「Aランク(TOEIC860)周辺の筆者が、ミニマルに(教材費・かける時間)990満点を目指す日記」です。
前回記事では最新過去問を解き、現在のスコアが850くらいであると分かりました。
スコアを細分化していくと
- 文法語彙は点とれている。特別な勉強は必要ない。
- リーディングは時間切れだったので、75分で100問を解けるように。
- リスニングはほとんど穴がないので、模試慣れして取りこぼしを減らす。
ということがわかりました。
その結果をもとに、今回は教材選定をしていきたいと思います。
教材費を抑え、効率的に点が上がる教材のチョイスを。
(+ミニマルに、つまりテキストで部屋がいっぱいに、みたいな状態は避けたい)
ミニマルに満点を取るという目標の有無に関わらず、教材選定はとても重要ですね。
Contents
想定されるTOEIC教材の種類
方向性としては、
❶参考書(Kindle版あるもの)
❷オンライン教材
❸TOEIC講座(対面中心)
❹スタディサプリTOEIC®L&R TEST対策コース
の4方向考えられます。
スタディサプリは、オンラン教材であり、講座であるので、❷と❸のハイブリッドと言ったところです。
結論から言うと、僕は今回❶参考書と❹スタサプでTOEICに臨むことにします。
教材選定において、ミニマルに満点を目指すことと、過去問を解いた結果をまとめて、
- 教材費を抑える
- 量より質で問題を解く
- 模試中心に教材を組む
という3つの基準で教材を選びました。
※ここで言う“質”とは、TOEICの点数を上げるためだけに、質のいい問題のことです。TOEIC試験だけでは本質的な英語力は身につかないので、英語学習には本来“量”が重要です。
上の3つの基準で言うと❷オンライン教材❸TOEIC講座は良くなかったので、簡単に理由を。
TOEIC講座
予算が潤沢にあれば、一番効率的なのはTOEIC講座です。
予算が潤沢にあればですが。
探してみましたが、最低10〜20万はかかりそうでした。
しかも、この外出不可の状況下で対面の授業は難しく6/28の試験を目指すなら非現実的。
また、狙うスコアが600、730、860ならいいものの、満点だとすると教えられる教室が少ないように思いました。
エッセンスという教室などであれば、効率よく満点目指せそうでした。
オンライン教材
模試中心の教材を探していたので「オンラインTOEIC®模試 e-test」というサブスクオンライン教材を見つけました。
月2,000円程度で、模試形式の問題がたくさん解ける。
“質”とは言いましたが、もちろん“量”も大事なわけです。
しかし、サンプルを解いて1問目ですでに、ちょっと違うとなりました。
Part1のサンプルで、ABCDの文章が“前置詞違い”という選択肢で出てきました。
そんな出し方は過去問からして出てきません。
できる限り公式に近いものを解き慣れておきたいので、こちらは断念。
(度々恐縮ですが、単純な英語の問題としてダメという意味ではありません)
ほかの教材や無料のものを見ましたが、無料のは特にひどかったですね。
模試中心に今回自分が選んだ教材
結果、教材費と質の関係で下の二つを選びました。
❶参考書(Kindle版あるもの)
❹スタディサプリTOEIC®L&R TEST対策コース
参考書も解いてみないと質はわかりませんが、年々公式と同じ形式に近づいている噂があり、口コミを読めるので、そこから判断。
スタサプは、1週間無料体験できます。
参考書(Kindle版あるもの)
なぜKindle版(電子版)あるものかと言うと目標にミニマルを掲げているからです。
教材費や時間だけでなく、“もの”としてミニマルにしたいので物質的な本は避けたいのです。
(一応ミニマリズムを追求するブログなので笑)
その上で、模試中心に構成された参考書を探しました。
- TOEIC(R)テスト新形式精選模試 リーディング2
- TOEIC(R)テスト新形式精選模試 リスニング2
- TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+
- TOEIC(R) L&Rテスト 「直前」模試3回分
- TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術
- TOEIC(R) L&Rテスト Part 7を全部読んでスコアを稼ぐ本
- TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版 新形式問題対応
(以下2つは、2020/4現在アマゾンプライム無料)
- はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト全パート完全攻略
- TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1 TTT速習シリーズ
それぞれ見ていきます。
パターンを掴むには、できる限り問題数を解くことが1つ。
そして、時間感覚を養うために100問続きで解くことが1つです。
問題傾向が新形式のものに対応しているかはチェック(新しければ新しいほどよい)。
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上のリストに入れてないですが、公式はマストです。
本番と全く同じ問題傾向で出題されている訳ですから。
本来であれば公式問題集1~6買えば良いのですが、
- コスパ悪い(高い)
- Kindle版がない(場所を取る)
という理由で、今回は他の参考書を選びます。(6は購入しました)
(2024/11/23 17:21:51時点 Amazon調べ-詳細)
- 問題数:R500問
- 価格(Kindle, 電子版):1,881円(2020/4現在)
- 口コミ:TOEICに忠実なものの、TOEICより難しくつくられている。
本番より難しいので、860〜満点を目指すならGOOD!
