こんにちは。
人生投資型ミニマリストのゆきたかです。
半年ほど前から「東京23区月10万円生活」なんて目標を立てて実行していたのですが、家買ったった。
家は不動産というくらい動かせないものなので、最大の買い物です。
でも私的にはむしろ、ミニマルライフが加速している気がするのでメリット、デメリットまとめます。
あと気づいたけど、ブログ始めて5年目に入りました。
何気に細々と続いてます。丸4年なので、大学生なら卒業ですね。
(私は留年で6年行ったけど)
ミニマリスト、家を買う。
かつてドラマでフリーターが家を買っていたのとは全く違う、軽い覚悟で買った。
(ちなみに、そのドラマは見ていなかったので知ったかです)
15分ほど内見して不動産屋に「いいですねー。で、いくらになります?」(買うけど、安くしろ)という感じだった。
ここだけ見るとイカれている気がするが、前提として以下の条件があるから私的にはそうでもない(はず)。
- 倹約が身についている
- 貯蓄がややあり、投資へのリスク許容度もある
- 不動産に、素人レベルとしては少し詳しい
- 正社員だから融資が組みやすい
独身だからなんも背負ってないし、実際これまでの倹約生活のおかげで数字的にもなんも背負ってないに近いと私の中では思っている。
15分の内見でと言うと衝動的っぽいが、インターネットでは色々な物件を見て内見先を選んでるし、こういうの直感も大事だと思う。
実際いい物件だと住んだ後も感じている。
もちろん(色んな意味で)穴もあるが、物件価格も抑えているので目をつぶれるレベル。
ぱっと買う意思を具体的に見せたからこそ、価格交渉もできた。
もう一つ、ミニマリストの視点としてはどうか。
金額的にも、質量的にも、最大級の買い物。
しかし、部屋が広くなったぶん、前のワンルームよりさらに部屋がすっきりしている。
(これを機にベッドとワークデスクを買ったが、部屋のすっきり感は圧倒的に増した)
でっかい買い物をしたのに、部屋を見ると前よりよっぽどミニマリストに見える。
こうなると、ミニマリストとは、なんなのか少しわからなくなってくる。
ここは個人の感覚によるところだが、物の量が少ないとして、コンパクトなワンルームか、それなりの空間を持つかで言うと、私は後者の方が(物がない空間が増えるため)開放感というか心地よさを感じるとわかった。
床掃除は大変だが。
机周りは配線でごちゃついているが、反対にここがこの家で一番ごちゃついている場所でもある。
ミニマリストが家を買う、これいかに
自分で言っといてなんだけど、これいかにと言われても、必要だったら買えばいい。
必要じゃなくても買いたきゃ買えばいい。
(今回は、最少の基準をあげたので、後者寄りではある)
とはいえ大きな買い物なので、改めて原点回帰しましょう。
目的(目標)確認というやつですね。
ところで関係ないけど、有名ブロガーのブログをよく読んでいると、どうも”行動や主義の一貫性“のようなものを、読者たちは求めているように思います。
特に、ミニマリストとかFIREとか主義強めのブログに関して。
でも、一貫性を追い求めるのは全く自由じゃないので、個人的には一貫性は不要に思います。
さて、目標確認。私は基本、金と物についてしかミニマリズムを考えていないので、それについて。
物のミニマリズム
基本は前から、変わっていない。でも、家を買ったことで、ちょっと長期的な目線が入った。
- 物の数は、少ない方がいい
- 物の数自体は追い求めない(最少を追求はしない)
- なるべく買わない→なるべく買わないが、必要を感じる物や長期的に家をメンテナンスするための買い物は、これまでより躊躇なくする(掃除用具などは揃える)
金のミニマリズム
変わりました。もともとすごい尖っていたから
- とにかく最少→ライフスタイルは追求した上で最少
この項目については、もともとすごい尖っていたので、比較的普通になった。
2021年は、コロナが大きな理由だが、全支出が43.5万とかだったようだ。
イかれている。実家暮らしで2021年だったから可能な数字。
この年は残業が多くて収入が多かったのもあるけど、手取りベースでさえ貯蓄率90%超えてますね(スタンダードな投資リターン4%計算だと、3年でFIRE達成できるレベル)。
今後は基本の生活費が、月に15万くらいを想定している。
+外出とか旅行も増えるだろうから、独身のまま変わらずであれば、2024年からは年200万くらいの出費になっていくと思う。
家を買ったぶん、固定費がずっと同じになるので、出費は安定していくはず。
ミニマリスト、家を買うメリット、デメリット
