8月末にハノイに行った時の記録です。
現地人と行動を共にしていたので、ハノイに行ってみたい皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。
第一弾はこちらでございます。
3日目 〜ハノイの街中に出かける、腹痛には気をつけて〜
朝食はまたしても、Foody。ベトナム人の朝食バインミーを食べる。
配達で出来てから時間が経っているのもあるが、まあ美味しいくらいの感じ。
個人的には、高田馬場にあるバインミーシンチャオというところの方が全然、美味しい。
ホーチミンの方の名物みたいだし、ハノイでも美味しいお店を探せばあるはずだけど。
アボカドスムージーは飲みやすい味だった。
ただしこのアボカドが、のちほど僕を苦しめることに(なったと思っています)。
連れが完全に風邪ひいていたので、近所の薬局まで薬を買いに行く。
日本の量販店ぽいドラッグストアではなく、小型の(日本だと)処方箋を持っていく方の感じの薬局がほとんどみたいです。
日本では、絶対医者に診てもらって処方箋貰わないと買えないような薬が普通に買える。
重症でなければ、基本病院行く必要なさそう。
午後に雨が止んだので、ホアンキエム湖までお出かけ。
一帯は歩行者天国となっており、高級店も並ぶ。
日本でいう銀座といったところ。まず、オペラハウスへ。
写真撮っている人多数。
でも、道路に面していて引きじり(被写体までの距離)がないので、写真はめちゃめちゃ寄りになる。
演目もその日やってるものもなく、中にも入れず。
一体なんのためにここに来るのか、、。
写真だけ撮ると、現地人に紛れて交通がカオスな道路を渡り、ショッピングへ。
こんなに近くから撮ったらなんなのか分からない
道渡って撮り直しました。USJ?
コーヒー豆屋さんを見つけ購入。現地では高級?な感じのお店。
よくわからなかったが、匂いを嗅がせてもらってオススメのモノを購入した。
ジャコウネコのコピルアクらしいが、250g1500円くらいなので、違うものかちょっとブレンドされてるだけだと思う。
本来100g5000円くらいするものみたいなので。お店の雰囲気はいい感じです。
ホアンキエム湖を中心にハノイの市内でいくつか店舗を見かけました。
その後、本屋に寄って勉強用に簡単な童話の本を買う。
日本に比べて、児童用の書籍が多い。
これから、少子化が始まっていくベトナムでは大都市の中心といえど、依然子どもも多い。
ベトナムで人気らしい、名探偵コナンはやはり翻訳版が並んで売っていた。
タンロン書店
ホアンキエム湖沿いに歩いていくと、水上人形劇の劇場を発見。
舞台がプールになっていて、水上で、人形を操ります。
ちょうど上映のタイミングだったので見てみることに。
初めて見たけど、ベトナム語わからなくても楽しめた。
プール?の上でマリオネットたちが演技。
数分単位の童話や小話で構成される。
自分が唯一知っていたのが、ホアンキエム湖の逸話(剣を加えて、湖に帰っていった黄金の亀の話。ホアンキエム湖”還剣湖”の名前の由来の逸話)。
最後に人形の操り手が出てきたが、10人もいて驚いた。
タンロン水上人形劇場 (Nha Hat Mua Roi Thang Long)
劇場を出て道沿いを歩いていると、コミュニストカフェと呼ばれるチェーンがあったり(普通においしいみたいです)、ベトナムバンザイみたいな看板が立っていたり共産国であることを感じた。
そこから、急に腹痛に襲われる。
朝飲んだアボカドスムージーに当たったかと思われる。
生ものにはやはり要注意。トイレに寄る。
夜になり、連れのお腹は減っているので、オバマヌードルと呼ばれるオバマが来店したというお店へ。
どちらかというと大衆的なお店で驚いた。
中に入ると、オバマとお店のおばちゃんのツーショット写真が飾ってある。
