こんにちは。ミニマリスト・コピーライターのゆきたかです。
僕は、なまけ者で意識の低い自称ミニマリストです。
ですが“ものの数を増やさない”ということに関しては、いろいろ考えています。
“ただ減らす”はリバウンドしてしまう可能性もありますが、“増やさない習慣”は、ずっと役に立ちます。
ものを増やさない(結果減って行く)方法の一つに、1IN1OUTと1OUT1INという考え方があります。
Contents
1IN1OUTと1OUT1INとは何?
1IN1OUT(ワンインワンアウト)とはその名の通り、何か一つものを買うときに、何か一つ捨てるという考え方。
1OUT1IN(ワンアウトワンイン)は、反対に何か一つ処分したときに、一つ買い足す考え方。
横文字めっちゃ多いですね。
ルー大柴みたいですみません。藪からスティック。
紛らわしいので色分けしています。
1IN1OUTという考え方の方が有名ですが、僕は1OUT1INをおすすめします。
なぜか?
図を見ればわかる通り、1IN1OUTのルールだと“寿命まで使っていないもの”を捨てなければいけない可能性があるからです。
反対に、1OUT1INは寿命のものを減らした分を買い足します。
だから、その買い物は常に“必要なもの”になる。
エコ目的でも、節約目的でもどっちでもいいけど、“ちゃんと使う”というミニマリズムです。
1IN1OUTのルールに縛られて、
というのは、僕は本末転倒だと思います。
無理やり減らさず、次2OUT1INで調整できます。
そもそも、ものが最小限に近くまでは、INするのをやめよう。
1OUT1INは物が増えない習慣ですが、減りもしません。
なので、前提条件として“ものの量がすでにミニマルである”ことが必要です。
1OUT1INの前に、自分の“最低限のものの量”を見極める必要ありです。
場合によっては、2OUT1INでもいいし、そもそも1OUT 0INで最低限をさらに減らしていくというのも。
ミニマルであることに興味なければ、いきなり使えるいい習慣です。
でも、ものをミニマルにしたい人は、まず減らすことを優先したほうがいいです。
最低限のものの量は関係ありません
1OUT1INの考え方では、“最低限のものの量が超少ない”ことは関係ありません。
(節約とか、無駄にものを使うこととかに関して)
なぜなら基本的にOUTする寿命まで使うからです。
例えば、Tシャツが2枚しかないAさんと4枚のBさんがいるとします。
Tシャツは100回着たらヨレヨレで着られなくなるとします。
毎日着るとすると、Aさんは半年で買い替えですし、Bさんは1年で買い替えの目安がきます。
結果同じ。
ゴリゴリに減らすことよりも、ちゃんとものを使う考え方です。
だからって、クロゼットがパンパンとかはあれなので、最低量は考えないとですけど。
所持品を使用期間一つだけでいいものか、複数持つものかで分ける
所持品の中には、それ一つだけあればいいものと、複数必要なものがあります。
分類は上図の通り。
使用期間に一つしか使わないのは、スマホや家電など。
で、これらは気にしなくて大丈夫です。
なぜなら、元々1OUT1INのものだから。
スマホは、機器を変えるなら前使っていたものを処分して、次のを手にしますよね。
冷蔵庫とかドライヤーとかも、今のものが快調なら、次買いませんよね?
(これらのものが家に2個あったらヤバイと思ってください笑)
だから問題は、複数必要なものの方。
- 衣類
- タオル類
- 本、漫画
など。
最低限の量を決めておくと良いと思います。
Tシャツは4枚まで、本は10冊までなど。
でも、僕はまだ決められていません笑
というのも、冒頭の通り無理やりTシャツ4枚にしちゃうと他のものを無駄に捨てることになってしまうので。
今まだまだ、INを抑えてOUTだけする段階にいます。
一応ミニマリズムを始めて2年弱くらい経つのですが、元々の量が多かったのか、それとも、ものの寿命は案外長いのか不明です。
一度減らした時に、数ではなく場所に対して最低の量にはしました。
つまり、本は自分が使っている本棚に入りきる量まで。
服は、決めた収納に入る量、クローゼットに隙間ができるくらいに収まる量、などなど。
日用品のストック量は期間で考える
日用品は、上の項目でいうと“所持期間中ストック一つ”としています。
日用品といっても、
- 洗剤類
- 石鹸・シャンプー類
- ティッシュ、トイレトペーパー類
- 持病薬
- 目薬、リップクリームなど身の回り薬品
- 筆記具、えんぴつなど
と多岐に渡ります。
これらのストック量は“どれくらいで使い切るか”で考えています。
例えば、
- 目薬
- リップクリーム
- やわらかティッシュ
の3つ。
僕の場合、目薬、リップクリームは3ヶ月ほどで一つ消費なので、1つしか持ちません。
で、1OUT1INに従い、使い切ったら次を買う。
2つ以上持ったら、紛失リスクも高まるためです。
一方、やわらかティッシュは1箱単位で売ってますが、ケース買い(3箱入り)します。
なぜなら鼻炎アレルギーがひどく、ひどいときは1箱1日で使ってしまうからです。
こんな感じでストック量は調整しますが、基本的には1つしか持たないようにしています。
1OUT1INのまとめ
1OUT1INは、ものを無駄に減らすことのない、環境にも財布にも優しいミニマリズムです。
ただし、1OUT1INをスタートさせるには、いくつか段階が必要です。
(1OUT1INで、ものが減るわけではないので、すでにミニマルである必要が)
まとめると
- 最低限の量を決める。(Tシャツ○枚、タオル○枚など)
- でも、無理やり減らすのはもったいないから、しばらく“場所に収まる量を最低限”にする。
- 1OUTゼロINを続けてものを減らす。
- 最低限の量になったら1OUT1IN生活スタート
で、注意点として
- 本当に欲しいものがあったら買おう。その際無理やり減らさないで、次2OUT1INにして調整
- 日用品のストック量は、自分がそれを使う期間で考える
僕は、1OUT1INを本質的ミニマリズムと考えています。
(ものが少なくても、買っちゃ捨てするのは個人的にどうかと思っているので)
無理やり減らすより、無理なく減らすことも考えている今日この頃です。
1IN1OUTもいいけど、1OUT1INもぜひ!
ご興味持っていただいた方は、トライしてみて下さいませー。
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