続で、技術的には身につきました笑
特に、日本の一人暮らしのキッチンはせまいから、まとめてやると邪魔になります。
こまめに洗い物をして、狭いキッチンで身動きが取れなくなるのを避けましょう。
さらに洗い物を楽にするのは“そもそもミニマル料理をつくること”
ミニマリストの一番ミニマルな料理とは?
一番極端な方法はファミリーは厳しいので、一人暮らし向けになりますが。
ミニマルな料理とは、調理の必要がない料理です。
例えば、サイゼリヤの厨房には包丁がありません。
究極に時短で料理をサーブできる仕組みになっているわけです。
ちなみに、
と想像してる人は、案外パスタとかちゃんと調理されていますよ。
脱線しましたが話戻すと、調理工程から逆算してミニマルな料理を探すと、
- 缶詰料理
- フリーズドライ味噌汁
- パックご飯(サトウ食品、アイリスオーヤマなど)
- シリアル系
あたりが、一番ミニマルな食べ物。
本当にこれしか食べないとすると、
- フライパン・鍋類
- おたまなどの調理器具
- 炊飯器
- 冷蔵庫も基本いらない(飲み物冷やす用に超小型くらい)
がいらなくなるわけです。
という人は、都内だったら安いとこ探して外食しちゃった方が安いし楽です。
日本レベルの先進国で、こんなに外食が安くて美味しい場所は、ほぼないです。
僕が知る限り、韓国の都市部とシンガポールの屋台飯くらいしかありません。
一人暮らしの最後の方は、僕もそんなライフスタイルでした。
※ちなみに、エコという観点ではエコではない。都市でミニマルにいるのには何かを諦めるしかない
ミニマリストが使うべき料理道具は、深めのフライパン!?
一人暮らしの独身なら上の方法でいけるけど、ファミリーなら無理ですよね。
だから、現実的には調理器具をミニマルにし、それでできる料理を探るのが一番。
であれば、焼き、煮込み、揚げともに可能な深いフライパンがいいです。
一つであればヘビロテになるので、ティファールくらいの質のものは使った方がいいです。
ぼくは、高いものより普通にティファールが使いやすいです。
(僕はガス派でIH非対応のもの使ってましたので、ご注意を)
こだわる人は、BIOTANのパンとか言ってますが、BIOTAN一つだと料理しにくいと思います。
こだわるならこだわるで、“料理はミニマルにしない”という判断もありです。
オーストラリアの時そうでしたが、フライパンが一つしかなければ工夫して作るようになります。
品数の多い日本食でも、コメ、味噌汁、主菜だけつくる。
副菜はあきらめるか、調理不要のもの(冷奴とか)か、買ってくるでいいと思います。
案外、手作りと出来合いのものでそんなに値段変わらないと思いますし。
主菜が手作りなだけでも、全体の雰囲気はいい感じになります。
必要な調理器具は
- 深いフライパン一つ
- スープ鍋
- 炊飯器
くらいのもの。
鍋一つで楽にできる、ミニマリスト料理!
“鍋一つ 料理”でググればいくらでも出てきますね。
まずは、“鍋一つでおいしいものを作ろう”という発想になりましょう。
でも、鍋一つでできても、おいしくなければ意味がありません。
それを紹介していた動画サイトが“料理サプリ(ゼクシイキッチンへ名称変更)”。
有名シェフが、時短で工程をミニマルにした料理を紹介するGOODなサービス。
しかし、2020年3月で終了してしまいました。
つらみ。
そこで紹介していた“焼かない生姜焼き”が良かったのですが…。
焼かない生姜焼き
材料
- 豚バラスライス400g
- 玉ねぎ1 / 2個
- 生姜たっぷり目
- 醤油:みりん:酒=大さじ2:2:4
❶これを全て、フライパンにドン!
❷中火で数分、水分を飛ばして完成!
めちゃ簡単!
つまり、焼かないで蒸し焼きにして煮詰めて味を入れる生姜焼き。
日本橋ゆかりの野永シェフのアイデアです。
てゆーか探したら、レシピありました。書いてから気づいた。
これが、5分くらいでできて普通に味おいしいので試してみてください。
- 出来立て
- 手作り
には、どんなに時短で作っても、買ってきた惣菜にはない“おいしさ”がなんか、ありますよねー。
もうひとつ、こっちは自分作ってないのですが、NHKサラメシでやっていたナポリタン。
鍋一つで作るナポリタン
- パスタ、食材、水、調味料、全て鍋にドン(深めのフライパンでも)。
- 煮詰めて水分を飛ばし、完成。
生姜焼きと同じく、パスタを茹でるのと同時に、味つけて煮込むというもの。
パスタの場合、これでアルデンテにするのが難しい。
ですが、“ナポリタン”というので納得。
ナポリタンは、普通のパスタより長めに茹でてゆるくしてから、具材と炒めます。
そもそもアルデンテじゃなくていいので、この方法でうまくいきやすいと。
これ自分で実践してないのですが、はるもえさんの(鍋一つでできる簡単レシピのナポリタン)に作り方載ってます。
感謝。
と、こんな感じで地道に“鍋一つ料理”のレパートリーを増やしていったら、鍋一つ料理のマスターになれそうですね。
なんか自分でも鍋一つ料理を開発したいです。
まあ、変なクリエイティビティを出すと失敗しがちなので、ググるのが一番ですが…。
とにかく、時短料理、鍋一つ料理を身につければ、洗い物も、道具も減って一石二鳥です。
お読みいただきありがとうございます。
↓ブログランキング、クリックで応援いただけますと、たいへん励みになります!
↓他の記事も是非!