こんにちは。脱マキシマリスト・コピーライターのゆきたかです。
一気にミニマリストになるために、必要なものは2つ。
- 心構え
- 環境の変化
です。
一つめは、全てのモノを捨てる心構えをつくること。
こちらの記事で紹介しましたが、一言で言うと“ミニマル本を読みまくって、自分はミニマリストだとマインドコントロールする”です。
(冗談じゃなく本気です)
二つめの環境の変化で一番わかりやすいのは、“部屋のモノ大体捨てる”です。
ミニマリストは、モノ消費だけでなく、コト消費も最低限にします。
コト消費は、例えば
- スマホに触りすぎる
- テレビを見すぎる
- 行きたくない飲み会
- クソ無駄なサービス残業(やりたくてやる分には結構)
などなど、目に見えにくいものも多いです。
“部屋のモノ大体捨てる”は、このモノ消費を一気に進める環境の変化です。
モノ消費が減ると、自然にコト消費も考えるようになります。
モノを減らすと間接的にコト消費も減って行きます。
で、今回は“環境の変化”として“海外に行く”というのはどうなんだろうか?
という記事です。
禅寺修行するような感覚で。
チャレンジしてみたいことの一つです。
Contents
ミニマリストとして長く生きて行くのに必要なこと
二つあります
- 最低限の支出で生きる
- 先のことを考えすぎない
です。
最低限の支出で生きる
第一に、“最低限の支出で生きること”。
稼ぐことより、少しのお金で生きていけることの方が重要です。
手取り年収1,000万円の人が1,000万円使えば、貯金は0。
手取り年収200万円の人が、100万円で過ごせれば、貯金は100万。
当たり前ですね。
ですが、何も考えずに生きていると、1000万の人は1000万なりの生活をします。
だって、「年収上がったら、もっと広い部屋住むのに」って考えませんか?
ここで、
「部屋が狭いのは、年収が低くて狭い部屋しか借りられないから」
↓ではなく
「もしかして、無駄なものをボロボロ買うから、せまくなってないか?」
と考えてみることで、生活と支出は大きく変わります。
この習慣を、海外生活で身につけていくと。
将来のことを考えすぎない
海外でノマド生活を始めたり、ワーホリに行ったりするときに考えるのは“先のこと”
- 仕事は、収入はどうするの?
- 今独身だけど、一生独り身?
- 海外行っちゃうと年金はどうなる?
とかとか。
いま、独り身の自分だから言えることだけど、これは気にしても仕方ない。
大きく分類すると、
- 結婚という幸せ
- 金
の2つの話に大別されると思います。
ゼクシイでさえ
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。
と言う時代です。
(このキャッチコピー自体は、結婚したくなる素晴らしいコピーで数多くの賞を受賞してます)
でも、結婚しなくても幸せになれるんです。
で、あとは金ですがそれも“支出を減らす”で、ましになりますよね。
老後が心配なら、確定拠出年金(iDeCo)みたいな老後になってからしか、おろせない貯金をしときましょう。
確定拠出年金に関しては、フリーランスの方が会社員より優遇されますし。
(拠出金の上限が大きいので、つまり節税になる)
自分は現状、今の仕事を気に入っているのでそちらを優先します。
(というか、学生の時からずっとやりたかったことを仕事にできています。サビ残は糞と思うし、しない)
その“選択と集中”も自分が満足して行なっているので、ミニマリズム。
仕事に飽きたら、思い切って海外生活はじめようと思います。
ヒントは、大原扁理さんの生活。
実際に、海外移住されています。
こちらもおすすめ→年収90万円で東京ハッピーライフ
海外に行ってしまうことをおすすめする理由
では、なぜ海外に行くことをきっかけとするのか考えます。
慣れない環境だから
日本にいて、毎日同じことを繰り返していると体がそれに慣れます。
すると人間、刺激が欲しくなってしまうもので消費欲が湧いてくる。
だからこそ、慣れない環境に身を置いてみるというのはどうでしょう。
慣れない環境では、脳みそが汗をかくので“消費したい欲”どころではありません。
まず、裸一貫で出て行って“最低限の支出で生きる”を行う。
その生活自体が、刺激的でかつ満足を知ることになるかもしれません。
独り身はもちろん、夫婦でだって思い切ってやってみればいい。
一緒なら、きっと、うまくいくさ。
なんて名コピーができてから、35年も経ってます。
他の人から見たら失敗してたって、自分が“うまくいってる”と思えばいい。
ま、大人なら自己責任ですからね。
言い訳になる
じゃあ、日本でも同じことできないのかといえば、できます。
今の仕事が嫌なら、思い切ってやめて、全部捨てて、狭い部屋に住んでみるとか。
でも、それって分かってても、なかなかできない。
だから、海外に行くことを言い訳に。
- 言語を学びたくって
- ビジネスを学びたくって
うんぬんかんぬん、意識高い系を演じましょう。
本当の目的は“最低限の生活で、満足に生きるため”。
荷物をリセットできる
いま、一人暮らしの部屋に住んでるとして、海外に行くときに必要なものは?