ただし600〜730あたりがターゲットの人は、正直英語基礎力が足りていないので、本番より難しい問題は向かない。(わからないまま、進むとよくない)
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- 問題数:L500問
- 価格(Kindle, 電子版):1,881円(2020/4現在)
- 口コミ:同上
上の本のリスニング版。
RとL合わせて1,000問(試験5回ぶん)。
公式よりは、1問あたりは安い。
- 問題数:L300問、R300問
- 価格(Kindle, 電子版):2,524円(2020/4現在)
- 口コミ:本番に近い質の高い問題。解説が丁寧。
2020/3発売なので、最新の問題傾向に対応していると期待。
解説が丁寧なので上級者だけでなく、初心者〜向きだと思われる。
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- 問題数:L300問、R300問
- 価格(Kindle, 電子版):2,057円(2020/4現在)
- 口コミ:模試形式だが、技術も学べる。(多分、問題パターンをつかめるという意味)
「直前の技術」ロバートヒルキが絡んでいる?一冊。
上の本と同じ問題数で、さらに安い。
ただし、問題が古いという口コミあり(その口コミ、かなり主観ぽく怪しいのですが)。
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- 問題数:テクニックより。模試形式でない
- 価格(Kindle, 電子版):1,634円(2020/4現在)
- 口コミ:TOEICの得点を上げるための技術に特化。
TOEICのための本なので、本質的な英語力を伸ばしたい人には向かない模様。
今回のぼくの目的にはぴったり。
英語勉強会では有名なATSUさんも推していました。
(2024/11/23 17:21:55時点 Amazon調べ-詳細)
- 問題数:Part7特化型。模試形式でない
- 価格(Kindle, 電子版):1,683円(2020/4現在)
- 口コミ:新発売のため口コミなし
僕のリーディングの時間が足りなくなるのは、速読力より解き方の問題だと思います。
だからこそ、一番特化すべきはPart7。
一冊取り組むべきか、迷いどころ。
- 問題数:模試形式はL100問、R100問。その他問題も。
- 価格(Kindle, 電子版):2,089円(2020/4現在)
- 口コミ:高得点者が実際に使っている
著者がTOEICマニア(何度も満点を取っている)。
題名の通り、数少ない満点を狙う人のための本。
良さそうな教材は以上。
スタサプと合わせて、どれを使うか検討します。
ほか、アマゾンプライム無料の教材は、仮に教材が足りなくなれば取り組みます。
スタディサプリTOEIC®L&R TEST対策コース
TOEICテスト対策コースには
- スタンダードコース
- パーソナルコーチプラン
の2種類あります。
スタンダードは月額制サブスクサービス(まとめ割あり)。
パーソナルコーチは3ヶ月or半年コース。
最初不安になったのですが、よく見ると相当に良い教材だとわかりました。
パーソナルコーチプラン
スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプランはマンツーでチャット型質問できたり勉強計画を立ててもらえるもの。
上に書いた通り、人から教わる講座は一番効率的に点が伸びます。
実際に僕はTOEICと同じETSという団体がつくっているTOEFL iBTの講座に通っていました。
テクニックや問題傾向わかり、そこで教わった後が一番TOEFLの点数が伸びました。
だから、このプランもかなり魅力的なんですが…。
なんですが、3ヶ月68,000円+税。
(スタンダードなら、月2,980円+税)
教材費ミニマルとは言ったけど、質が悪いものボロボロ解いても仕方ないし…。
対面よりは、かなり安いし…。
よし、体験だけしてみよう!