ミートのブンが人気商品。
味付けはおいしいのですが、腹痛で全く入らず。
また、日本人が好きな(ベトナムでいう南部風の)甘めの味付けだったので連れの口にもあわなかったようですぐ店を出た。
4日目 〜独立記念日ハノイに人は多くない〜
9月2日は、フランスからの独立記念日(1945)。また、ホーチミンが亡くなった日(1969)でもある。
ホーチミンの没日から50周年という節目の日でした。
ブランチくらいのゆっくり目の時間に行動を開始。
観光名所である教会へ。
独立記念日という祝日だったからか、道は割と空いていた。
ベトナム人は祝日で朝早くからそれぞれの実家に帰っているから、意外と道が空いている時間だったらしい。
祝日が日本に比べて少ないから、1日の祝日でも実家に帰ったりするらしい。
教会自体は、日曜日でもなかれば、早朝でもないので、空いておらず。
すぐに、そこら辺のカフェに入ってブランチ。
お腹が完全に下っていたので、ベトナム関係ないがカボチャのスープをたのむ。
味付けは甘さ抑えめで、日本のポタージュとは違う味付けだったので良かったです。
ブランチの後、お土産用に良いかと、チョコレートのmarouというお店に入る。
店内とかオシャレな感じにつくってあって、表参道にありそうな感じです。
ベトナムにしてはいい値段する。
しかも、サイゴンって書いてあるので、本来ホーチミンのお店みたいです。
でも、パッケージもいいデザインなので、日本へのお土産にはいいと思います。
セントラルパークのストロベリーフィールズぽいのを見つけて撮影。
続いてホーチミン廊へ。
独立記念日であり、ホーチミンの没日なので、さぞかし盛り上がっているのかと思っていた。
しかし、実際は普段建物の中で見られるという、ホーチミンの保存遺体さえ拝謁禁止だった。
没日くらいゆっくりさせてあげようという気遣いかも。
それはいいとして、入り口で肌が露出しているという謎の理由で、ガードに止められる。
夏なんだけど。
そしてそれを見計らったかのように肌を隠す風呂敷みたいなのを売りに来るおじさん。
値段約1000円。
物価と品質を考えると定価の30-40倍くらいで売っている気がしたが、面倒だから買った。
入場料が無料なので、釈然としないが入場料と思って。
ベトナム人といたから1000円だったけど、ベトナム語わからなかったら、さらに高く売りつけてたよ笑、と言っていたらしい。とんでもないやつだ。
また、止めてきたガードは童顔なのに笑顔ひとつなく、共産服を着ていたので、なんかマジでヤバい奴に見えた。
独立記念日なのにガッチリガードでホーチミンと対面できず
やはりこの辺は共産国家です
ハノイに来たのにまだ、フォーを食べてなかったので、初めての現地フォー。
ベトナム人からすると毎日食べてるから逆に飽きてるらしい。
地元では有名店らしく、あっさり味でとても美味しかった。
お腹下っているのもあったので、優しい味に柔めに煮込まれたフォーが嬉しかった。
牛肉のフォーしかないようだが、肉の煮込み具合でメニュー名が変わるのでいくつかメニューがあった。
レア(フォータイ)が好きなのですが、現地だと怖いのでウェルダンのフォーChinを頼みました。
あっさり味で食べやすい。(お好みで、ライムや唐辛子を追加できる)
5日目 〜現地人の普通の休日〜
銀行口座をつくるのが、午前の目標。
まず、腹ごしらえに昨日行った教会近くのカフェの隣のカフェで朝食。
昨日とは打って変わって人が少ない。
まだ、お腹が心配だったので、お腹に優しそうなミネストローネを注文。
味も美味しいです。ベトナム洋食店という感じ。
クレヨンが置いてあって、待ち時間でランチョンマットの紙にお絵描きができる面白いカフェだった。
お絵描きできるランチョンマット(再生紙)
ここからの景色はまるでパリ?
