こんにちは。ミニマム志向型コピーライターのゆきたかです。
私は、ミニマリストとか言っておきながら、パラサイトシングルでもあります。
パラサイトシングルという言葉の定義も曖昧ですが、要は
“就業している・していないに関わらず、実家に在住する独身の人”
のことです。
ミニマリスト≠パラサイトシングル
なイメージはありますが、僕はあまり気にしていません。
というか、むしろミニマルになるために実家に帰りました。
(以前は、港区芝公園に在住。主な理由は、家賃節約です)
“パラサイトミニマリスト”は、アリです。
ていうか、パラサイトの方がミニマリストだと思っています。
このブログでは度々、実家に居られる環境の人なら、実家に居た方がいいとオススメしています。
(そうでない方も、ノマドでUターンなんて選択肢もワクワクしますね)
Contents
世の中のパラサイトシングルに対するイメージ
“パラサイトシングル”という悪意あるネーミングから分かる通り、いいイメージではありません。
ウーマンズラボ;パラサイト・シングルとは? 女性の悩みとニーズ(2019)によると、就業しているパラサイトの特徴は
自由で気ままな実家暮らしを手放してまで一人暮らしや結婚をして家庭を持つことにメリットを感じておらず、親に経済的・精神的に依存し続け、“子ども”の状態から抜けきれていない。子どもの時と変わらず両親に世話をしてもらうことを当たり前のように感じているのが特徴とも言える。
就業しているパラサイトでさえ、この言われ様です笑
(記事自体は、客観的に練られた記事だと思います)
よく言えば、
あらゆる消費シーンにおいて「見栄・無理する」よりも「コスパ・効率」を重視する若者世代特有の経済的で賢い価値観
とも書かれています。
つまり、見栄<コスパ・効率。
ん、これどこかで見たことありませんか?
そうです、ミニマリストの考え方の一つです!
見栄を体からはがして、“最低限でいる幸せ”を得ること。
実は、ひとり暮らしよりパラサイトシングルの方が、ミニマリストのコンセプトに近いと言えます。
パラサイトミニマリストのいいところ
そもそもの考え方として、パラサイトがミニマルだというのは上記の通りです。
具体的に、私が感じているミニマルいいポイントを述べていきます。
ひとり暮らしよりモノが少ないです
少し考えると当然なのですが、ひとり暮らしより必要なものは少ないです。
なぜなら、基本的に家具家電などを家族とシェアして使っているから。
ひとり暮らしするにあたって、ミニマリストといえど1つもモノを買い足さない人はいませんよね?
特に洗剤・フロ類は使う量は同じかもしれませんが、容器・パッケージを家族とシェアする分エコです。
実家暮らしの人の方が、単純にモノ・ミニマリストなのです。
設備が整っています
それだけじゃなく、家具、家電、給湯器などの設備が整っています。
それらの質は、当然ひとり暮らしのモノよりいいです。
(よっぽど、ひとり暮らしでこだわったモノを使ってるなら別ですが。)
洗濯機はドラムだし、コーヒーメーカーはミル付き、シャワートイレなどなど。
しかも、個人としてモノを所有してるわけでもなくです。
モノが少ない上に、質もいいという。
ミニマリズム面で考えるといいことばかりですね。
ちなみに、「それだと、家自体はミニマリストな家じゃないじゃん」と思われた方。
誰かと一緒に暮らしている時に、同居人にミニマルな姿勢を押し付けるのはよくないので、やめましょう。
お互いにストレスとなります。
お金が貯まります
もちろん、家にもわずかながら家賃を入れますが、当然お金は貯まりやすくなります。
ひとり暮らししていた時から
- 家賃・光熱費
- 日用品(キッチン、風呂、トイレ類)
- 食費
- 白物家電(家事に関わる家電)買い替え
これだけの品目が減るわけですから、家賃を入れてもプラスです。
パラサイトミニマリストのお金・貯金の話は、別記事で詳しく触れたいと思います。
家事は基本おまかせ
家賃を入れているとはいえ、食事、洗濯の準備をしてもらえます。
有り難し。
少なくとも話し相手がいます
独り身だとしても、話し相手はいるので寂しくありません。
反対に、結婚をせっついてきますが、仕方ないですね。
私の両親にとって、話題などそれくらいしかないのです。
(今は兄弟の方に、目がいっていて自分はセーフ)
親孝行?
パラサイトシングルしていることを
「おれがまいにち、実家に帰ることが親にとって1番の親孝行」
とローランド的なことを、職場の地方出身の人に言ったとき普段は口が悪い人が
「本当にそう思う」
と言っていました。
パラサイトミニマリストの悪いところ
いくつか想定されるものはありますが、自分的にはそんなに気になりません
親がうるさい
上の通り「早く結婚しろ」みたいなやつです。
僕の場合、関係良好なので
「うるせえ、クソババア」
で解決します。
父親はアスペルガーで人間に興味ありません。
職場から距離がある / 電車通勤
これは、いちばんの問題ですね。
職場まで片道20分が、片道1時間になりました。
まあ、まだそこまで遠くなくてよかったですが。
でも、自分としてはポジティブに捉えています。
電車が長くなったぶん、“読書”をするようになったからです。
これまで、全く読書などしなかったのに。
実家に帰ってから、通勤時間だけで年50冊はしています。
ブログのインプットにも貴重な時間です。
イメージの問題
「実家住みのオトコとかマザコンじゃん?キモス」
「実家在住の女の子とか、家事できねえし、依存強そう」
「自分で稼いでいるなら、自立しろ!」
みたいな周りの声ですね。
“ミニマリスト”という視点でいいますが、
そういう周りのくだらない声に、見栄で対抗しないのがミニマリストじゃん?
ということですので、問題なし!
「単純に実家よりひとり暮らしが、いちばん自分が満足できる環境だよ」
というのもまた、よきです。
まとめ:独身ミニマリストがひとり暮らしというのは、固定観念
なんとなく、
「ミニマリストって、モノがなんもない独身の狭いひとり暮らし」
っていうイメージは、ステレオタイプだったと伝わったと思います。
実家在住のミニマリスト、ありです。
一個思うのは自分の場合、何年かひとり暮らしして戻っていますが、1度もしたことない人に対して。
自分がずっと実家だったら、ちょっとコンプレックスもあったかもと思います。
一人暮らししたことない人は、どうしても周りの目が気になる?
“1回もひとり暮らししたことないのに何がわかんの?”
みたいな話は、イラっときますが、まあ一理ある?
実際、上で紹介した記事にも<就業しているパラサイト>の悩み・問題点として
- 家事・食事づくりができない
- お金の管理能力がない(やりくりできない)
- 結婚できない
みたいな話があります。
これも基本、偏見だろうとは思います。
ずっと実家だって、料理好きはいるし、むしろコツコツ貯金してる人だっている。
でも、そういう声が気になる人は、3ヶ月単位とかでいいから、ひとり暮らししてみては?
月単位で借りられる“マンスリーアパート”に住んでみるのです。
マンスリーアパートは、家具付きですのでモノを増やすことなく住めます。
まさに、
“実家ミニマリストが、一人暮らしを経験するためのアパート”
です。
とにかく、実家ミニマリストはアリ!と伝われば幸いです。
お読みいただきありがとうございます。
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