こんにちは。人生投資型ミニマリストのゆきたかです。
あなたが会社員の場合、もし働かなくていいくらいの大金が手に入ったら会社を辞めますか?
私は辞めます。
FIREは貯金と節制と投資によって、10年とか15年とかで、一生お金に困らない状態を作り出すライフスタイル。
仕事を減らしたいと思っている人にとっては、最高の状態。
ただし、そう簡単に手に入るものでもない。
だから、日々の仕事でも減らせるものは減らしておくのがいい。
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最近、あまり忙しくなくなった
FIRE(給与に頼らなくても自立できるお金や資産を持っていて、早期退職すること)は理想だし、私も目指すところ。
しかし、達成に10年単位で時間のかかるもののために、今日の自分にムチ打つのはどうなのだろう。
その前に、日々の仕事で減らせることもあるように思う。
私は会社員だが最近、以前に比べるとずいぶん仕事が減っている。
もちろん残業代は減るわけだけども、ストレスは少ない。
まあ、波のある仕事だからまた忙しい時期も来るだろうけど、まいにち22時以降働く月なんて今後は来ないと思っている。
まわりを見ると深夜まで働いている人もいるみたいだが、それは自分でそうなるべく働いていると言える。
つまり、自分で自分を忙しくしている。
実際、私の仕事は減っている。
「ブラック企業で、自分でコントロールできる余地などない」という方には申し訳ないが、ある程度自分のマインドを変えていくことも大事だと思う。
思い込みがあるなら、捨てていきたい。
思い込みを捨てていくことが、仕事を減らすことにつながる
私個人の場合になってしまうが、思い込みを変えていくことで仕事が減ったように思うことをまとめる。仕事を減らす本を読んでみても同じことが書かれていたりする。
まず、私の働いている状況をまとめたい。
(この条件だから、そうできるというのも正直あると思うので)
都内の正社員で内勤、制作職。基本はリモートワーク。クライアント訪問や制作関連業務のときに外出。残業代はつく。むしろ残業代で稼いでいる部分もある。仕事はプロジェクト単位で動いており、各プロジェクトでは違うチームで動いている。属人的(体調不良などがあったとして、自分の仕事を他人に急にお願いするのは難しい。基本的に自分じゃないとその仕事を進められないため。仕事自体は代替可能だけど、一度プロジェクトが走り出すと引き継ぐのが面倒くさい)。
こんなコンディションで、かつては月60〜70時間ほどあった残業は、20時間程度になっている。
頑張ればもっと短縮できるが、残業時間で給料も変わるので、少ない仕事でもある程度残業したい気持ちもある。
以下が、私が捨てた思い込みになる。
- 忙しい人=できる人という思い込みを捨てよう
- 仕事は、断れる。
- 仕事が忙しくても、実はホワイト企業かもしれない
- ひまでも、ひまと言わない
- 仕事を減らしたらパフォーマンスは落ちない、むしろあがる
忙しい人=できる人という思い込みを捨てよう
「忙しい人だから、できる」
「できる人だから、忙しい」
これは、どちらも正解ではないと思う。
まず、忙しくしている人は仕事ができるのか?
むしろ、反対に感じる。
効率が悪いから同じ仕事でも時間がかかって他人から忙しく見えているかもしれない(残業が長いとかで)し、自分のできる範囲外の仕事を持っていることは自分自身をマネージメントできていないということでもある。
そもそも、忙しいかどうかでなく成果に対して評価は下されるべき(営業職のように数字で成果が出ない職種だと、成果は可視化しにくく評価も曖昧なものになりがちだが)。
そして、できる人は忙しいのか?
