こんにちは。ミニマム志向型コピーライターのゆきたかです。
家族や誰かと一緒に暮らすときに、一番たいせつなこと。
それは、
“相手に、自分のミニマリズムを押し付けないこと”
です。
自分がミニマルな生活を送っていて、どれだけ幸せか他の人に共有したくなる気持ちはわかります。
単純に良さを伝えることは何ら問題なく、むしろいいコトだと思います。
でも、過干渉は場合によっては関係を悪くすることも。
だから、周りに特に求めずに、自分のミニマリズムを突き詰めましょう。
そこにストレスを感じてしまっては、本末転倒です。
Contents
家族と暮らすとき、何をミニマルにするかの軸を決める
家族と暮らすといっても、
- 実家の場合(独身)
- 夫婦&子ども
では全く状況違うわけですが、軸を決めてしまえば何も問題ありません。
軸は人それぞれですが、僕の基準では、
- 自分の部屋がすっきり
- 家族の消費が、お金に影響しない(家計を圧迫しない)
- その消費が他人の迷惑になるか
という点が守られていればあとは何でも良いです。
詳しく見ていきましょう。
自分の部屋がすっきり(ミニマル)
実家の場合は、大体自分の部屋あるかと。
核家族の場合は、夫婦の寝室が共同ということも多いと思うので、一旦置いておかせてください。
自分の部屋がある場合。
まずは、自分の部屋を極めましょう。
人はどうしても“汚いところに目がいってしまう”生き物らしいです。
(心理学的に、自分が気になった箇所に目が集中してしまう)
だけど、人を動かしたければまずは自分から。
自分だけの空間で、満足なミニマルをつくりましょう。
で、案外、実家で自分の部屋って片付かないもの。
僕の部屋は、もちろんマキシマリスト時代に比べるとダントツにキレイです。
でも、案外まだモノも多かったりするし。
実家って最終地点なので、なんか掃除しきれてない感じです。
捨てたいものいっぱいあります。
(それが、ギターとか特殊な画材とか捨てにくいものばかりなのです…。)
以前、記事で紹介したクローバーズエコで頼めば早いのですが。
(サービスが丁寧な処分&リサイクル業者。でも、SNSフォロワーが超少ない涙)
ですが、業者呼ぶほどでもないなーと。
(量的にも少ないし、価格的にも安くはないし)
いや、クローバーズ呼ぶために要らないものを、かき集めようか。
うーん。
まあ、とにかくまずは自分の部屋。
夫婦で部屋が共同の場合は“区画”。
さすがに、家の中で“自分だけの区画・空間”はあると思います。
それもなければ、小さくても良いのでつくりましょう。
その周りが少なくともミニマルでスッキリしていたら、よしとしましょう。
家族の消費が、家計を圧迫しない
家族がマキシマリストだとして、それが金銭的に自分の迷惑になるかどうか。
それを一つに考えます。
自分の実家の親の場合、幸いそんなことないのですが。
例えば、実家でも夫婦間でも
- ブランドものを買いすぎて家計をひっ迫
- 共働きだけど片方だけ家庭にお金を入れていない
- 消費癖がすごすぎて、子供に何かを求める親
みたいなことがなければ、いいんじゃないでしょうか。
パラサイトシングルの僕は当然、親と別の家計です。
ので、上みたいなことは起こらないので問題ありません。
反対に、金銭的に迷惑かけられてないのに嗜めるようなことを言うと逆効果な気がします。
(逆ギレされそう)
でも仮に自分が専業主夫だとして、パートナーが浪費家だとすごい腹立ちそうですね。
(逆に、専業主夫or 主婦が浪費家で、働いてる方が少ないお小遣い制なら、腹が立ちますね)
パートナーはそもそも“金銭感覚の近い人”という条件が大切かもしれません。
「金銭感覚が近い≒ミニマルへの考え方が近い」な気がします。
だったらストレスもたまらない。
その消費が他人の迷惑になるか
わかりやすいのが”買い占め”ですね。
必要のない消費で、他人に迷惑がかかります。
前にも記事で書きましたが、トイレットペーパーの買い占め。
供給がちゃんとしていると、わかっている品目。
また、うんこの量が増えるわけではないのだから、そんなに急いで買い占めなくても大丈夫。
次に、カップ麺の買い占め。
例えば、カップヌードルの賞味期限は約半年です。
案外短い。
買い占めたとて半年で絶対、食べ切りますか?