と思いフォームを記入していると
おや?
860点以上は、 お申し込みできません…。
…。でも、今のスコアは850とかだろうし、850で入れてみようかな…うーん。
と迷ったのですが、値段が張る上に“満点を目指す人向けでなさそう”なのでやめました。
反対に、ターゲットが600、730、860の人はかなり良いプランだと思います。
かわりにスタンダードを見ることに。
スタンダード
もともと“模試20回分”という触れ込みがあり、模試の量に期待していました。
(もう、公式問題集とスタサプだけでいいよね位の期待感)
しかし無料登録して、中身を見てみると、120分ぶっ続けで解ける模試になっていませんでした。
(別売のテキストを買えば多分できますが、模試1回ぶんで1,200円。しかも紙の本)
リスニングはまだしも、リーディングは時間感覚を養うのが絶対重要。
しかも、パーソナルコーチプランと同じで満点目指す向きでもなさそうだし。
これは結局、参考書一択か…と思いました。
ですが、ほかの教材を見ていると
「あれ、これは…かなりいいぞ!?」
と気づきました。
具体的には
- パーフェクト講義
- TEPPAN英単語
が、かなり良い。
パーフェクト講義
特にパーフェクト講義は、すごく良い。
各Partの取り組み方や、効率よく解くためのテクニックの説明がある。
しかも、実際に出題される問題傾向をおそらく全て網羅。
(TOEFL iBTの講座でも先生が大切にしていたのは、問題のパターンを体でつかむこと。試験の勉強というヤツです)
これを一通り覚えてから模試に進んだら、かなり効率的じゃね?
オンライン授業で話していることも、僕としてはかなり納得の内容。
満点目指すにせよ、普通に役立つものばかりです。
英単語
英単語もやる必要ないと思ってたけど、レベル分けしていてくれて
- 目標860点
- 目標990点
まであります。
僕は、過去問の語彙もほぼ間違えていませんでした。
しかし、ここで解くと860の方で6割わかるくらい。
990なんて知らない単語の方が多いです。
であれば、860の方を完璧にするくらいで大丈夫そう。
むしろ、かなり高いレベルの語彙まで学べる笑
これは、模試・公式過去問の補助教材的に使ったら、めちゃめちゃ良いぞ!!
逆に、何でパーソナルプラン860点以上の受講、受け付けてないんでしょうか?
人材不足??
パーソナルコーチプランは高いので、余裕ある人はですが、スタンダードTOEICテスト対策でも俄然オススメです。
レベル別に分かれているから、本当にオールターゲットです。
最終的に選んだ教材のセット
それでは、最終的な組み合わせこちら。
- 公式問題集6 – 3,330円
- TOEIC(R)テスト新形式精選模試 リーディング2 – 1,881円
- TOEIC(R)テスト新形式精選模試 リスニング2 – 1,881円
- TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+ – 2,524円
- スタサプTOEIC®L&R TEST対策コース(1ヶ月) – 3,278円
+ α(余力あれば)
- TOEIC(R) L&Rテスト Part 7を全部読んでスコアを稼ぐ本 – 1,683円
- TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版 新形式問題対応 – 2,089円
TOEIC受験料(6,490円)を合わせまして、
16,054円
で基本、全て完結する予定です。
選んだ理由
スタサプかなり良かったわけですが、模試練習のために参考書も必要です。
そのため、参考書は模試系を。
公式も合わせて、2,000問分(L1,000、R1,000)あります。
それ以外のテクニック面などは、スタサプで
スタサブはサブスクで月額制(2,980円+税)なのでなるべく短くしたい。
無料期間の1週間ですが、量的にはさらに1ヶ月が妥当かと。
今4/28です。
最初の1ヶ月で、スタサプのパターン学習やコツを得つつ、模試演習でさらにアウトプット。
次の1ヶ月で、模試&公式の演習で固めていく。
ちょうど2ヶ月で6/28の試験です。
(コロナ次第ではありますが)
そこで結果が出ないと次は9/13になるので、なるべく6月で終えたい…。
ざっくりスケジュールなので、あとで細かく組みます。
これで、教材を選定できましたので次回(第4回)は満点ホルダーたちの勉強法を探ります。
お読みいただきありがとうございます。
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