結局、人によるわけなので、メリット、デメリットも人によってしまうのだが、個人的にデメリットが少ない買い物となった(現状は)。
私の感覚も狂っているのかもしれないため、メリット、デメリットも狂ってるかもしれないが、どうでしょう。
メリット
色々あるんだけれど、ものすごく一言で言うと、私にとってコスパいい/自由に近づく。
コスパがいいのであって、最少ではないのがミソだが、まあ聞いてほしい。
- 住宅費が賃貸するよりも安くなる
- 仕事を辞めることに対する安心感が増す
- 空間に対する開放感が増す
住宅費が賃貸するより安い
まず、お金の話。
数字の話で言うと、購入したことで賃貸より75%くらいの出費で住めている。
しかも、初期費用も賃貸と大して変わらず。
数字は例だが、仮に借りたら月10万円の部屋を7.5万円で借りられている。
方法としては、コスパいい物件を頭金0で融資を組むこと。
コスパについては、買う前に月々の出費を明確に出しておく。
具体的にはマンションの場合、ローン月額+管理費+修繕積立金+固定資産税の月割りあたりが賃貸で言う賃料+管理費・共益費と同じ。
これが私の物件の場合は、賃料(その部屋を賃貸で借りる場合の賃料相場)の75%程度に抑えられている。
頭金0でも初期費用はかかるが、初期費用がかかるのは賃貸も同じこと。
(物件によるけど、私の場合は初期費用は以下の感じだった)
頭金0で銀行に融資を組んでもらうためには、言い方悪いが属性がいい必要がある。
要は、正社員(特に上場企業の)だと借りやすい。仕事は嫌いだが、せっかく正社員なのでこれを使わない手はなかった。
そして、融資へのプラスになっているかわからないが、自分の堅実性も銀行にアピールした。
仕事を辞めることへの安心感が増す
「家を持つことで、仕事をやめにくくなった…」と思うのが普通の感覚かもしれないが、私の場合、逆だ。
- 誰かの都合で追い出されない場所ができた
- 融資は一度組まれれば、月額ローンを支払っている限りその後何しようが自由
賃貸物件は、借りる側が法律で割と守られているが、賃貸人の気分で何が起こるかわからない。
無職だと、次の物件を借りるのも一苦労(いい物件は借りにくくなる)。
そしてそれは実家も同じ。両親の気分でいつ追い出されるともわからない。
そもそも、無職だったら私の性格上、実家には居づらいと感じると思う。
一方のローン。実は一度融資が実行された後は、月々のローン返済をしっかりしている限り、無職だろうとなんだろうと問われない。
じゃあ、借りる時点で上場企業だろうが正社員だろうが全く関係ないのだが、そういうものなので仕方ない(融資実行の基準がそれとか正直アホだと思う)。
とはいえ、月々のローン返済はどうするのだ、というのもごもっともだが、染み付いた倹約とそこそこの貯蓄は、そんな不安をかき消している。
(貯蓄額は、物件価格には遠く及ばないが、まあ感覚が狂っているのかそう不安はない)
空間に対する開放感が増す
そして空間の心地よさ。
広くなっただけでなく、オンボロワンルームからの移動だったので、設備類も含めすべてがよく感じている。
ここなら、ずっと快適に暮らせる感覚がある。
もう、これ以上モノを増やすことはないし(ロボット掃除機だけ買いたいが)、快適と最小の交差点を見つけた気分でいる。
デメリット
一言で言うと、生活の変化があったら多少面倒。
- もし引っ越すなら、転売したり、賃貸に出す必要がある
多少って程度ですね。今の私の感覚からすると。
要は、ありがたく結婚したりで家族が増えると変えていく必要はあります。
(一応、2人であればギリ住める部屋だとは思う)
まあでも、限りなく可能性は低いんだけれど、そんな嬉しい変化があるなら別にサクッと対応するよ。
理性よりはノリで買った部屋だけれど、23区マンションなので手放すのも大変じゃないだろうし、今後のインフレやリセールバリュー考えると金銭的にも損しないと思う(むしろ、うまく売れば得する)。
また、先述の通り賃貸で出せば、住むより高く貸せる部屋なのでその方法もある。
(厳密にいうと、住宅ローンと投資住宅ローンは異なるために、ローンの借り換えが発生してちょっと面倒なのだが)
大きいものを所有して自由に近づく
私の背景や精神性が特殊かもしれないので、共感性は薄いかもしれないが、ここまで述べた通り、家を買って自由に近づいた。
こんなのありかもと思った方は、自己責任で試してみてください。
それでは、お読みいただきありがとうございます。
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