そのあと、銀行口座をつくりに銀行へ。
SCB(Saigon Commercial Bank)のホアンキエム支店へ。
情報はほぼブログから。いつも読ませていただいています。
(参考:20代・資産1500万円でセミリタイアしベトナムで暮らしています)
自分で作るのは面倒そうだったので、同行者のベトナム人につくってもらって、預けるかたちにした。
それはそれでリスキーではあるけどお試しくらいの額にしたので。
日本円で持って行っていたので、近くの両替所のレートがいいからそっちで替えておいで、と銀行員におススメされる。
商売としてそれでいいのかと思ったが、その支店で替えられなかったからだろう。
レートはその日で銀行が216.5で両替所が217.8だったので、お得でもあった。
所在地(ホアンキエム支店): 49 Đường Thành St, Cửa Đông Ward., Hoàn Kiếm Dst., Hà Nội City
続いて、連れも口座をつくるとのことで、シティバンクに行く。
が、普通口座は存在せず、定期みたいな貯蓄口座しかないとのことで、現地人向けではないので諦める。ドンで持つとしたら、年間の定期預金利率が国内銀行なら8%とかあるのに、可能性の低い倒産リスクとかで3%程度の利率のシティバンクに預ける理由ってあるのだろうか。
シティ銀行の行員の話によると、ベトナムに住む不動産などの固定資産を持つアメリカ人などがリスクヘッジでシティ銀行を通して運用するケースが一般的らしい。
う〜ん、難しくて理解しきれず。
というわけで、ベトコムバンクの大きな支店が近くにあったので歩いていく。
国内の銀行はお昼休みの間人を入れないみたいで、タイミング悪く、仕方なく近くのカフェで小休止。
ベトコムバンク前のカフェで銀行の再開を待っていると、靴磨きの女性に話しかけられる。
自分は何て声をかけられていたのか分からず断ってしまったが、待っている20-30分の間に3足ほど休みなく磨いていた。
運動靴、女性用サンダル、革靴と色々な靴に対応している。
カフェで休んでいる間に磨くという仕組み。
ただ靴磨きをするんじゃなくて、それだったらちょっとお願いしてみようかなという気になる仕組みづくりがいいなあと感じた。
昼休みが終わりベトコムバンクヘ。
ベトコムバンクの支店は、広いし中も綺麗で、なんか滝みたいなのが流れていた。
ただ、ちゃんとしてるからなのか、やたら書類が多くてただ普通口座をつくるだけなのに面倒くせーなと思った。
ついでにクレジットカードをつくろうとする。
預金口座に結構入ってないとつくれないんじゃないかと危惧していたが、そこは大丈夫。
ただ、こちらのルールでは、定期預金みたく一年くらいデポジットする必要があり、その預金額がカードの限度額になるらしい。
確かに、踏み倒しされないために正しいやり方だけど、カードをつくるハードルが上がるなあ。
デポジットした分はもちろん、定期預金と同じ利率が付く。
ベトコムバンクは6.8%。十分高く聞こえるけど、SCBに比べて2%近く低く、その分信用のある、倒産リスク低めの銀行と言える。
その程度のリスクの違いならSCBを選ぶけど。
ところで、銀行員さんはSCBにしろCity BankにしろVietcom Bankにしろ待ち時間は長かったが、とても丁寧に対応してくれた。ありがたい。
最後に火鍋(hotpodと呼んでいた)を食べる。
ベトナム料理ではなく、中華料理という、、。
前日も行こうとして電話をしたが、満パンだった。
独立記念日というのもあったかもだけど。で、この日のディナーに予約。
平日なのに結構混んでました。
ローカルに人気な感じ。値段も現地食に比べるとお高め。
オリエンタルな内装
外は帰宅ラッシュの時間帯
で、夜に日本に帰った。
空港に着いたら、22時だというのに恐ろしく人が多かったのだが、見送りの人がたくさん来ているようだった。
みんながみんなそうではないと思うが、技能実習生制度とかで旅に出る若者を見送っていたりしたのだろうか。
LCCはチェックインから、待ち時間が、長かった。
安いから当たり前か。
警備員が入り口に立つほど、空港外から人が集まる22時
というわけで、
という感じに、ゆる〜くハノイで過ごしました。
空気の悪さは、歌舞伎町とか新橋並みでしたが、それでも住んでみたくなりました!
それでは。