賞味期限きれてしまって、そのまま捨てるなんて最低です。
家族の消費行動に口出しして関係悪くしたくないですが、ここだけは言わないとダメですね。
周りに求めない方が楽です
他人の迷惑になる場合は言うべきです。
しかし、基本は干渉しない方がお互いストレスが少ない。
もともと、ミニマリズムって“減らすことによって、満足な生活を送ること”。
ミニマルの実現のためにストレスを貯めたら本末転倒です。
自分が幸せそうにしてたら、家族も感化されることもあると思います。
気のせいかもしれませんが、両親の買い物も減っているような気がします。
気のせいかもしれませんが。
あと実家だと正直“自分の所有物じゃない”感覚が強いのもあると思います。
自分のものじゃないから、多少ごちゃついても気にならないと言うことです。
(僕だけかもしれませんが)
自分のモノかどうかという線引きも、ひとつ考えてみましょう。
家族がいるミニマリストの本を読んでみる
ご夫婦とお子さんがいる有名ミニマリストは、
- レオ・バボータ
- やまぐちせいこさん
- ジョシュア・ベッカー
などなどいらっしゃいます。
家族との向き合い方に関しては、ジョシュアの本に言及があるので興味あれば読んで見てください。
↓
彼の場合は、妻と子ども二人。
妻に対する向き合い方と、子どもに対する向き合い方は違う。
奥さんとは丁寧に話し合いながら、お互いの理想を線引きする。
(夫はこれくらい減らしたい、妻はこれくらいにしておきたいなどなど)
子どもは、ティーンネージャーか幼いかどうかでも対応が変わります。
思春期の子どもに、いきなりモノへの向き合い方を考えさせるのは難しいから。
ジョシュアの場合は、長男が5歳の時にミニマリストに目覚めたとのことです。
だから、モノへの向き合い方には、ほぼ1から教えることができた。
この時のポイントは、親がきちんと“ミニマルであること”。
教えるときの「説得力」というヤツですね。
友人や知り合いに対してミニマリズムの話をするときは
家族から少し発展させて、“周りの人に対しては”という視点で考えてみます。
友人や仲良い同僚などに対して
友人や仲の良い同僚など、距離の近い人たちです。
別に気にせず普通に話せばいいと思います。
僕も友人も、お互いに責任を取り合わないからです。
また、友人も僕にそんなに深く突っ込んでくる理由がないので、
「おもしろいねー」
くらいで済みます。
こうしておくと、無駄な贈り物のやりとりが減るので、お互いにプラスです。
でも、あんまり仲良くない人には気をつけた方がいいかと。
そんなに仲良くない人には
わざわざ話す必要はないですよね。
もれなく変な人認定されがちだからです。
(それは言い過ぎか)
特に自分がいるような業界では、マキシマリストが多めなので。
(人にモノゴトを売る広告業界なので、みんな消費意欲が高い)
ミニマリストでやっていきたいんです、みたいな話すると
「へえー、面白いね」
と半ば変なヤツを見るような感じがするので、めんどくさいし話しません。
問題なのは、お中元とか社内でモノをあげ合う文化が多いこと。
要らないものとかも、そんなに仲良くない人からだと逆に断りにくいのです…。
結局、しれっと断ったり誰かにあげちゃったりしますね。
感じ悪くない程度にしれっと。
そもそも、なんならミニマリスト無理に増やす必要もないんじゃないですかね
ガンガン消費する人がいてくれるおかげで、回っている経済もある。
と、僕は思います。
(ミニマリストは、ミニマリストなりに、経済に寄与してるとも思いますが。前に紹介した古着deワクチンなどは好例)
本気でミニマルなライフスタイルはいいと思っているけど、無理に広めたいとは”僕は”思いません。
(もちろん、広めるべく努力しているミニマリストの皆様も素晴らしい)
この記事をお読みいただいている、あなた様のように、興味を持っていただいた方に、いい感じですよと伝えたいだけです。
その方がお互い健康ですしね。
せっかく、良さを説明しても
「胡散臭い」
「そんなことで、何もかもうまく行くわけないでしょ」
「宗教みたい」
なんて返されてしまったら、心が折れてしまいます。
上のように考えている人に理解してもらうのは、家族でも難しい。
まして、理解してくれない(もっと言うとする気のない)他人にそんなにリソース割くのは、それこそミニマルじゃないですね。
ミニマルなライフスタイルの話をした時に、どれくらいの割合の人が
「それ、いいね!」
ってなるのか、わかりませんがストレス溜めない程度に広げていけたらと思います。
この記事をお読みいただいた皆様は、興味がある方たち。
または、すでに実践者の方たち。
お読みいただけるだけとても嬉しいです。
お互いストレス溜めずに頑張りましょう。
お読みいただきありがとうございます。
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