たしかに、「できる」とされている社員に仕事は集中するだろう。実際に優秀な人に頼みたくなるもの。
だからといって忙しくなるかは本人次第だ。
できる人の中にも、本人にとっていい仕事を選んで少しだけ受けている人も多い(特に私の業界では)。
「忙しい=優秀」という方程式は必ずしも成り立たない。
だからといって、仕事が好きで少しでもたくさん仕事をこなしたい人を批判する気はない。むしろ、たくさん働いてくださってありがとうございます。
仕事は、断れる。
できる(とされている)人のなかにも、そんなに忙しくせず仕事を選んでいる人も多いと言った。
つまり、仕事は断れる。
こう言うと「優秀だから、仕事を選べるのでは?」という疑問も湧いてくるが、そんなことはない。
実際、私は優秀じゃない。
私より効率がいい上に仕事の質も高い同僚はたくさんいる。
そうすると「仕事できない私なんかが、仕事を断るのはちょっと…」と遠慮しがちになるが、不要な忖度だ。
ただし、断り方は気をつけた方がいい。
「いやです」ではなく「すこし直近で案件が集中しておりまして」と平然と嘘をつけば良い。
まあ暇なら受ければいいし、自分なりに新しい仕事はtoo muchだと思っているなら先の発言も嘘にならない。
そんなかたちで、私は余裕がない(とちょっとでも感じる)ときは断るようにしているし、一度断ると以降は断りやすくなった。
しかも、自分のキャパシティを「断る姿勢」で下げたことによって、忙しそうな時にはそもそも新案件の話すら来なくなった。普通の感覚でいうとこれは良くないことかもしれないが、まあいいや。
仕事が忙しくても、実はホワイト企業かもしれない
仕事は断れる話とつながるが、忙しい会社(私の会社も残業の多い業種)でも「無理です」が通じるなら、ホワイト企業と言える。
それができないのがブラック企業だと思うが、まず、自分が断る努力をある程度しなければならない。
残業の多い会社では、単純に忙しい方が偉いみたいな風潮(というか、忙しいことが当たり前の私の会社だと「仕事を断るなんてありえない」という文化の人も多い)があると、他人に押し付けないまでも、忙しいのがいいことだという思考体系が当たり前になっているケースがある。我が社のことですが。
忙しい人は、相対的にひまな人を見て「ああ、私って働いている」という充実感を言葉に出さないまでも無意識に感じる上、「なんで、こいつは働いていないんだ」と少なからず怒っている。
だからひまだとしても、自分がひまだなんておくびにも出さないべきである。
我が社の場合も上のような思考回路の社員が多いが、新案件の打診があった段階で断れば強引に入れられることは基本的にない(はず)。
いい意味で、人は人、自分は自分の会社なのだ。
ひまでも、ひまと言わない
ひまなときは、ひまを享受しよう。
わざわざ「いま、ひまなので仕事ください〜」とか言う必要はない。
いざ仕事がきた時の準備をのんびりしておけば、それはサボりでない。
事務職であれば、書類やデータの整理、普段の自分の仕事の流れを思い出して効率的に働ける仕組みを整える期間だとする。
身の回りが整理されているだけでも、これまで10時間かかっていた仕事が9時間半でできるようになるかもしれない。
好循環が生まれる。
それに、放っておけば仕事の方が勝手にやってくる。
消極的な積極性を持とう。
仕事を減らしたらパフォーマンスは落ちない、むしろあがる
これは、エッセンシャル思考や最近出版された薄い財布の社長の本でも言われているが、まさにそうだと思う。
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仕事で成功したい人にとっても、「数打ちゃ当たる」なのか「すくない案件に集中」なのか、どちらが正解ということもないだろう。
ただし、こと給料という安心材料がある会社員(正社員)は、わざわざ「数を打って」リスクを減らす必要がないくらいリスクが少ない。
会社員でいる間は「すくない仕事に集中する」方が得だと、私は思う。
とこんな風に自分の思考を持っていって、少しずつ実行していくことで仕事は多少なり減っていくはず。
うまくいかなかったらブラック企業の可能性があるので、その仕事自体が好きで仕方がないのでなければ転職なりを検討しはじめるべきだと思う。
お金のことを気にしているのならば、やるべきは支出を減らしてそれを習慣化させることを第一に考えるのも一手。
月10万しか使わない年収200万の人の方が、月100万使う1000万プレーヤーより明らかに金持ちだ。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございます。
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