多分、多くてもスーツケース一個ぶんくらいです。
だから、その部屋にあるもの全部捨てたって問題なし。
なぜなら↓の通り。
家具付きの部屋が多い
日本でも、マンスリーアパートとかであれば家具備え付きの部屋もあります。
または、家具付きの部屋でサービスアパートメントのケース。
ですが、それらって普通の部屋より家賃高いケースがほとんど。
反対に、海外では家具付きの部屋が主流です。
(僕が知るのは、オーストラリア、ベトナム、ニューヨークとかだけですが)
インターネットで、お安く探せます。
海外も飽きたし日本戻るべ、となっても、手間少なくまた裸一貫で戻ってこられる。
その国が気に入って、完全に移住するもよし。
海外に行く方法(VISA)
障壁があるとすれば、それはビザ。
その国に、滞在する権利です。
パスポートを持っているだけでは、外国には中〜長期滞在できません。
国ごとに全く違うルールがあるので、オーストラリアを例に方法を考えます。
(自分は、オーストラリアの大学に1年間交換留学してました)
3つ方法がありますが、ミニマリスト目的なら学生ビザをおすすめ。
(厳密には、もっと色々な方法はある)
学生ビザ
学生(語学学校でも大学でも)でいる間は、その国に滞在する権利を与えられます。
今回は、語学学校をオススメ。
- 大学に比べて学費が安いから
- 勉強時間も大学より短い
- オーストラリアなら週20時間までバイトできる(時給高い)
- 大学に入るためには、そもそもかなり英語のレベルがいる
- 豪なら、日本食レストランあるから日本語オンリーでもいける
- ついでに、英語も勉強できる
英語力がすでにある人なら大学でもいいですが、学費が高いのでやりくりが厳しくなると思います。
語学学校は、探せば“学生ビザをもらうために通う、格安クラス”みたいなのもなくもないです。
しかも、格安なぶん時間も短く、自由時間も増えます。
ミニマリスト目的(そんなやつほぼいない笑)の人には一石二鳥。
支出が少なければ、バイト代だけで何とかやりくりできると思います。
(豪パースの時給は、日本食レストランで$10後半〜、現地バイトで$20前半〜です/2015年当時)
しかも、オーストラリアは基本土日は時給が増える。
週20時間労働で、気分的にはアーリーリタイヤ。
(例:豪パース市でのある1週間)
収入:$22×20h=$440
授業料:$200/week(仮、ググって語学学校見つけた)
家賃:$140/week(探せばもっと安いのは全然ある)
残り、$100で1週間暮らせる生活が身につく。
(税金は、6ヶ月以上のコースを受けると居住者扱いになり、この年収ではほぼ課税されない)
ワーキングホリデー
ワーキングホリデービザと呼ばれる、仕事しながらプラプラできるビザです。
学生でいる必要がなく、労働時間上限もないので収支は楽。
ただし、ビザ申込み時点で18〜30歳までという年齢制限があります。
また、基本は1年、面倒な条件を満たして2年までと滞在期間も決まっています。
(近頃、三年滞在できるサードビザもできたとか)
実質、2年目のセカンドビザ申請には、ファームで季節労働を行うのがスタンダードです。
ミニマルになりたいのに、あくせく働くのも何だかなー。
しかも、ワーホリビザでは$1から課税されます(現在15%?)。
本当に1年のみ滞在する場合で、ただミニマルを身につけるという場合ならいいかも。
でも、英語できないと日本語レストランくらいしか仕事はないので、つまらないと思います。
ノマドで働ける能力がある人は、ワーホリが一番効率的です。
※ビザに関する法律はコロコロ変わるので、細かく気になる方は最新情報をチェックしましょう。
※オーストラリアが一番人気ですが、カナダなど他の選択肢もあります。
現地人と結婚しちゃう
ビザ的には、これが最強です。
諸条件あると思いますが、オーストラリア人と結婚すればPRビザが手に入ります。
つまり、“永住権”です。
学生ビザか、ワーホリで入国して運命的な出会いがあればラッキーですね。
まあ経験談的に、そんな甘いことナカナカ、ナイケドネ。
トツギーノ型ミニマリストという、ミニマリストらしからぬ新しさはありますね。
というわけで、30超えても遅くない語学学校VISAまじで有りだなと私、思っております。
お読みいただきありがとうございます。
↓よろしければ、ポチッとお願いいたします!